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エレクロ 本編 第6話「閉ざされた学校」
前回文字数やばかったかな..........?
読みにくくてすみませんでした........
どれくらいの文字数がいいのか........
あと展開がおかしい気が...........
**本編 第6話「閉ざされた学校」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
フレイ
ミズリー
_________________
2人が向いた窓の向こうには、いつもと違う景色が写っていた。
夜以上に暗く、一目見ただけで、すぐに異常事態だと分かる。
だが、何故こうなったのかは現時点ではまだわからない。
レッドたちも、戸惑いが隠せないようだ。
レッド「俺たちにとって........最初の..........`〝異変〟`......なのか......?」
レイラ「......え?......異変?........何の、こと.......?」
レッド「昨日の話を覚えていないのか.....?神獣たちが言っていただろ.....?」
レイラ「しん.......じゅう..........あっ!エレメンターとか......?」
レッド「そう、エレメンターとなったら、異変を解決するという........」
レイラ「.....つまり?」
レッド「今起きていることは、きっと神獣たちが言っていた異変だ」
レイラ「........さすがに.......そんなことは......」
目の前の現実.....といいたいところだが、普通に考えたら非現実的なこの現状、
素直には受け入れられない。しかし、エレメンターという限り受け入れるしかない。
フレイ「.......早速、異変の始まりか」
ミズリー「嫌な予感がすると思ってたけど......こういうこととはね」
レッド「........し、神獣......!?」
フレイ「全く、フレイと呼んでくれて構わないぞ?」
レッド「じゃぁ、フレイ.........これはまさか.......」
フレイ「ご明察の通り、これは異変だ」
レイラ「......むぅ.......」
フレイ「君たちにとって最初の任務だしな。俺たちも同行させてもらうよ。
まず、今の状況を整理しよう。他の生徒、教員たちの様子は?」
レッド「みんな、息はしている。ただ、返事とかはなくて」
フレイ「ほう......意識を失うというより、眠らされているような感じだろう」
レイラ「そう、なの?」
ミズリー「さっき学校全体を見てきたけど、そんな感じね」
レッド「じゃぁ、俺たちのすべきことは......?」
フレイ「分かっているだろう?エレメンターとしての責務を果たすんだ」
レッド「これを.......終わらせるには......」
ミズリー「もちろん、元凶を何とかするしかないわね」
フレイ「その元凶によって、ここはもう “閉ざされた学校” と化してしまった。
外側にも強い結界が張られている。完全に外と内を遮断しているようだ」
レッド「その元凶をなどうにかしろ、ってことか」
ミズリー「そうよ。それじゃ、レイラは私と、レッドはフレイとね」
レイラ「.......え?」
フレイ「それぞれ別々に行動していくってことだ。やることを覚えるためにな」
レッド「.......分かった、いこう」
__そして、レッドたちはそれぞれ別になって行動することになった。
いよいよ、自分たちの番なんだ、という思いを胸に。
今、2人エレメンターの力を見せるときだ。
◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇
それぞれ別になって行動し、レイラたちは校舎内、レッドたちは校庭に来ていた。
レイラたちは改めて学校を調査しながら、レッドは結界をメインに状況を調査する。
レッド「ほんとだ.....これがあるから外が暗く見えたのか......」
フレイ「うん、結界で間違いないだろう。だが、よくここまでできたな......」
レッド「......人の、仕業.....?」
フレイ「そうだ。このようなことができるのは`〝あの組織〟`だけだからな」
レッド「.....組織.....?あぁ、なんか言っていたような......」
フレイ「よく覚えているな。これはきっとその人員だろう」
レッド「よし、外の状況は分かった。校舎へ戻って元凶を探そう」
フレイ「そうだな」
レッドたちと同じように、レイラたちも状況を調査し終わって、元凶を探し出す。
だが、こんなときに限って、学校の構造が仇となる。
レッドたちが通っている高校は、他校と比べると、比較的広い造りとなっている。
入学したての頃は、すぐに迷子になる、迷宮のようだった。
しかし、これがこの学校の魅力だ。様々な分野において、手の幅が多い。
__そして、その異変は向こう側からやって来る。
最初に現れたのは、レッドたちのいる場所のようだ。
その場に、光を飲み込むような暗い煙のようなものが立つ__。
|竜牙兵《スケルトンゴーレム》「.....Luuuurrrrrrr......Guuuaaaaaaaaa..........!」
骨だけでできた人形の.......顔の部分だけ動物の牙でできたような見た目をした、
謎の生物が、突如煙の中から姿を現す。
誰でも分かる、自然と寒気を感じさせるようなオーラを出していた。
そして、床を唸らす程の鳴き声とともに。
レッド「.....何だこの声....耳の奥に響く......」
フレイ「ほう.......**|竜牙兵《スケルトンゴーレム》**だな。あいつを見たのは久しぶりだ」
レッド「こっちへ来るぞ!?」
フレイ「うん?君はエレメンターだぞ。あんなやつに怯える必要はない」
レッド「........でも、あまりにも気味が悪い!!」
フレイ「やつのランクは**〈F〉**だ。1番弱い位だぞ?」
レッド「らんく........?なんだそれ.........」
フレイ「.......ふぅ、また随時説明する必要があるな」
レッド「ど、どうする......?」
フレイ「そうだなぁ........まずは、準備といこうか」
レッド「...........え?」
レッドの服が、闇の静寂に溶け込むように、淡い光をまとい始める。
やがて、最後に眩く光ったあと、その光はおさまった。
その後、目を自分の服へと向けると、そこには不思議なものがあった。
何か特殊なものを感じさせる、何とも言葉では表せない服装だった。
炎を連想させる色と、模様が入っているということだけが目で確認できる。
それに、肉眼では確認できずとも、体が感じるものがある。
体全身に、何かが流れている......... 体の底から、何かが湧いてくる。
__と、そう体が言っている。
レッド「........これは.........」
フレイ「着心地はどうだ?それは**『スキルスーツ』**だ」
レッド「スキル.....スーツ........」
フレイ「君の体には、多少であれど、炎のエレメントが流れている。
イメージとしては.....魔力という表現の方がいいか?
これはその流れを良くし、任務の効率化を促すものだ」
レッド「.....そう、か..........」
フレイ「まぁ、要はエレメンター専用の戦闘服ってことだ。あまり気にするな」
レッド「おぉ......!」
フレイ「それと、あと1つだな.........」
フレイは再び慣れたような手つきで、また光の中から何かを取り出し始めた。
__それは、剣だった。いや、確かに剣だが、普通とは違う。
正真正銘の、神が創った武器.......**`〝神創兵器〟`**と呼ばれる__。
フレイ「四大神器が一柱、炎の神剣......**『|神託す冠華の灼焔《フレアノヴァ》』**だ」
レッド「ふれあ........のば.........?」
なんだ.........あれは.........剣だよな..........?
レッドの頭の中には、もうその感情しかなかった。
その神剣は、天より遣わされたかの如く眩き光を放ち、
刃に宿るは万象を貫く真理の力。見る者すべてが膝を折り、
言葉を失う神威がそこにあった。
剣とは思えぬ静けさの中に、何千年もの時を超えてなお色褪せぬ威厳がある。
それはまるで神の息吹が形を成したような、触れることすら憚られる神聖さだった。
フレイ「では、神直々に命じようか。
レッド、この神剣を以て、俺に君の力を見せてみるがいい__ 」
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--- **「今まで紡がれてきた、あの`“|想い《人》”`のように__ 」** ---
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**本編 第6話「閉ざされた学校」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「待って、今気づいたんだけどこの更新ペースだいたい月イチじゃ....?」
レッド
「あぁ〜確かに。ちょうど約5ヶ月前から始めてたもんな」
作者
「1ヶ月に1話....?オワッテルッテ(^ω^)」
レッド
「たまに『もっと早くこのサイト見つけられたらぁぁ!!』って言ってたよな」
作者
「マジでそう思ってる.....」
レッド
「まぁまぁ、続けてるだけいい方だよ。すぐ失踪するよりかは......ね」
作者
「ほんと......ここまでこれてるのは見てくれてる皆さんのおかげです........!!」
レッド
「作者に付け足して.......これからも俺たちをよろしくな!」
レイラ
「よ〜ろ〜し〜く〜!!(ง⁎˃ ᵕ ˂ )ง⁾⁾」