公開中
僕が嫌いなあの子は僕のことが好きらしい
これは僕の実話が半分入っています。
ご注意下さい。
後、お口が悪いです....
※名前とかは変えております(当たり前)
ちなみに主人公は僕。「らき。」でお送りします。(笑)
他にもクラスメイト役でらきんちメンバー、モブさんが出てきますよー
らきんちメンバーの今回の設定
皆同じクラス。
凛 : それなりに仲良い友達
葵 : いじめられっこで莉緒とも仲が良い
律 : らきの莉緒が来る前に一番仲良くしていた友達。今でも仲が良い。
「転校してきた|近江莉緒《おおみりお》です。よろしくお願いします!」
眼鏡をかけたその子はそういった。
ほら、よくある漫画みたいに、人1人通れるくらいの間を通してその子は隣の席になった。
*「よろしく。莉緒ちゃん。」
「...!よろしく!」
____なんか興味が沸いたからやさしくしてみた。
まさかこんな奴だなんて思いもしなかったよ......
---
「らき~、あのさ」
「どうされた?www」
それから僕達は、仲良くなってクラス公認の親友になった。
そんなある日、事件が起きた。
「莉緒はやってない!!!」
大きな声が廊下に響いた。なんのこっちゃと律と共に教室へ向かう。
喧嘩。
らしいけど、いつもと様子が違う?
凛が言うには葵が|亜夢《あむ》にいじめられてたのに首突っ込んだらしい。
いつもの僕だったら「あほらし。」の一言で終わる。だが、友達が喧嘩しているのだ。しかも1対5で。莉緒が1人で亜夢と取り巻きの5人だ。
でも、でも、僕は____
亜夢『なんでお前も来てるの?』
*「ぇ.....だって、」
亜夢「私のおかげでクラスに入れてるのに、私に指図するんだ。」
*「.......ごめん、」
亜夢『そうだ。らき。嫌われてよ♪』
*「は、?」
その日から、友達を見失った。
仲良くしてた友達も、
隣の席の女の子も、
皆。皆。友達じゃなかったみたいに、どんどん僕から離れてく。
怖い。怖いよ。莉緒ちゃん。
君が僕みたいになるのが。
でも、でもさ______
「何してんの。」
気付いた時には声が出ていた。
さっきまで亜夢がどうだ、莉緒がどうだと五月蝿かった教室が静まり返る。
それからの僕はいままで溜め込んでいたものを全て吐き出した。
「.....お前さぁ。なんでも自分の好きなようにできると思ってんの?バカなの?死ぬの?カワイソスwww
あ、ごっめ~ん☆
そうだよねぇぇ、バカだからそんな低い沸点なんだもんねぇぇぇぇ( ´≖∀≖`) 」
「......で?それでいままで上手くいってると思ってたの?計画性のなさは命取りになるって言われなかった?言われてたよね?人の言ったことちゃんと聞かないからこうなるんだよ?自分が一番だと思ってんのかなんなのか知らないけどさぁ?」
『|僕の時と《いじめ方》変わってないんだねぇ?w』
---
律曰く、
「ハ〇キュー!!の某及〇さんと月〇を混ぜたみたいな煽り方だった」
らしい。
例えが分かりにくいんよなぁ。一部の人にしかわからないんよ。
それから亜夢のいじめはなくなった。
まぁ証拠を残す杜撰ないじめ方してるからだよね。ざまぁ。
問題はこれだ。
莉緒ちゃんが離れなくなったこと。
ずっとくっついて来てめんどくさいから最初は優しく
「莉緒ちゃん、僕も1人で遊びたいんだけど、」
って言ってたけどまったく効果がなかったから、少しきつめに言ってみた。
「僕以外に友達作ったら?」
中学校いったら僕いないし、今のうちだと思ったんだけど.......
「莉緒のこと嫌い....?」
「また、1人.....?」
って言われて断るに断れなかった。
だがそれが命取りになったのだ....
どれだけ過去を悔やんだことか....!!!
---
現在
「らき~」
ぎゅッ
*「ちょ、やめて。暑苦しい。」
「莉緒のこと嫌い....?」
*「嫌い。( ^∀^)ニコォ」
「チッ、通じないか」
*「往生際悪いなぁ....」
「だって、友達いないし」
*「だから作れって言ったじゃん????」
「めんどい。」
*「僕はお前がめんどい。」
こんなかんじで今日も嫌いな莉緒ちゃんをよける方法を探しています。