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File2-1 夜桜は華を咲かせる
沙鬼「私の番、なの、?」
早い、
もっと皆んなとお話ししたいのに…
カナタ「まぁでもまだ時間はある。今のうちに皆と話をしておれ。」
かなち様ぁ…!!✨
沙鬼「はいっ!」
私は皆んなとお話をすることにした
剣夜「零」
振り返るとけんくんとくるくん、らんくんがいた
沙鬼「皆んなっ!どうしたの?」
狂流「剣夜が一緒に話しかけようって」
剣夜「狂流殿、それを言わないでくれるか?」
沙鬼「おぉ!くるくんすごい真顔〜!w流石無の鬼!いいね!」
剣夜「いや、あの、おい聞け」
けんくん意外と可愛いな〜♪
藍晶「零番様、頑張って。生きて、戻って。」
らんくんが私の目を見て言ってくれた
沙鬼「うんっ!ありがとう!」
剣夜「…とにかく、生きて帰れよ、カナタ様の為にもな。零」
なんだかんだけんくんも応援してくれてる…!
沙鬼「けんくん!あったり前だよ!」
沙鬼「かなち様の為にも負けらんないね!」
私はドヤ顔で言ってみせた
けれど、この3人あんまり感情面に出さないから冷たい視線で見られる
沙鬼「…他の人の所行ってくるね〜、w」
ちょっと恥ずかしかった!!
沙鬼「あっ!」
あの見た目は…ひょうちとくるちだっ!
沙鬼「ひょうち〜!!」
氷華「沙鬼、遊ぶなら後で遊ぼ。」
氷華「わたくしは今からカナタ様のところに行くから」
…え?
沙鬼「ちょっとひょうち〜!?」
行っちゃった。
胡桃「うふふ、沙鬼様は今日も元気ですわね〜」
くるちが笑いながらこっちを見る
沙鬼「くるち〜!!ひょうちが酷いんだよぉ!」
胡桃「まあまあ、氷華様もカナタ様に何か用があったのでございましょう」
沙鬼「そっかぁ…」
それならしょうがないか…
胡桃「もうすぐ行かれるのでしょう?頑張ってください、応援していますから。ニコッ」
沙鬼「ありがとう!くるちっ!」
よーし、後は誰かな〜♪
黒鬼「沙鬼か?」
あっ!黒鬼っちとえんくん!
焱堂「沙鬼じゃん、もうすぐだっけ?いいなぁ…俺も早く戦いに行きてえよ」
沙鬼「頑張ってくるね!」
黒鬼「1人でも多く殺すのじゃぞ」
んーあんまり殺したくはないんだけど
沙鬼「うん!分かってるよ!」
焱堂「まぁ頑張れよ、応援してるわ」
2人に手を振って私は寮の方へと歩く
幽矢「あ、あの…沙鬼、さん…」
沙鬼「あっ!ゆうくん!」
幽矢「い、一応僕も、その…挨拶しておこうと、思って、、」
幽矢「が、頑張ってください、、」
わざわざ来てくれたんだ!
沙鬼「ありがとうっ!頑張るね!」
後は…あの2人かな?
沙鬼「いたいたっ!しづくん!しかち!」
死灰「さっきー!もうすぐだっけ?お別れやだよぉ…」
うぅ…そんな顔されると私も辛くなるよぉ…
止月「死灰、そう言っても沙鬼殿が困るだろう。すまないな、迷惑かけて」
沙鬼「そんなそんな!堅苦しいの好きじゃないからやめてよ〜!」
やっぱり皆んなと話すの楽しいなぁ…
行きたくない、な
はぁ…
でもかなち様の為だもん
頑張るしか、ないよね
堕炎「あれ、沙鬼?だっけ」
あ、この人たちって…
亜流「あっ!サキじゃん!やっほーw」
亜流「あぁごめんね!うちらはカナタ様の研究仲間なんだ〜」
そうだった!人が多くて分からなくなっちゃうんだよなぁ…
沙鬼「そっかそっか!」
堕炎「…なんか沙鬼思い詰めたような顔してたぞ?」
え、嘘
沙鬼「そんな顔してたかなあ?」
堕炎「あいつら殺したくねえの?」
うっ
当てられて少し黙ってしまう
沙鬼「ま、まぁ…あんまり好きじゃないんだよね、」
沙鬼「私、あの人達とお友達になりたいから」
亜流「友達?」
あれ、友達って知らないのかな…
沙鬼「友達はね〜家族みたいなやつだよ!」
亜流「家族、ね…」
なぜかあるちは辛そうな悲しそうな顔をする
亜流「…ねえ、サキ!うちは、友達?」
沙鬼「え?うん!もちろんだよっ!!」
そう言うとあるちは明るい笑顔を見せる
亜流「へぇ!嬉しいなぁ〜!」
亜流「ずっとずっと、仲良くしようね〜!サキ!」
沙鬼「うんっ!!」
お友達できて嬉しいなぁ!
あ!
沙鬼「だっくんも友達なろっ!」
堕炎「は?いや、俺は…」
沙鬼「だめ?」
私はだっくんをじーっと見つめると、
あーっと下を向いて
堕炎「…あんまり言いふらすなよ」
そう一言だけ言ってくれた
---
カナタ「ふんふーん♪ここはこうで…」
ん?今何をしているのかって?
カナタ「この装置作んの難しいのう…」
子供達に付ける小型カメラを作っておる
これを使うと、こちらとあちらで通話を繋げることができるのじゃ
沙鬼は寂しがり屋じゃ
こういうのがあると会話もできるし、サポートもしてもらえる
便利なやつなのじゃ!!
えーと、、
カナタ「……飽きたな」
まぁやるんだけどな
カラフルピーチ、、
絶対に、
カナタ「許さない…っ」
---
《ちょこっと裏話〜⭐︎》
--- File1-1より ---
カナタ「…どうじゃろうか、、圧迫感というか恐怖を与えられるものになっているだろうか、、」
殺芽「それにどうして私たちが相談に乗らなければならないのです?」
カナタ「良いではないか〜!なぁ大丈夫か!?」
悠斗「あー、、多分大丈夫っスよ!」
殺雅「多分…はい、」
カナタ「3人とも〜!!💦」
じゃぱぱ達に送った動画はカナタが一生懸命撮影したものだった
ちなみにあれはテイク5です
なぜボツになったかというと…
『テイク1』
カナタ「この鬼達がお前達を殺しにかかる」
カナタ「全て倒して、わしのところに辿り着くまでどれくらいかかるのか…」
カナタ「いや、その前に……」
カナタ「__えーっと、、あっ__」
カナタ「力尽きる!!…かもしれぬな、w」
黒鬼「誤魔化せぬぞカナタ様」
『テイク2』
カナタ「まさか、あれでゲームが終わったとでも?」
幽矢「ひいっ!?」
カナタ「ちょ待て待て待てそれは駄目じゃ、はいやり直し」
幽矢「ごめんなさ…っ、ポロッ」
焱堂「あー泣かせたー」
カナタ「…え、これわしが悪い?」
全員「100%!!!」
『テイク3』
カナタ「この鬼達がお前達を殺しにかかる」
カナタ「全て倒して、わしのところに辿り着くまで…」
藍晶「へっくし」
カナタ「おおくしゃみか…大丈夫か?」
藍晶「大丈夫、ごめん、もう一回、やろ」
氷華「これいつまでやるのですか?」
カナタ「完璧になるまで」
死灰「時間かかりそう…w」
『テイク4』
カナタ「この鬼達がお前達を殺しにかかる」
カナタ「全て倒して、わしのところに辿り着くまでどれくらいかかるのか…」
亜流「おいダエンっ!!!サボんじゃないよおおお!!!!」
堕炎「だーかーらー、休憩だっつってんだろっ!!」
狂流「…あーあ」
止月「これは…」
カナタ「…」
胡桃「やってしまいましたね…」
カナタ「すぅぅぅ…」
剣夜「お二人とも…」
カナタ「ーーーーーーーー!!!!!!!!!!💢💢💢」
堕炎&亜流「ーーーーーー?!?!?!💦💦」
堕炎&亜流「許してえええええええええええ!!!!!!!!!!」
全員「どうかご無事で…ニコッ」
そんなこんなで1時間掛かったそうでした
ちゃんちゃん⭐︎
なんか最後ギャグになっちゃった⭐︎
まあ良いよね(?)
おつなこ!!!