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透明な約束
紫の空に 浮かぶ想い 誰にも言えない
深い願い 静かな夜に そっと染まる 孤独さえ
美しく見えた
白い風が 頬を撫でる 優しさだけで
涙がこぼれた 言葉じゃなくて
ぬくもりで 心がほどけていく
違う色の私たち 違う場所で 夢を見て それでも 同じ空を 見上げていた
透明な約束が 私を繋いでる 目に見えないけど
確かにある 紫も白も 茶も緑も蒼も それぞれの光が
重なって ひとつの歌になる それが 私たちの絆
茶色の午後に 静かに揺れる 誰かの言葉が
背中を押す 迷いながらも 歩いてきた その足跡が
今を支える
緑の葉が 風に踊る 癒しのように
心に触れる 過去も未来も 包み込んで 希望へと
導いてくれる
違う色の私たち 違う形で 輝いて それでも 同じ歌を 口ずさんでいた
透明な約束が 私を繋いでる 目に見えないけど
確かにある 紫も白も 茶も緑も蒼も それぞれの光が
重なって ひとつの歌になる それが 私たちの絆
蒼の空に 夢を描く 冷たいようで
熱を秘めてる 誰かの声が 遠くで響く
それが 私の道しるべ
透明な約束が 夜空に灯る 色の違いが
美しさになる 紫も白も 茶も緑も蒼も それぞれの光が
重なって ひとつの歌になる それが 私たちの絆 永遠に 消えない
「ねえ…あのひとたち、なんにも言ってなかったよ。」
「でもね、なんか…いっしょにいるって、わかったの。」
「ちょっとだけ遠くて、でも、ぜんぜんバラバラじゃなかった。」
「ママが、“だいじなことは、言わなくてもわかる”って言ってた。」
「うん。きっと、あれが――とうめいなやくそく、なんだと思う。」