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イケメン女子に恋に落ちてしまった乙女男子~デートをしてみましょう!~
今日も練習、明日も練習
ずっとエイムをあわせて敵を狙い撃ち、ナワバリを確保し勝利する
そんなクラブの真っ最中私は屋上でエイトと話していた
「あの 一緒に出かける ことはなんていうんですか?」
「ううん… デート…いや…散歩?でもないな…///」
心の中にはデートという言葉しかない
「デートっていうんですね!じゃあ僕ヤマブキさんとデートしたいです!!」
「は?はぁ?!///」
「そ…そんな気安く言うことじゃないから!!///」
心臓がバクバクと鳴りひびく
「僕アタマ屋とかザッカ屋にいってみたいんです!
だけど僕はイカしてないのでいれてもらえなくて…
ヤマブキさんは最高にイカしているのでお願いします!!」
そういうことか…と私は頭の中を整理する
「じゃ…じゃあべつにいいぞ…!」
「やった~!ありがとうございます!!」
そして家に帰ったとたん家を出て服などを買いに行った
(あ…ヤマブキさん案外真面目派?)
--- エイト視点 ---
「ヤマブキさんとデートだ~!!」
誰もいない古いマンションで大声を出す
「はやく稼がないと…家賃が払えない…
もう2か月も待たせちゃってるや…どうしよう…」
そう不安になりつつ、ヤマブキさんとのデートが楽しみで
学校も休んでしまったエイトだった
《《デート当日》》
--- エイト視点 ---
「や…ヤマブキさーん!!」
「お!きたかエイト」
「まだ30分前だから僕の方が早いと思ってたのに…ちなみに何時に来たんですか?」
「さっき来たばっかりだよ。じゃあ行こうか」
「はい!」
きれいな街道をヤマブキさんと二人っきりで歩く
「まずはどこにいくんだ?」
「えっと~…、まずは、アタマ屋に行きたいです!!」
「そうか。あそこがアタマ屋だな よしいくか!」
がちゃ…
「こんちゃーっす…」
店員の声が響き渡る
「エイト君何欲しい?何でも買ってあげるぞ!」
「え?!べ…別にいいんですよ!」
「金欠じゃなかった?別にいいんだよ~もう何に使ったらいいか分からないし」
「じゃ…じゃぁ遠慮無く…」
これとこれと!
そしてたくさんアタマギアを買う
「た…たくさん買ってくれてあ…ありがとうございます!!」
「じゃ次はご飯にするか」
「はい!」
もぐもぐとご飯を食べる
スッとほっぺにヤマブキさんの手が当たる
「ほほについてたぞ」
そしてペロッとなめる
?!///
なんだかちょっと恥ずかしくなった
「じゃあ次はどこに行く?」
「じゃ…じゃあフク屋とクツ屋に行きたいです!」
「じゃ早く行くぞ!」
「はい!!」
そしてフク屋に着く
「ねぇねぇヤマブキさん!これとかどう思います!?」
「うん!なかなか良いと思うぞ、だがもっと明るめの色のほうが
エイトには似合うと思うぞ」
「じゃあ…これは?」
「これが一番しっくりくるな!試着してみたらどうだ?!」
「じゃあ試着してきます!」
「そうだな!」
がちゃ…
試着室のカーテンが閉まる
「き…着てみたんですけどどうですか?!」
「と…とてもに…似合っているぞ…///」
「じゃあこれ買います!!」
ふふ♪と笑う
そしてクツ屋に行き、買い物を終えた
「もう、5時ですね」
「そうだな…」
「あの…今日買ってもらったお金必ず返すんで!!」
「いやべつにいいぞ!私が言ったことなんだし!」
「あ…ありがとうございます!!」
ヤマブキさんに飛びつく
「お…おい…エイト?大丈夫か?」
「はい!うれしいです!!!」
ヤマブキさんはふ♪と笑い一緒に帰った
一つ言っていい?
エイト君、天然っ子じゃね?
ヤマブキさんデートでイケメンになりすぎじゃね?