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詐欺師のオンパレード#1
はな
教室で愛を伝え合う二人はやっぱりクラスの中で一番輝いている。
「愛してるよ、神楽、、、。」
「私も大好きだよ、ひーちゃん、、、。」
指を絡め、濃密なキスを交わす。
唇が離れた瞬間観衆たちが騒ぎ出す。
「やっぱあそこのカップルはお似合いだよね、、、。」
「それな。学年1の美男と学年1の美女の幸せな光景を見られて幸せだよね、、、、」
二人は目を合わせ恥ずかしそうに笑う。
あることさえ知らなければ二人はこのまま世界一幸せなカップルだったのかもしれない。
ある日、日彩は神楽を家に呼んだ。
玄関先につくと、神楽はふと写真が目に入った。
「この方はひーちゃんのママ?」
「そ、そうだけど?」
「私のママにそっくりだなぁーって思って、、、」
そういいながら神楽はスマホを取り出し、家族写真を見せる。
「確かにめちゃくちゃ似てるな、、、、。顔のパーツの位置も全部一緒、、、。」
「双子だったりしてー笑」
「そんなわけあるかよ、、、。」
笑って過ごした、、、、。
「母親もそうだけど、俺ら顔似過ぎだよな、、、、。」
「そうだよね、、、、」
「そうだそうだ!この間写真整理してたらひーちゃんと一緒に写ってる写真があってさぁ、、、。それが保育園のときなんだよね、、、?」
「俺らって保育園一緒じゃないよな、、、」
「どーゆーこと、、、?」
二人は薬局へ向かう。そしてレジで店員に渡したもの、それはDNA検査キットだった。