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奇病戦士と危険の手術
そして恵梨佳は間をとって言葉を吐き出した。
(恵)「リベリカの手術、80%の確率で失敗するリスクがあるって。そのうち50%は死ぬ可能性だもん。」
・・・え?手術をしたら4ぬ・・・?僕は思わずドアの前で固まった。気づけば胸のブローチ型の飾りを握ってた。恐怖で足が震え、頬に涙が伝っていくのも感じた。
『トトトトト』すると何かの足音が聞こえた。淡い緑のキツネと白黒の猫。秋斗の連れていたみんととるあまのこあだろうか。なんだか 2匹の可愛げな瞳で気が緩み、僕は座り込んだ。同時に安堵の涙が出てきた。
(桜)「あっ!」(彼岸)「リベリカ?!」
すると秋斗とるあまが走ってきた。こんな自分を心配してもいいのか?と思っていると、責任者室のドアが開いた。るあま達の切羽詰まった声を聞き、こちらを確認したのだ。
(あ)「リベリカ?!まさかきいてたの?!」(恵)「っ・・・!」
もうバレたと思い、僕はこのことを言った。
(リ)「ごめん。あやめ、恵梨佳。全部聴いてた。僕の手術がほぼ死ぬって。」
(みんな)「!!!!」
(あ)「・・・ごめん。リベリカのいる前で堂々と言っちゃいけなかったよね。」
(恵)「まあ言わずに手術を受けるよりはマシだと思うが・・・すまん。」
(あ)「・・・とりあえず、休憩部屋に行ったら?」
(リ)「その方がいいかも・・・いってくる!」
みんととこあを抱いている 2人を横目に僕は部屋へと向かった。
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リベリカが去った後、恵梨佳さん(たしか)が部屋に戻ったため、あやめさんと俺、るあまと秋斗だけになってた。俺の腕では、こあがこっちを見ているが、俺はこあの純粋な瞳を今は見れなかった。何よりリベリカの手術の話がずっとつっかえっている。
(彼岸)「・・・今の話は本当なんですよね、あやめさん。」
(あ)「そ。まぎれもないじじつ・・・」
(桜)「あの、手術の予定って・・・」
(あ)「・・・2しゅうかんごやなぁ。」
( 2人)「・・・!」
2週間後・・・まあ完全に死ぬわけではないが彼の手術で、俺を救ってくれたリベリカはいなくなる・・・
胸が熱くなる。・・・すごい嫌な予感がする。
・・・やだ。
「う"・・・い"だいっ・・・っ"!」
俺は目から涙・・・ではなく金平糖より一回り大きな星型の固形物が溢れ出た。そして激痛で、こあが腕にいることも忘れて、床に崩れ落ちた。
(あ)「え・・・?!るあくん?!💦」
(桜)「るあま・・・」
(鈴)「っ!るあま?!」
この声を聞く感じ、鈴蘭もこっちにきたみたいだ。
(あ)「っ?!この涙の形って・・・!」
・・・気付かれた。
(あ)「まさかるあくんって・・・」
(鈴)「そうなんです。」
(桜)「るあまは奇病にかかっています。名前は・・・」
(3人)「「「『星涙病』・・・」」」
その俺の奇病名は、今の激痛の中でもはっきり聞こえた。
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一方僕、リベリカは休憩室で休んでいた。ここは、精神系の奇病患者兼研究員の休みの場だ。
僕は好物の甘めのバイオボトル紅茶を飲んだ。
(この世界ではペットボトルの代わりにバイオボトルがあります!;fat主)
なんか安心した・・・
(?)「リベリカ?ここにいるの珍しい。何かあった?」
すると同僚の1人が声をかけた。後僕にはバレバレだが、後ろには、るふもいる。・・・もう言うか。
(リ)「あ、綺露・・・ちょっと聞いて。」
(雛)「はぁ・・・いいよ。(ニコッ)この私。雛罌粟 綺露が聞いてやるからさ。」
どもっ!過去1微妙なタイミングで終わったほこみんでう。
この小説って、元々戦闘系の小説の予定なので、こうやって日常系(?)の小説が書けんのなんかありがてえ()
つきみやもたまに日常あったとはいえ、なんか近未来系世界線の小説ならではの感じというか・・・
まあとにかく自分でも世界観は気に入っております(ネタ切れたんk(
まあてことで、次回・・・・・お楽しみn(((((
後毎回FRありがとっ!