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The Misfit Gear〜ハマらない歯車〜 1話
カービィ、ボクはやっぱり、
キミがニガテだナァ…
むしゃっはぐっごくんっ
「カービィタベルのハヤイヨォ〜」
「おいし〜い!」
「そんなに食べたらお腹壊しちゃうのサ☆」
「おなかこわれちゃうの?」
「お腹がどんどん膨らんで、大爆発サ☆」
「えー!いやだ!でも、もっともっとも〜っとたべたときは、ばくはつしなかったよ?」
「冗談なのサ!」
「やめてよ〜!」
「ヘイヘイヘーイ!」
「〜っ!」
その場に合わせてニコッと笑う。
ソレがあまりにも悲しかった。
前はあんなにからかっていたのに、何もからかえない。
ボクがカービィに話す隙もなく、マルクはカービィをからかう。ボクよりも口が上手いからだ。
マルクだってボクと同じようにカービィを裏切った。でもなんでこんなにも仲が良いのか。
わからない。
マホロアもくる?
そんな言葉が前はあった気がする。
もう覚えていない。
どうしてもあの2人の仲に入れない。
入りたいのに。
いつもカービィが嫌がる方法でしか気付いてもらえない。
お陰でボクは傍観者になった。
ボクの事が嫌いになったの?
ボクの事が嫌いだった?
マルクの方が好き?
ボクよりも好き?
ボクよりも…?
もう嫌だ。
一人になるたびに胸が苦しくなった。
ギュッと胸が締め付けられた。
黒い、どろどろとした感情があふれてくる。
こういうのは、魔力にもなる。
だから、最近は魔法が制御できてない。
「ボクとカービィは、トモダチでも何でもなかったのカナァ…」
「—————————————ッッ!」
「ウワアァァァァァァッ!」
誰もいない部屋で一人、泣いた。