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薄闇世界を超えていけ
能力がすべての世界。1〜100のレベルの中での上下関係。
な世界です。
今日、俺は歩いている。桜の舞う坂道。生まれて初めて桜を「美しい」と思ったのかもしれない。俺は今まで、家族と呼べる存在がいなかった。孤独。幼かった俺には重すぎた感情。そのすべてをここで、洗い流す。
新学期特有の騒がしい教室。1ーE。ここが俺の教室になる。学校は全寮制だ。卒業するまでは住むことができる。家も売り払った。
チャイム音。
「ご入学おめでとうございます」
「早速ですが、行事について説明します。学年末に私立シュプリーム学園との対抗戦があります。準備するにあったっての注意です。一年生は第1実戦室が使えます。使用するときは今日これから決める班で行動するようにしましょう」
班を決めるか。嫌だな。あの頃はまだ10にも満たなかった。クラスの中で一人だけ残った孤独。誰にも誘われなかった辛さ。思い出してしまう。
どうせ今回も俺一人、残るだろう。希望も持っていない。
「おい、組もう」
は?は?はは?はあああああああああ?
いま、俺は話しかけられた。あまりのイレギュラーに頭がくらむ。
やっとの思いで頷いた。
「入れて」
二人が入ってくる。合計4人、班ができた。他の班も次々に決まっていく。
「その班は、卒業までの3年間、ずっと変わりません」
3年間ずっとこの方々か。いいかもしれない。
俺は、素直に嬉しさを噛み締めた。
初です。結構たどたどしいとは思いますが、読んでくださった方ありがとうございます。