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ないものねだり
むーちゃ
とある学校で…
立佳「あーあ。お金が欲しいなあ。」
比奈「愛情もらってるっていいなあ。」
立佳「いや、どう考えてもお金のほうがいいでしょ」
比奈「愛情受けてるのが当たり前だからそう思うんだよ。私は…受けたことはない。」
立佳「お金があれば愛なんてちょちょいのちょいでしょ!なんでもでき…」
比奈「そんな簡単に言わないで!!」(勢いよく机を叩く)
比奈「私だってできてたらやってるよ…」(泣き出す)
立佳「比奈…ごめ」
比奈「触らないでよ!!最低!ずっと我慢してたのに…!」
立佳「比奈…」
比奈「私の名前を呼ばないで!もういや!さようなら!」(教室を飛び出す)
立佳「…比奈…やっちゃった…」
---屋上で…---
比奈「立佳のバカ!私…私も愛情が欲しいのに…!」
(屋上のドアが開く)
立佳「…ひーなっ♪どーしったの!」(リズムはいいが声はくらい)
比奈「なんでいるの!もう来ないでって言ったじゃん!どっか言ってよバカ!」
立佳「…いや。」(一瞬俯くが顔を上げる)
比奈「立佳のバカ!私の気持ちも知らないくせに!離れてよ!もう…これ以上我慢できないよ…」(大粒の涙をこぼしながら言う)
立佳「……」(比奈に一歩ずつゆっくり近づく)
比奈「な…何!?何するの?まさかここから私を…!離れてよ!死にたくない!」
立佳「………ごめんなさい!」
比奈「今更謝っても無駄!私はもう許す気はないの!絶対に!」
立佳「……」(床に膝をつけて頭を下げる)
比奈「え…ど、土下座⁈ い、いやでも…許す気はないから!」
立佳「ごめんなさい!ごめんなさい!ほんっとうにごめんなさい!」(床に何度も頭を打ちつける)
比奈「…もういいから…もういいよ…!私あなたを許す!」
立佳「比奈…!ありがとう…!」
比奈「だからさ、」
立佳「うん!」
比奈「一緒になろう!《一緒に死のう!》」
立佳「え?」
比奈「これならお金に困ることもないし、2人だけしかいなくて悪いニュースも何もない。」
立佳「え?え?」
比奈(立佳の手を取り飛び降りる)「これでわたしたちずっと一緒だね!」
立佳「あ…あは…あははは!そうだね!2人はずっと一緒だね!」
``グシャ``
「おい!人が落ちたぞ!」
「無事か!?」
「キュ、救急車!救急車を!」
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ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、
みたことのない機械が奏でる小さな音。
不思議な匂い。
ここは…病院?
あのあと私たちは下にあった薔薇の茂みに落ちて棘の傷と軽度の打撲だけですみ、助かったみたいだ。
あれ…私どこから落ちたんだっけ…誰と落ちたんだっけ…そもそも落ちたんだっけ…?
何も思い出せないや。看護師さんによるともう1人は別の部屋にいて精神が死んでおかしくなったんだって。
「おかしくなったから落とされたの?」
看護師「それは…言えないの。」
ふーん。まあいいや。この機械を外してっと、会いにいこ…う…あれ…シンゾウがおとなしくなってきて…トマッチャッタ。アレ?カラダガカルイ。トマッタハズナノニ。ワタシタチズットイッショダカラ、モウヒトリモラクニイッテアゲヨ。ワタシタチハイッショッテヤクソクシタンダカラ。
考察ができます。