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劇場『愛』歌
コメ欄見て「え、これマイナー曲なの?」ってなった
ンなわけあるかよ
こんな神曲
知ってない
聞いてない
待ってない
「きっと持ってっちゃったんだ」
言い訳の塊を
そっとさ
辛くないようにしゃがんだら
水溜りに映る、
自分に嘘を吐いて
知らん顔の『僕』がいた
言いたいけど、
見返したいけど 、
ずっと待って何も成してないような僕じゃ
きっともう呼吸さえ出来てない
泣きたくなるような
くだらない文句ばっかり覚えてる
「…未だ」
消えそうにないくらいのさ
あの感じは
切り取って
笑っていたいのに…
「|君のせいだ!《僕のせいなんだって》 」
もう考えたくもないよそんなのは
足して引いて出すだけの感傷を振りかざして
あの日描いた『それ』が終わる前に
あの日書いた|消せない願望《ハッピーエンド》さえ色を失っていく
あぁ
太宰「変わっちゃったね」
って
|馬鹿みたいに笑ってさ《僕の気も知らないで》。
違う
信じたい
待っていたい
僕をもっと伝えたくて、
そのくせに臆病で。
知ってない
何がしたいかもわかってない
もう|期待《呪い》さえ置いてって逃げ出せば
「楽だろうな」
|言いたい《弱音》
とか
|見返したい《期待》
とか
そんな声を
「ちょっと幼稚だ」
って
笑って流してしまえたら。
どうしようもない
聞こえないなんてもうわかりきってる
「あぁ」
ずっと続くと思っていた
|あの感じで《あの頃を》
|夢だ《どうせ》って妥協しちゃう前に
嘘みたいに
¿?「私をわかんないで 」
ってほら残念そうな目で値踏んじゃって
媚び笑ったあの時の僕も
「死んじゃえばいいよ…」
馬鹿みたいだ
「君もそうなんだ」
|冷たい観衆《僕の所為で》なんてもう見ないでいたい
ほら |ピンスポットも外れた《もう自分の物じゃない》
|シートに座ってさ《命を抱えてさ》
あぁ 今思い出してみたって
僕らはすぐ|それ《記憶》を淘汰していく
どうにも眩しすぎた|舞台照明《光の世界》も全部
きっと|君《太宰》のせいだ
嘘をついた。
逃げたかったんだ。
止まない心臓音が嫌で笑ったって、
只信じたいだけの僕らの|劇場愛歌《一冊》
惨めなんだ
ずっとそうなんだ
|消えない願望《無理な期待》なんかもう見ないでいたい
あぁ
違う
「僕のせいだ」
全部そうなんだ
ってもう考えないでいたいよそんなのは
|0+1-1=0《足して引いて出すだけの感情》も|君《僕》のせいだ
馬鹿みたいだ
「|きっと忘れない《君の夢は僕が叶える》」
なんて
「|またね《きっと》」
なんて
ねぇ
|今ならもういいかい? 《もうあきらめてもいいかい?》
あぁ
まだ
まだ
まだ
君だけが知っていた。
でもそんな君はもういない。
必死に書き上げたそれは、
僕の所為で変わってしまった現実を変えるためだけの。
君は知らないで。
僕のエゴだけど、
ずっと苦しんできた君くらいには
本来通りのハッピーエンドを迎えてほしい。から