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【もしペ4主が…。】
⚠︎本作ネタバレを含みます。
▽
とても自己嫌悪に陥った。
俺は、どうしてペルソナ使いに?
自分だけ覚醒もなく、ペルソナを付け替えられて…
嫌だ。
…とても、辛い。
俺は、テレビのインタビューに答えた。
「こんにちはー!少しお時間いいですか?」
▽いいですよ。
「今、何の音楽を聞いてるか____。」
花村からは危機感持てと少し怒られたが、その時、
「落ちるかな」
としか考えられなかった。
その夜。
足立さんにあって…そこから。もう覚えてない。
▽
起きたら、マヨナカテレビの中…らしき所にいた。
周りは綺麗な黒百合に囲まれていて。
そして、テロップ風の物に
「感激間違いなし!?覆し!鳴上心のあり場所探し!」
とあった。
あぁ、これが俺の…心の、裏側?
▽あ、ぁ…あはは、
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プルルルルッ
「お、おい!里中!」
「あ、!?花村!今の見た!?」
「おう、急いでジュネスに集合させろ!」
「う、うん!」
「おーい!、皆んな!」
「遅いクマ、!センセー、が…」
「とりあえず状況を整理しましょう。」
「直斗…」
「あたし、信じられない…」
「私も、」
「天城、りせちー…」
「でも、テレビの中ってのは確定っす…、」
「…助けに行こう。」
「そうクマ!ヨースケがリーダーになっていくクマよ!」
「あたし、しっかりナビするから!」
「僕も手伝います。」
「あたしも、どーんって、助ける!」
「私も役立たないかもだけど…助けたい!」
「俺も、あいつのおかげで助けてもらったんだ。」
「行くぞ!」
『おー!!!』
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「とりあえずパーティ組もうぜ。」
「ここに何のシャドウがいるかによりますけど…」
「俺と、天城、完二…それから千枝だ。直斗とクマはここでりせちーといてもらって、」
「わかりました。」
「待ってるクマよ!」
「私も、頑張る…」
「俺、しっかり頑張るからな…」
「鳴上くん…」
「あたし、ナビ始めるよ!」
「おし、行くぞ!」
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「見つけた!10階にいるよ!ここは…天楽のテベル、だって」
「天楽…」
「…」
「行きましょう、先輩、」
「あぁ…そうだったな。」
「待って!シャドウが近くにいる!」
「待ってください…この感じ、嫌ですね。」
「直斗!高速移動してきたぞ!?」
「あ〜…よかった、打撃に弱くて…」
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「鳴上!」
「鳴…上、くん、?」
「鳴上く…!」
「鳴上先輩…」
【花村side】
鳴上は、心なき人形のように倒れ込んでいた。
全てに絶望したような、瞳をして。
「おい、鳴上!助けに来たぞ!」
でも、俺が助けなくちゃ駄目なんだ!
だって、『相棒』なんだから!
そしたら、天井から鳴上の影が降りてきた。
【主side】
あれが、俺の影。
「あ、陽介。」
「お前…、鳴上の影…!」
「いいよなお前は。小西先輩だっけ?死んで。」
「…は、」
「俺は覚醒の余地もなく、急に付け替えれるはワイルドやら…、特別扱いはもう嫌なんだ。」
「そんな、相棒…、だから、お前は…、あ、」
▽…ありがとう。影。…お前は、お前なんか。
「やめろ!、あぁ、鳴上!」
▽お前は、俺じゃない。
「うん、認めた。」
「あ、相棒!!!」
俺の意識は途切れた。
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「私はあなた。」
「あなたは私。」
▽俺は?
「しーらない。」
「、はァッ!」
俺は夢を見た。
夢を見た。
悪夢。
鳴上が…
後味が悪く、テレビをつけた。
「感激間違いなし!?覆し!鳴上心のあり場所探し!」
「…は、鳴、上…ッ?」