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ヒーローという名の悪党 参加募集
まだまだ参加募集中です!
サンプルボイスがあると嬉しい!
「また部下が死んだの?」
奥から、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「あぁ。」
私はそれだけ言った。
「…そう。」
声をかけてきたのは、ボスの右腕のラン。ヒーローに親を殺されたらしい。大分地位の高い彼女だが、フレンドリーだ。
「…ヒーローも気遣いがなってないよな」
私はいつも皆を笑わせるように、そう言った。いちいち、死人に手を合わせる余裕なんてものはないから。
「そうよね。それに、今日もまた部下が1人戦いに行くらしいわ」
「ボスは、なんで止めないんだろうな」
一瞬、表情が曇りかけた。でも、いつもの笑顔に戻った。
「ボスもボスなりに何か考えてるのよ」
「…だと、いいけどな」
私はそう言って、的の真ん中に釘を投げ刺す。
「相変わらず、百発百中ね」
「そうか?ありがと」
ランと私は、他愛のない会話をして過ごしていた
あともう2人か1人きたら、文字数増やします!