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マジで 人様に 関係ないです
俺は おれの 顔が 好き 。
だって 造り物 で 整ってるから 。
黄 「 太ってきたかな … 、 顔周り 」
今まで 見るのが 嫌だった 鏡も 、 今や 何処にでも 持ち歩く 。
中学生の頃 、 死ぬほど 頼んで 、 バイト してもらって 、
その時 貯めた お金 で 造った この顔 。
憎くなんて 無い 。
黄 「 今日も 俺の 顔 完璧 ッ !! 」
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俺の 家には 人は 居ない 。
皆 死んだ 。
姉も 母も 父も 。
一家心中 らしい 、 俺だけ 生き残った 。
国の 補助金で 暮らしてる 。
緑 「 今月 、 全然 残ってね ー 、 」
腹 いっぱい に 食ったことがない 。
ガリガリ だ 。
もう 高校生 。
イケメン だったら 歌舞伎町 辺りの 夜の店 にでも 働きたかった 。
でも 女の子 が 嫌がる顔 代表 みたいな 顔 してる 俺 。
緑 「 今日の 俺も ブッサイク w 」
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黄 「 今日さ ッ 、 この後 カラオケ 行かない ? 」
こんな 整った 俺でも 、 友達は そんな 居ない 。
だから 、 嫌でも 一緒に 居る 。
緑 「 … ご 、 ごめん 、 今月 金的に 無理や … 、 笑 」
苦手だ 。
すぐ 遊びに 行こうと する 。
でも 友達が 居ないから 、 此奴を 突き放したら 独りに なる 。
緑 「 ごめんな 、 ッ 笑 」
黄 「 … 、 」
あぁ 、 そんな 顔 出来るんだ 。
綺麗な 顔で くしゃ っと 笑うんだ 。
なんにも してない くせに 。
黄 「 あ 、 俺こそ ごめん 、 また 明日 、 ~ ッ !! ( 走 去 」
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黄 「 はぁ 、 ッ 、 はぁ 、 ッ 、 ( 座 込 」
駄目 、 駄目だ 俺は 。
黄 「 はぁ ―― ッ 、 はぁ ―― ッ 、 … うぇ ” ッ 、 はぁ 、 ッ ( 吐 」
気持ち 、 抑えなきゃ 。
彼奴 なんて 気にしちゃ 駄目 。
黄 「 、 も … 、 むり 、 … ッ ( 泣 」
彼奴が 、 怖いよ … 、 。