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#1 さいきょーのおともだち!
「またあの若葉の下で10年後。」
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「私星羅!よろしく!」
そういって星羅ちゃんは私のとこに来た。
私の名前は黒那。
今日は小学校生活の初日。
髪は一つくくり。
黒那「えぇ?なんで急に」
全く知らない人に話しかけられて驚いた。
初めての日だから誰とも話さず終わると思ってた。
星羅「えっとー、雪宮黒那って言うんだ!」
私の名札を見て星羅ちゃんは言った。
星羅ちゃんは席が近かったからきっと私に話しかけたんだよね。
でも、なんかこの子となら気が合う気がする。
黒那「うん……!星羅ちゃんよろしくね!」
色々気になるな……
星羅「そのキャラクター好きなの?」
私の持ってる猫のキャラクターの筆箱を指さした。
黒那「うん!大好きなんだよ!可愛いから!」
私は笑顔を絶やさずに話し続けた。
授業を受けて5分休みになっても話し続けた。
ずっと仲良しでいたいなぁ。
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星羅ちゃんとは家がちょっと遠いから家が近い幼なじみの白ちゃんと遊ぶ。
白瑠「家にようこそ!」
白ちゃんは男子だけど幼稚園のときから仲良しだ。
黒那「ゲームしよ!」
白ちゃんはゲームと運動が得意。
そこで13時から17時まで白ちゃんの家で遊んだ。
楽しかった。
けど、なんか足りない。
こうなるのはこの時が初めてだった。
星羅ちゃんと話している時はそんなことないのにな。
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夜ご飯の時お母さんに友達ができたことを言った。
黒那「今日おともだち出来たんだ!」
私はその事を話し始めると自然と笑顔になった。
お母さん「そうなの!?どんな友達?」
私はなんて言おうか迷った。
黒那「んー、一言で言うとさいきょーのおともだち!」
私はこれからの未来は見えないけど星羅ちゃんとらやっていけるって思ってる。
小学生なのに言葉が大人っぽいのは気にせずにでお願いします……