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声をかけてくれてありがとう
小さな「ありがとう」。
皆さん、夏休みに親切作文を書いたりしませんか?
小さな出来事でも、貰った恩は忘れないものですよね。
私が中学3年生の時、受験期で疲れていたせいか道端で転んだことがある。
皆、見てみぬふりが上手いなーと周りの大人の反応を見て思った。
でも、同じ年ぐらいの男の子が声をかけてくれた。
「大丈夫ですか?」
「あ、すいません。大丈夫です。」
「謝らなくていいよ、悪いことしてないでしょ?」
「通行の邪魔をしてしまったので…」
「邪魔って思う奴、性格悪いやつだ!」
周りに聞こえるよう、大きな声で言ってくれた彼はどこか誇らしく、かっこよかった。
「わざわざ声をかけて下さり、ありがとうございました。」
「うんん。今度は転ばないように足元気をつけて。」
そう一言言い残して去っていく彼の後ろ姿を、ただただ見つめることしかできなかった。
声をかけてくれてありがとう…
疲れている時ってネガティブになりがちですが、きっと周りの人は支えてくれていると思います。
一言でもいいので、相手も、自分もハッピーになれるおまじないを言ってみませんか?
「ありがとう」を。