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人外シェアハウス!#1
ここは、人間の町。でも…ほら、あそこを見てみて。あの子供は人外。
こっちの人も人外。人外は、基本、人に紛れて生活してる。皆人間に化けて、
普通の生活を送ってる。ほら、貴方の友達も…なんて、ね。
そんな人外たちのシェアハウス…貴方も一度、見学に来ませんか?
…うふふ。申し遅れました、私、このシェアハウスのオーナー、
天野 零 (あまの れい)と申します。では、個性豊かな人外たちと、存分に
楽しい生活を送ってください‥‥
あっ、言い忘れてましたが、ここは、基本人に紛れて暮らす、人外たちの家。
くれぐれも他言は致しませぬよう…この決まり事のみを守ればだれでも入居可能でございます。
ゆめゆめお忘れなきよう…ご注意ください…
ミナサマこんにちは~!人外シェアハウスの管理人、零です!
う~ん、朝からいい気分!一体今日はどんなことがあるのかなっ!
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今日は、朝からおなかすきまくりですぅ…なんでも、王様の隊の隊長が病死してしまったそう。
だから、喪に服していますぅ(泣)食事からお肉がなくなるなんてぇ…というコトで、協会に向かっています。協会につきました。速いですね。というコトで、受付を済ませ、中に入ると…
???「お待ちしておりましたわ。」
零「うっわぁぁ…」
中に入ると、とても綺麗で美しくて麗しくて凛々しいシスターさんがいた。
そして一緒にお祈りをして、話をした。とても気の合うし、優しい人だなぁ…
楽しい時間はあっという間に過ぎ、帰える時間になりました。
???「また来てくださいね。」
零「ハイ!ありがとうございました。」
そういって、スキップしながら家に帰った。
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次の日。
夕飯の買い物をしに、市場へ行くと、路地裏から何やら声がする。
零「…?」
行ってみることにした。
すると、路地裏には…何人もの倒れている男と、その人たちをめっちゃ殴ってる女の人がいた。
零「えっ」
つい、そういってしまった。すると、
???「…!」
見つかったゼ☆
???「子供…?何見てんだよ?」
零「いや、路地裏から声がしたものですから…」
と、ビミョーに目をそらす。
すると、女の人の後ろから男が殴りかかろうとしてきた。
それをよけた女の人の目深にかぶったフードがおちる。
パサ…
‥‥その人は、昨日の麗しいシスターさんだった。
零「…え、シスター、さん?」
びっくりして、殴りかかってきた男をタコ殴りにしているシスターさんに聞く。
シスター「…ああ。昨日のチビか。」
零「チ…」
ショックを受けていると、シスターさんが言った。
シスター「わかったならさっさと退散しろ。お前みたいなチビが関わっても良いことはねぇ。」
零「‥‥‥」
シスター「おい?さっさと行けよ…」
ガシッ(シスターの肩をつかむ。)
シスター「え?」
零「私たちのシェアハウスにぜひお越しください!あなた、人外ですよね!」
目をキラキラさせて言う。
シスター「お、オイ…アタシは嫌だぞ…!というかなんでわかった…」
零「来ないならケーサツに今見たことを言うけれども?」
シスター「う…」
零「慰謝料とか払わないとだめですねぇ?裁判も起こるかもですよ?」
シスター「ぐっ…」
零「近所中に、いや、この国全体に噂が広まりますねぇ?」
シスター「う~、」
零「そしたら、もう外国に引っ越すしかないですよね?」
シスター「でも嫌なもんは嫌d…」
ドォン!メキィッ!(路地裏の電柱を殴ってひしゃげた音)
零「さぁ、どうするんでしょうねぇ?」
零「ウチに来れば警察に通報しないと約束しますが?」
シスター「ッチ、(舌打ち)い、行くよ!行けばいいんだろ、行けばぁ!」(ヤケクソ)
シスター「おい、チビ。」
零「私はチビじゃないです。」
シスター「いや、チビ。」
零「私には 天野 零という名前があります!」
シスター「じゃぁ、チビ。」
零「なんでぇ⁉」
シスター「アタシには、シスターさんじゃねぇ、シャルルってなまえがある!」
零「じゃぁ、これから、よろしく。シャルル!」
シャルル「急に呼び捨てすんなよ!」
零「良いじゃないですか~!」
シェアハウスに、また愉快な仲間が加わったようです。さぁ、明日は何があるのかな。
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ちなみに、シャルルをスカウトした理由はギャップ萌えらしいです…(笑)
次の話に残りの人たち出るよ!(多分💦)
零の言葉攻め恐るべしW
じゃぁ、また次の回で!低クオでゴメンナサイ。じゃぁ、
「おつめめ~!」
シャルルの詳細設定
https://www.tanpen.net/novel/36b59d52-b795-49ba-b0d5-ee03966fc7dc/