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ソリチュードとディスペアー #2
??『迷いの森』にて――。
??「結局はここか……無様だなぁ……」
?「何が無様ですって?」
その時、背後から女の声が聞こえてきた。
??「いーや。過去の俺がとんでもなく無様だったもんでな………久しぶりだな。八雲紫」
紫「あら、まだ覚えていたのね。私の方はあなたの名前すら覚えていないというのに」
??「ははっ。お前ババアかよ……と言いたいところだがこれだけの時が流れてんだ。忘れていてもおかしくはないさ。ま、俺は八雲が生きていたことに対してビビってるけどな。どんだけ長寿なんだ妖怪とは」
紫「妖怪の女に年齢は尋ねないほうが身のためよ」
??「知ってるさ」
紫「………どうして戻ってきたの?」
??「ん?」
紫「どうして幻想郷に戻ってきたのか聞いてるのよ。『何も守れなかったから俺はここにはいれない』とか言っておきながら」
??「まだそれ覚えてたのかよ……………向こうのセカイに居た時、やっぱりこっちのセカイじゃないと自分を受け入れてくれる奴なんて誰も居なかった。何度だって頑張ったさ。いろんなセカイを旅したさ。でも、やっぱり俺を……俺自身を受け入れてくれたのは此処だけだったからな」
紫「そう……あなたにとって此処が心地よいもので良かったわ」
??「で?」
紫「で?とは?」
??「今このセカイ……幻想郷では何が起きてるんだ?おそらく八雲が話しかけてきたのもそれが関係しているんだろ?」
紫「正解☆」
??「早く言え」
紫「相変わらずあなたはセッカチと言うかなんというか………今幻想郷では何者かに操られるという異変が多発しているわ。霊夢は無事だけど魔理沙とルナが……あとはわからないわ」
??「なるほどな……まずは博麗神社に行くぞ。後、あなたって呼ばれるとなんか違和感すげーからもっかい名前言っとくが、俺は”レオ・ディスペアー”だ」
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レイラ『博麗神社』にて――。
レイラ「まずは……剣技かな…」
レイラ「スペル発動『永久銀斬』」
霊夢「ちょ、待ちなさいよ!!それ反則!!」
レイラ「そんな事言われてないし、弾幕ごっこなんでしょ?だったら良いでしょ。弾幕見せつけて戦うだけなんだからタヒななきゃいいでしょ」
霊夢「はぁ……わかったわよ『霊符 夢想封印』」
レイラ「『レーティングスター』」
霊夢「それだけで夢想封印が弾かれるわけ……!?」
その瞬間弾幕は弾かれた。
レイラ「もらい!!スペル発動『前方注意』」
霊夢「くっ……スペルカード発動『夢符 二重結界』」
レイラ「文面だけに注目してちゃ駄目だよ〜?」
霊夢「どういうことよ…!?ってあ……」
レイラ「はい。三発ヒット〜!!」
霊夢「はぁ……まあ合格よ。色々話も聞きたいし、中に入って頂戴」
レイラ「うん」
紫「それはちょっと待ってくれるかしら?」
霊夢「紫!?結界の修理は大丈夫なの!?」
紫「それは藍たちに任せておけば少しは大丈夫よ。それより、レオも含めて話をして頂戴」
霊夢「レオですって!?はぁ……わかったからさっさと藍たちのところへ行きなさい。レオにもレイラを紹介しないと……」
レオ「ってことでよろしくな〜!!」
レイラ「あ、えっと……よろしくお願いします」
霊夢「互いの自己紹介も中でやって頂戴」
レイラ「は〜い」
2025/05/20 記述 文字・・・1392字 一言・・・やばい、感動曲聴きながらやってたから頭ん中ゴチャゴチャwww