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日柿産キャラの過去 〜純恋〜
日柿【猫猫コンビの親】
…今思えば、必然だったのかもしれない
私は、両親がいませんでした。
父親は私の生まれる前に、
交通事故で亡くなったらしいです。
母親は私が生まれる時に、亡くなったらしいです。
姉が…魅朱姉さんが、教えてくれました。
姉は、遊ぶ時間や自分の時間を削って、
バイトをして私の為にお金を稼いでくれました。
両親はいなくても、
姉がいるから寂しくはありませんでした。
そして、姉は明るくて、優しくて、
憧れでした。誰にでも分け隔てなく優しい。
大好きでした。
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私が中学二年で、姉が大学四年のころ、
親友が亡くなりました。
姉が慰めてくれましたが
悲しさは消えませんでした。
そして、次に姉が亡くなりました。
憔悴していると、学校で妙な噂が流れていました。
「あいつが関わった人間は死ぬ」
という、妙な噂が流れました。
そして、話しかけても無視されるようになりました。
近づくと避けられました。
姉がいないため、親戚の家に預けられました。
親戚が死にました。
ええ、偶然だと思いたいです。
ですが、…私の周りで人が次々と死にます。
そして、様々な中学を転々とし、
無事、卒業しました。
とある、学園に入学する事になりました。
別の親戚の元だと、死んでしまうかもですので。
私は一人暮らしをしています。
お金は千歳先生…母方のいとこに
支援していただいております。
目眩、頭痛、吐き気、嫌悪感、
時々、そんなものが襲ってきます。
辛いです。
生きるしかないです。
生きろって、皆が責めてくるからです。
自分のせいで死んだ人たちが、
夢の中で責めてくるからです。
嫌になってしまいます。
死にたいです。
死なないです。
生きたくないです。
生きるしかないです。
自己嫌悪の波です。
辛いです。
凄く、辛いんです。
誰もわかってくれませんでした。
本当に、今も、誰もわかってくれません。
**《《死にたい。》》**