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保健室にて
突然、体がくらっとした。
頭もズキズキと痛みだした。
足がふらつく。
地面がぐにゃっとする感覚がした。
「…!」
体のバランスが取れなくなる。
「なに、これ…」
「え、愛菜ちゃん!?」
なぜか遠くで有希ちゃんの声がした。
きっと、たまたま廊下に通りかかったのだろう。
バランスを保とうとしても、倒れていく体。
「このままじゃ、、たお___」
**___バタン**
私の意識はそこで…途絶えた。
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「ん…あれ、ここは?」
気付くと私は、白い天井を見つめていた。
「あっ…!愛菜ちゃん!大丈夫だった!?急に廊下で倒れたから、びっくりしたんだよ!?」
「ゆ…きちゃん…?」
緊迫したような有希ちゃんの声。
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「ここは…?」
ようやく少し意識が戻ってきた。
「保健室。今、保健の先生は、職員室で愛菜ちゃんのお母さんに電話してるみたい」
「それって…早退?」
「うん。」
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すると。
『ガララッ』
保健室の扉が開く音。
「あら、愛菜ちゃん目が覚めたの!?」
有希ちゃんが慌てて状況を説明する。
「えっと、さっき先生が電話に行った少し後目が覚めて、今は意識も戻って話せる感じです」
「ありがとう。愛菜ちゃん、体温測らせてね」
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『ピピピピ ピピピピ』
体温をメモする保健の先生を横目で見た。
なんだか、おおごとになっちゃったな…
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すると、
『ガラ』
今度は事務の先生。
「愛菜ちゃんのお母さん来られましたよ」
「お、早かったね。愛菜ちゃん、先生ランドセル取ってくるから、ちょっとお友達と待っててね」
『ガララ』
また保健の先生は慌ただしく出て行った。
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事務の先生も、お母さんのところへ行ってしまった。
多分、状況を説明しに行ったのだろう。
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すると…
『ガララッ』
え?誰だろう。
振り向くとそこに立っていたのは___