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文スト太中 さよならと、告げて。
**死ネタ注意**
死ネタを書けるようになりたいのでこういうの増えるかも?
太可哀想?
バンッ
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中也…ッ!?
あ゙…?
だ…ざい…か…ッ
どうしたんだ中也!?
何故こんな…ッ
手前には…関係ぇ…ねぇ…ッ
バタッ
中也ッ!?
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…ッ
--- 何故、こんな事になったんだ? ---
--- 何故、中也は瀕死だった? ---
--- 何故、防御が出来ていなかった? ---
--- 何故、 ---
太宰くん
__はっ__…森さん…
…なるべく最善を尽くしたが、もしかしたら…永遠に目覚めないかもしれない、
…ッ
きっと、中也くんは全員倒したと思い込んで油断してしまっていたのだろう、
あの子にはよくあることだ、
僕が…ッ
僕がもう少しでも疾く着いていたら…ッ!
太宰くん、
この世には運命と云うものがあるんだよ、
私達は、中也くんは、今その運命を辿っている
__だから…ッ!__
だからなんですかッ!?
撃たれる前に着いていたら…ッ!
太宰くんッ!
ッ…!
…今は、中也くんが起きるのを待つしか無いんだ
こうだったら、なんて、思っても無駄だよ
…ッ
君の気持ちも判る、でもそうするしか無いときもある、
大変なことでも今一番合理的なことをするしか無いんだ
ッ…すみません、ありがとうございます…
---
病室
中也、
…ッ
何故、君はそんな事になってしまったんだい…?
…中也、
私は、君がどうなっても受け入れられる自信がないよ、
意識が戻ったって…死んだって、
森さんは、頑張ってくれたからもういいんだ、
…少なくとも僕は同仕様も無いし、同仕様も出来ない
運命を受け入れることだって…
…ごめん、ちょっと席を外すよ
少ししたら帰ってくるから…
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--- そこから中也が起きず、1ヶ月 ---
--- e^y ---
どうしたの森さん?
…着いてきなさい、|見せたいものがある《見せなければならないものがある》
…はーい
---
入りなさい
失礼し…ま……
--- なにもない、純白のベッド ---
ここには、中也くんがいた、
今朝確認をしたらいなかった
どこに…ッ!?
中也は…ッ!
落ち着きなさい、もう既に中也くんを捜索させているよ
直に見つかるはずだ
…ッ
そう云えば、中也くんの机にこれが置いてあったんだが…
一応渡しておくね、
…手紙…ッ?
|首領《ボス》!
、!
どうした?
…中也さんが見つかりましたッ!
ッ!
今どこにいる?
それが…ッ
---
---
---
ちゅ__う__…や…
…ふむ、そういうことか
森さん…?
何か…
中也くんはきっと、太宰くんを悲しませたくなかったのだろうね
死んだことがすぐ伝わるより、行方知れずになったほうが…と
そんな…ッ!
どっちでも…僕は…ッ
中也くんなりの、最期の配慮じゃないかな、?
ッ…
おや?
ここにも手紙のようなものが…
ッ!?
嗚呼、これは繋がっていたんだね、
きっとこれも太宰くん宛かな?
__…中也__
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だッ…ざい…
ッすま…ねぇ…
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--- 済まねえ、太宰 ---
--- 油断して弾、当たっちまったんだ ---
--- 俺は、死ぬ ---
--- 済まねえ ---
--- じゃあな ---
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--- さよならと、告げて。 ---
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1475文字 ノルマ達成
手紙で終わるパターン好きすぎて笑った((
タイトル回収的なの出来そうだったんで、やってみた
不自然過ぎ泣けてくる
見てくださりありがとうございました〜