見せつけ

「…ふん‼︎どや、俺ちょっとかっこええやろ！」 「かっこいいよりは可愛いの方が勝っとりますなぁ」 「可愛くないわ‼︎」 はーい、どもどもお馴染み？のrbrさんやで~‼︎ 今何しとるのかと言うとやな、昔着とった和服やない方の服引っ張ってきてprに見せとったとこやねん。 今のは袖が長い故、萌え袖など可愛い事が出来るが昔のはそうでもない。 袖が短いので萌え袖は出来ない。 …上目遣いは自然となるのでノーカンで。 とまぁ、かっこいい要素しかないだろうと自信満々に見せた所やっぱり可愛いが勝ってしまう様。 なぜだ。 「どー見てもかっこいい以外あらへんやろ‼︎」 「気付いてないだけでいっぱいあるで？」 「嫌な予感するからそこで口を止めろ、そうしやんと殴る」 「言う事物騒やな…まぁヾ、おちびさんの言う事やし聞いたる」 「誰がチビやねんおい"‼︎」 ちゃっかり弄りを入れるpr。 うぜぇ。 でも本体の方は顔赤くしとんのよな。 …体が赤いから分かりにくいけど。 何か他に見せれそうなものはないかと考える。 あ、せや軍服あるやん。 けどなぁ…戦争ちゃうし着る気になれん… どーしよ、俺にギャップとか無理ちゃうか？ prは結構いけそう…。顔からして結構いけそう。 何なんや、gkfr國ギャップ最強しかおらんの？？ まじキレそう、 「どうしたん、いきなり抱きついて…」 「何でもあらへんし」 「そんな拗ねとる顔で言っても説得力ありまへんで？」 「んん…ぷにヾすんな、あと拗ねてへんし」 ぽかヾと軽くprを殴る。 その様子を微かに笑いながら俺の顔をいじる。 手を払い除けては胸に顔を埋める。 表情は見えないが、頭に暖かく優しい感触が乗る。 ぐりヾと擦れば「ちょヾ、流石にそれは痛いて…笑」と半笑いの声が聞こえる。 イケメンはええよな、と嫉妬心を抱く。 「…俺どうやったらイケメンなれるん？」 「え、？？どう言う事や…？」 「俺もprぐらいイケメンなりたかったー‼︎」 「あー、そう言う事な？別にイケメンとちゃうやろ、俺」 この無自覚‼︎と言って叩く。 まじでこいつは無自覚。 俺の相談が恥ずかしく感じる。 どうやったらこいつは俺の事をかっこいいと言ってくれるんやろうか。