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【irxs】 nink 学パロ 桃目線
パーフェクトスマイル
触れた唇
見えない距離
桃目線
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はいっどーも!賽ノ目学園生徒会長ないこでーす!
変なテンションで始まったけど、実は今、絶賛片思い中なんですよ…約10年間の…
ちょー可愛い学園のマドンナ!!って言いたんだけど、俺は生粋のゲイなんですよね!!
小学2年生の夏から今日まで完ッッ璧に隠してきたけどね!
んで、ゲイと言うことは男なんですよ、好きになるのは…
「ないこたーーん!!」
と、静かな生徒会室にノックもしないで入ってくるこのクソデカボイスは唯一、俺のゲイのことを知ている幼馴染、If、通称いふまろ。副会長のまろだ。
「うるさい、まろ。 それよりこの仕事手伝って。」
「ないこたん機嫌悪くない?!」
当たり前だ。こんな量の仕事を押し付けられたら機嫌も悪くなるだろう。
「手伝っては、やるけどな…あ、てか、あの子のこと発展あったん?」
「えー、ないよ」
急な話題を振ってくるまろ。少し苦笑をしながら書類を渡す。
「えー!? 量多くない!?」
「俺もっと多いから、早くやんないと明日の量増えるよ」
そう言って資料に目を落とし、筆を走らせた。
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「おはよっ!! ないこ!!」
そう、耳元で聞こえたかと思ったら、後ろから全体重がかかり、前のめりになるが、すぐに体制を立て直す。
「っあにき?!?!」
目の端で黒と黄色のグラデの長髪がちらつく。少し乱雑に一つにまとめられているが、それがまた様になっている。
「顔赤いで? 熱ある?」
そう言って琥珀色の目が近づく。
「っないないないッッ!!!」
感づいている人もいるだろうが、あにき_悠佑は俺の絶賛片思い相手だ。
笑顔可愛いし、歌上手いし、料理上手いし、顔いいし、低身長だし、童顔だし、筋肉だし、あにきし、かっこいいし、長髪似合ってるし、__(省略 あと、笑顔可愛い。
もう、惚れてまうやろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
でも、俺よりまろとくっついているときの方が多いし、俺と少し、距離を感じる。
「そか…てか今日体育ないん?? えー、だる~サボろっかな〜」
「生徒会長の前でそれ言うか、、、w」
こんな何気ない会話をしている中でも俺の心臓バクバク。
表情には出さないけどねッ!!
そんなこんなしている間に、もう学校についた。
クラスは同じだから、同じ教室に入る。
「あにきーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう耳に届いた瞬間、隣にいたあにきは青色に突き飛ばされてノックバック。あにきに0.001ダメージ!!!
「おはよ〜〜」
「まろ〜おはよーな」
あにきにグリグリと頬ずりするまろ。 ずるい。
「あにき、まろ、HR始まるから早く席付きなよ」
「やってよ、まろ 痛い」
パッと手を離して、あにきは自分の席に座る。まろも席につく。
「ねぇ、あそこ付き合ってるんじゃない? 距離近すぎるw」
「えー!だよね! 絶対付き合ってそう!!」
「あそこ、付き合ってないらしいよ」
「えー??ま?! イチャイチャしすぎじゃね?w」
「もう、付き合っちゃえよッッ( (ザ◯ン)」
ほら、後ろの女 A , B , C が話し始めた。 腐女子め。
表の表情はニッコニコで先生を待つが、内心とっても苛ついている。
ッざけんなよ?! あにきの彼氏は俺や!!((??
「HR始めるぞー」
先生が入ってきたと同時に、言葉を放つと、みんながシーンと静かになった。
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昼食時
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「ねーないこ」
「なーにー」
購買で買ってきた、メロンパンを頬張るあにき、その隣で炭酸(キリンレモンのアル入ってない奴)飲むまろ。その正面で書類を片付ける俺。
なぜ、生徒会室で昼食を取っているのかは、知らないけど。 な ぜ か 生徒会室で食べている。
カフェインを取るために、購買で買ってきた缶コーヒーを口に含む。
「好きなやつとかおるん?」
「ッッ、?!/ ゲホッゴホッ」
急な質問に、コーヒーが変なところに入ってきて、咽る。
「ないこ大丈夫か?!」
急に俺が咳き込んで、びっくりしたのだろう。俺に駆け寄ってくる。好き。
「ん゙ッッ、大丈夫…」
「でさ、おる?」
どうしてもあにきは恋バナをしたいらしい。
「えー、あにきはいるのー?」
好きな人に好きな人をバラすような馬鹿じゃないから、上手く話をそらす。
「えー、俺? んー、気になってる人、は、いる、、かも…?」
俺は知ってる。 今あにきの顔が少し紅潮したのを。
あにきはこういうの顔に出やすいんだよなーーーー!!!!!!
かわいいなーーーー!!!!!!
誰だろ、やっぱ、可愛い女の子かな…
「俺言ったんやから! ないこはよ言えやッ!!!! /」
あ、照れ隠しw あにき言ってくれたし、いうか
「んー?、好きな人…いないよ?」
「はい、ダウトーーーー!!!! 嘘でーーす!これ嘘でーす!」
一瞬でバレた。なんで??
「で? 誰? まろ? クラスの奴? 後輩? 生徒会の奴?」
「なんでまろ入ってるんw」
「いつも近い、から?」
なんで疑問形やねん(w
「それより! 片思い?両思い?付き合ってる?」
質問攻め、、きつい。。。
「んー、クラスの子、片思いだよ まろじゃない。」
へー、という顔をしてまた、メロンパンを頬張るあにき。
丸い頬をもっと丸くしてもぐもぐと一生懸命食べる姿が愛らしい。
「俺ら言ったんだからさ、まろも言ってよ」
空気と化しているまろに話をふると『俺!?』と言う感じで俺を見る。 俺は言った。お前も言え。
「んー、じゃあ あにきー」
は?! お前俺の片思いと嫉妬知ってるだろ。
「I like you(発音良き)」
「俺もまろとないこ好きやでー」
無駄に発音がいい告白(?)をするまろ。それにもぐもぐしながら間延びした声で答えるあにき。さり気なく俺も含まれてるんだが。
そんなことをしている間に、あにきのメロンパンはなくなっていた。
「書類手伝ってよーーー」
「やだーゴミ捨てて、そのまま屋上で放課後まで寝るーー」
「まろは、あにきについてきますっ!!」
「不良め〜〜っ!!」
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そのまま放課後まで本当に教室に来なかった。
まろは、普通に昼休みが終わったら来たけど。
「お、ないこー! まろー! 遅かったやん!」
「あにきが早いの! てか、授業サボらない!!」
あにきは、我が道を行く人だから、周りが何を言おうとも自分の意志を曲げない。
これは、長年の付き合いでよくわかっている。
「じゃ! まろ こっちやから! ばばい」
しばらく歩いて、まろと別れる。
「じゃーな!」
ニコニコと大きく手を振って、まろを見送るあにき。
「あ、そやないこ! 今日、両親の結婚記念日で丸一日いないんよ! うち泊まり来る?」
え、なにそれ、行く。
「えー!! 行く行く!!」
「じゃ、後でうち来てなー!」
そう言って、大きく手を振って別れていった。後ろ姿でチラっと見えた耳は真っ赤に見えるが、夕日のせいだろうか。
てか、お泊り…? え? まろは誘わn(以下省略)
早足で家に帰るが、もう頭の中は真っピンク。頭の色も真っピンクだけどねッ!!(渾身のギャグ)
…はい。
早足で家に向かった。
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…只今、あにきの玄関の前です!
顔が熱くて、手であおぎながら、深呼吸をする。
今絶対顔赤いじゃん!!!!
今は、生徒会の予定を考えよう。
えーっと、明日の下校時間が15時10分で、その後に生徒会と先生で会議があって、5日後に集会があって、そこで生徒会で出し物するんだっけ、その後生徒会長の話しがあっt((以下省略
…よし、落ち着いた。今の勢いで、インターホンを押そう。
**ピンポーン**
あ、急に緊張してきた。 表面には出さないよ 俺は生徒会長俺は生徒会長俺は生徒会長俺は生徒会長俺は生徒会長俺は生徒会長俺は((
3秒程度すると、中からものすごい音が聞こえる。
「ッた‐ッ、、、、 やほ、ないこ!」
出てきたのは、頭を抑えている、苦笑いしたあにき。
「え、w なんか、、すごい音なったけど、、大丈夫?w」
「あー、大丈夫大丈夫w」
苦笑い、絶対痛かったやつじゃん!
まぁ、あにきだし、いっか(((??
「まぁ、入って入ってー!」
「ぉ、おじゃましまーす」
家に入れてもらうと、案の定、玄関に飾られている置物が床に転がっていた。
あにきは、あ、という顔をして、置物を元の場所に置き直した。
「こっちー!」
そう言って、リビングに連れ込んだ。
「あ、ゲーム! マ◯カしよ!!」
「あ!おけおけ〜〜やろ〜」
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夜(早くないよ?)
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「あ、もうこんな時間やんw」
そう言うあにき。そんなに時間は、たってないと思うが…
そう思い、時計を見ると、なんと、8時前を指していた。
「えwまじかよw早っw」
時間が早く流れるような感じで、それが面白いのか、二人で爆笑する。
「えー、なんか、食べる ? 」
「あー、マック行こ」
あにきの急な提案、別にお腹そんなに空いてないし、それでいっか。
「行こー」
そう言って、最低限の荷物を持って、部屋を出た。
「ないこどれがいいー?」
当たり前のように歩きスマホをするあにき。
あにきのスマホを覗くと、マックのクーポン画面を開いている。
「んー、あんまりお腹すいてないしLポテトとすき焼き月見とシェイク辺りでいいかな〜」
「相変わらず、大食いやな〜」
最近は、気温が下がってきて、夜は冷えるから、薄手の上着をあにきに貸してもらった。
「えー、じゃあ俺は、Lポテトとシェイクでええわ」
「そんなんでいいの?!」
流石に、少なすぎないか?
そう思っているとあにきから苦笑と同時にツッコミが返ってきた。
「お前が大食いなんや!!!ww」
二人で爆笑している時にカウンターが開いて、店員さん引かれたけど…
「あ、ないこ待ってろ! 俺行ってくるから!!」
そう言って、カウンターに向かっていった。
俺行くのに〜…
「んじゃ、俺出すわ」
「…え?」
あにきが、戻ってきたと思ったら、そんなことを口にする。
おかしいだろ。
明らかに俺のほうが高いよね??????
「いやいやいや! 俺が奢るよ?!」
「だーめー! 今日は俺が泊まりきてって言って、マック連れてきたんやから!! 俺出す!!」
普通は反対の喧嘩の勃発(?
「……じゃあ、割り勘!!これならええ?」
「え、俺が多く出す。俺のほうが多いんだから。」
呆れたような顔をするあにき。
これだけは譲れない。
「じゃあ! 三分の一俺だす!これ以上は譲りません!」
んー、絶対割に合ってないけど…しょうがない。
「…わかった、後でなにか奢らせてよ」
え、と言う顔をするが、それと同時に番号を呼ばれる。
「じゃあ、俺取ってくるね〜」
そう言って、受付に向かった。
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「うまかった〜!」
やっぱ、マックは間違いないな((
体があったまったが、秋の夜は、まだ少し冷える。
家に帰ったら暖房でもいれるか。
「なあ、ないこ…」
「ん〜?」
いつもより低い声で呼ばれ、いつも通りに返事をした。
「少し _。 変なことかもしれないんやけど…引かないで欲しい」
少し、暗い顔をしているあにきが、まっすぐ俺を見る。
それと同時に歩みが止まった。
「まじで引かないで欲しいんだけどな、俺、お前のこと好きやねん。」
「…え?」
スキ?? さみしいゲイに冗談でもそういうこと言わないで欲しい。
「本当に好きなんや。ないこといっつも近いのに、もっと近くにいたいって思ってまう…ないこがいないと、暴れたくなるし、ないこが、俺じゃない人と話してると、心に穴が開いたみたいに、感じになるねん…ないことなら、その…あの…えっ、ぇっち、とかも…ぃ、いや、や、ない し…。」
あにきの顔は真っ赤になっている反面俺の頭の中は真っ白になっていた。
あにきはなにを言っているのだろう。
学年上位の俺の頭でも、話に追いつけない。
そして、必死に言葉を絞り出した。
「え、冗談…? 罰ゲームかなにかなら、やめてよ…?」
長年の恋が実ると思えば良かったのに、俺は、あにきを疑うことしかできなかった。
「ッッ、男が、すきなんて、気持ち悪いよな…ごめん、忘れてくれッ。」
あにきは、悲痛な顔を浮かべ、その場から逃げるように身を翻した。
あにきがいなくなってしまう、そう思った瞬間、体が動いた。
「全然気持ち悪くなんかない。」
あにきの細い手首を掴むとあにきのきれいな琥珀色の目に涙が溜まっている。
そこから、きらきらとした、雫が落ちる。
その雫を親指で拭う。
「ッ、俺も悠佑のこと好きだし、悠佑とずっと近くにいたい。悠佑がいないと不安だし、悠佑が俺じゃない人と話してると嫉妬でおかしくなりそう。悠佑となら、なんでもするし、なんでもやれる。」
「ッ、ッほ、んま?」
震える声で、聞き返される。
「ほんと」
コクッと頷きながらふわっと笑うと、あにきの口元も緩んだ。
「ないこッ」
「まって、俺から言いたい」
そう言って、俺は片膝をついて、あにきの手を握る。
「二人でこれからの道、悠佑と一緒に歩んでいきたい。これからも、ずっと俺のそばにいてくれますか?」
そう、少女漫画にあるような出てくるような、キザな言葉を放つが、あにきは嫌な顔一つしないで、コクッと頷き、ゆっくり微笑んだ顔から雫がまた落ちる。
「こんな俺でよければッ、」
ゆっくり微笑み、あにきを抱きしめる。
「悠佑、愛してる。」
「俺も、愛してる。」
そう二人で告げ、柔らかい唇が触れ合った。
おはようございます!こんにちわ!こんばんわ! 僕です!(?
甘酸っぱい恋の物語って、普段書いたり描いたり読んだりしないんスよねー…
BLにハマったきっかけの小説、まじでドロドロだったからな…((??
こーゆーのも、悪くないな…
てか!みんな、ドロドロ系とかみたい?!(バチバチのblとか)
あと! これ、黒目線ばーじょん もやろうと思う!(これは、絶対書く
青さん目線も見たい人、コメントで言ってください!一人でもいたら書く!
あと、サムネ、描こうかなって思うけど、どうかな??
リクエストとかも待ってます!!!!!!
コメントに名前書いてくれたりしたら返信できるからお話したい! とかあったら、おねがいします!!!!!!
長々と話に付き合ってもらいました!
では! また! ばばい〜〜〜〜〜