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【第二話】昔の話
一ヶ月前。
今日は雪山のロケをやろうとめめさんと企画する。
Latteさんとも一緒に行きたかったけれど、生憎|熱《インフルエンザ》で行けない。
「それなら雪山の頂上に登った!」とLatteさんを驚かせることにした。
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「着きましたね!」
ここは私達の住んでる芽々村にある雪山だ。
頂上までは1500m。
かなり高い山だ。
「行こ行こ!」
簡単な撮影器具と雪山に登るためのセットを入れたリュックを背負い、登山を始める。
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最初は、簡単だった。
だがしかし、そんなに簡単なものじゃなくて。
途中から天気が悪化していき、不安が募る。
「ちょっと怖い・・・。」
「聞いてない〜!」
視界のホワイトアウト。
気温の急低下。
そして、私は足を滑らせた。
「あっ!ウパさん!」
めめさんが助けようとする。
でも失敗し、2人揃って滑り落ちる。
「「あぁー!」」
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私達は人里離れた谷底にいた。
携帯で電話しようとしたがなぜか圏外。
移動しようとしても、500mは登った。
足がもう無理。
終わった?
すこしでも落ち着くために話をすることにした。
「私らが死んだら、Latteさんはどうするんだろうね。」
めめさんは少し考えて、
「シェアハウスするほどの仲ですし、寂しく、悲しくなってしまうでしょうね・・・。」
私はいい案を思いついたので、めめさんに提案した。
「幽霊になってもLatteさんと一緒にいません?」
そうするとめめさんは笑って
「え?w地縛霊になろうってことですか?w」
と言った。
そういうことなのかも・・・?
「多分、ね。」
周りを見回してもホワイトアウトしている。
私達は寝てはいけないのはわかっているが眠いので寝ることにした。
手つないで抱き合って暖かくなるようにした。
「少しあったかいね。」
その後は眠ってしまった。
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数日後。
私はインフルエンザが治った。
でも数日前からめめさんやウパさんから連絡が来ない。
とっっっても心配なので電話をした。
「おかけになった電話は、電源が入っていないか、電波のとどかない場所にあります。」
繋がらなかった・・・。
そんなときに絶望的なニュースが入った。
「ニュースです。人里離れた谷底に2人の少女が寝そべって、発見されました。」
そこに写っているのはめめさんとウパさん。
「発見後すぐに病院に搬送されましたが、`死亡`が確認されました。」
・・・・・え?
めめさん・・・・?ウパさん・・・・?
なんで・・・・・・・?
私は困惑と悲しさでいっぱいになった。