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beau monde
殺し屋のお話だけどポジティブで明るくて今回は血とかそういう表現出てきませーん!
ご安心を!
ここはとある殺し屋組織、beau monde。
フランス語で「美しい世界」
邪魔者を掃除し美しい世界にしようというなんともサイコパスな名前だ。
だがこの殺し屋たちは他の殺し屋たちよりも一味違うと裏で有名になっている。
これはそんな殺し屋たちの物語…
プロローグ(?)
「りふー」
「なあにー?」
「指名、入ってる」
「うわ、まじかぁ!?」
「まじまじ。行ってらあ」
「行きたくないぃ…立夏、薬ちょーだい」
「はい、どーぞ」
目の前ではうちの看板娘・李歩がステッキを持って重そうな足を引きずって歩いている。
仕事に気乗りがしないようだ。
うちは殺し屋組織。
殺し屋リストの中から自由に殺し屋を選んで指名し相談した後殺し屋が仕事をすると言うシステムでやっている。
僕?ははは、組織にこもって薬と毒を作ってるだけの引きこもり立夏ですよ。
吹き矢の矢に毒を塗ったり。
回復薬だって作れるんだ、どやぁ。
「立夏?何ドヤってんの?」
「あ、アロさん」
「薬プリーズ、寝不足だわ」
「あー…睡眠薬でもいります?」
「お前の睡眠薬は強すぎるからやだ。…なんか安眠できる薬ない?」
「じゃあ薬ってかアロマの方がいいですかね?ラベンダー持ってきます速攻で調合しますね」
僕はここのリーダー、イニティ様にもらった大事な大事な植物園への扉を開ける。
「ふんふふ〜ん」
「なんか、ラベンダーの色味もあるのか知らんけど、怖い」
「えぇ?怖くないですよお。…はいどーぞ」
「怖いわ…ありがと」
アロさんは走って出て行く。
どうやらあれは仕事のしすぎじゃなくてゲームのしすぎのようだ、きちんと寝ろ仕事のために、とでも言っておいた方がよかっただろうか。
「おーいりっか、全員しゅうごーう」
「うぇめんd…今行きまーす」
何個か薬と毒をパーカーのポケットに入れる。
きっとお得意さんだろう。
僕は走り出した。
今日中にキャラ紹介もあげときますねー!
立夏くんたちをよろしくです!