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君日々 第二話
転校初日という事で見慣れない紺色の制服に試行錯誤しながらなんとか着終えた。
『今回の学校の制服、無駄に豪華だな…』そんなことを考えつつ、階段を降り、履き慣れた白いスニーカーの紐を結ぶ。
「行ってきまーす!」
ドアに手をかけ出来るだけ大きな声を喉から引き出した。元々声が小さい為か、相当声を張らないとリビングまで聞こえないらしい。とほほ…
ガチャン。ノブから手を離すと鉄と鉄がぶつかり合う音がしてドアが閉まった。
自転車に乗り、教えて貰った道を突き進む。
自転車に乗って坂を下ると、くたびれた髪がふわっと宙に舞う。
その瞬間が、俺は大好きだ。
あの日、大好きだった女の子とやったことの一つだから。
なんて、話したらきっと引かれるだろう。
俺だって忘れなきゃとは思っている。
でも、初めて好きになった女性というのは中々忘れられないものだ。
誰だって一生忘れることはないだろう。
相当時間のあいた二話☆ww
やばいっすねw語彙力無さすぎる☆