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女子生徒A 最終話
林沢レオ
その日が来た。
誰もが校長の話を退屈そうに聞いていた。緊張する。
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時刻は午前9時37分、乾は不安を浮かべた顔で座っている。カメラは段ボールの隙間から録画中を知らせる赤い光を発している。
司会の教師が締めようと話を収束へ終わらせていく。
私は立ち上がった。
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ステージへ上がると全校生徒の顔が見えた。
ポケットには拳銃。451×2の眼が私を見つめる。
「さよなら」
私は引き金を、弾いた。
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その途端、まわりの音や人の動きが止まった。
私はこれで良かったのだろうか。
もっと生きなければいけなかったのではないか。
なぜ兄が死んだことが、私が自殺する理由になるのだろうか。
こんなことしない方が良かった。
今からでもやめればいいのではないのか。
なら。
私はどうなる?
死に物狂いで手に入れた拳銃は当然規制対象だ。
一年潰してそれは、あまりに酷いのではないか。
乾を脅していたことがバレたら?
瀬川と関口の2人が私のせいで捕まったら?
私はどうすればいい?
死にたくない。
引き金は引いたし、生きていてもいいことがない。
どうすれば?
なんとかここからどうにかできないか。
結論はすぐに出た。諦めるしかないのだ。
私が言いたいことを言い終わらないうちに私は死ぬだろう。
乾、騙してごめんね。
瀬川と関口の2人には感謝しても仕切れません。
兄貴、もうすぐそっち行くから、私の目につくところで待っててね。
神様お願いします、地獄ではあんまり私に酷い事し
Ending:vinyl/King Gnu
Thank you for reading.
See you.