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友達
ネクロノミ子のエイミコ(エイタとミコ)です。12話最高すぎた。エイミコどっちも記憶あるの・・・ええやん。カンナちゃんの記憶がなかったのは悲しかった・・・
チクタクマンとの決戦も終わり、世界が元通りになるそうだ。
ハンターJOE「始まるぞ。再生が。」
ケイさんもおっさんも不思議な光に包まれている。俺もじきにこうなるのだろうか。
・・・早く、舞由に会いたいな。
世界の再生は、長いようで短かった。俺は真っ先に舞由の病室に向かった。
ミコ「舞由!」
舞由「・・・・・・ん・・・」
ミコ「あ・・・!」
舞由「・・・長い、夢だったなぁ。」
ミコ「うっ・・・ひっ・・・ぐすっ」
舞由「・・・?ミコ・・・泣いてるの?」
ミコ「・・・今日だけだよ。二度と泣かない。」
舞由「・・・ふふっ」
舞由の体は元に戻った。クトゥルフとの別れも・・・まあ、名残惜しくは・・・ある。
数日後・・・
ピロンッ♪
ミコ「ん・・・?」
(誰からだろ・・・)
あれ・・・?
ミコ「エイタ・・・!?」
舞由「どうかした?」
ミコ「いや・・・あ、そうだ。俺、今夜出かけるからな。」
舞由「・・・?うん。わかったよ~」
"今日の午後7時に○○駅前広場"
エイタ「・・・よお。」
そこにいたのは眼帯を付け、メガネをかけた男だった。見覚えのある顔だ。
ミコ「エイタお前・・・厨二病、拗らせすぎたのか?」
エイタ「ちげーよ!!」
ミコ「で、なんだよ。急に呼び出して。」
エイタ「・・・今日だけは・・・奢ってやる。」
ミコ「・・・急にどうした?」
エイタ「い、いいから行くぞ!///」
(ファミレス)
ミコ「なあ、今日本当にお前の奢りなの?」
エイタ「・・・そうだけど。」
ミコ「へえ~奢りねえ。」
エイタ「・・・あ!!!ミコ、予算決めるぞ予算!!」
ミコ「チッ」
ミコ「いただきまーす。」
エイタ「・・・ちょっとは遠慮しろよ・・・」
ミコ「奢りなんだろ?だったら俺が遠慮する理由ねーじゃん。」
エイタ「お前なあ・・・」
ミコ「・・・そーいやさ、お前、なんで記憶残ってんだ?」
エイタ「知らねーよ。」
ミコ「その片目って・・・」
エイタ「チクタクマンに切られた。」
ミコ「はぁ!?」
エイタ「タワーディフェンス、やっただろ。あの時俺はお前らに負けた。敗北の対価で持ってかれたんだよ。」
ミコ「ああ・・・アルデバランだっけ?」
エイタ「・・・やめろ。あれはもう俺にとっちゃ一生もんの黒歴史なんだよ・・・」
ミコ「まあ・・・わからんでもないな。星食の戦士アルデバラン君。」
エイタ「やめろぉぉぉ!!!」
ミコ「あはははっ!!」
ミコ「は~・・・笑った笑った。」
エイタ「お前・・・覚えとけよ・・・///」
ミコ「わりぃわりぃ。」
エイタ「・・・///」
ミコ「・・・・・・高校は?」
エイタ「辞めたよ。」
ミコ「・・・いいじゃん。」
エイタ「・・・なーんもよくねーよ・・・あいつらから逃げてきたみたいで癪だし・・・」
ミコ「あいつらって・・・いじめっ子か?」
確かこいつはいじめっ子を殺したはずだ。・・・行動力だけは大したもんだ。
エイタ「そうだよ。あーあー・・・もっかい瀕死になってくんないかなー」
ミコ「・・・また殺ろうと思ってねえだろーな・・・?」
エイタ「流石にもうしないよ。世間にばれたら今度こそまずいからね。」
ミコ「・・・絶対に真面目に生きろよ。」
エイタ「はいはい、わかってるって。」
ミコ「怪しい・・・」
エイタ「人殺すのも結構勇気必要なんだよ?」
ミコ「そんなことで勇気使いたくねえよ・・・」
エイタ「・・・だろうな。」
ミコ「・・・いきなりで悪いんだけどさ・・・ちょっと聞いてもいいか?」
エイタ「何を?」
ミコ「お前って友達いるn」
エイタ「お前!お前・・・わかってて聞いてんだろ!!」
ミコ「いやあ・・・再確認みたいな・・・」
エイタ「ご存じの通りいませんよ!クソが!」
ミコ「ははっ・・・そこでそんなかわいそうな星食の戦士アルデバラン君に提案がある。」
エイタ「殺す!!!」
ミコ「落ち着けってww・・・エイタ・・・俺が今日からお前の友達だよ。」
エイタ「・・・は?」
ミコ「地球を救った記念・・・的な?」
エイタ「・・・」
ミコ「嘘だよ噓!・・・ちょっと、嬉しかったんだよ。お前の記憶が残ってて。」
エイタ「はあ・・・」
ミコ「・・・昨日・・・カンナの配信を見たんだ。」
エイタ「・・・」
ミコ「まるで俺たちのことを覚えていないかの様子だった。きっと先生とかも俺たちのことを覚えてないと思う。」
エイタ「・・・俺らは邪神に深く関わったから記憶が残った・・・?」
ミコ「そうなのかもな。あのゲームのことを誰かが覚えててくれて嬉しかった。」
エイタ「ミコ・・・」
ミコ「"ゲームの記憶がある"、"友達が少ない"って点だったら俺たち、似た者同士なのかもな。」
エイタ「ははっ・・・よく言うよ・・・」
ミコ「・・・よろしく。エイタ。」
エイタ「・・・・・・よろしく。ミコ。」
ミコ「ほい。これ俺のLINE。」
エイタ「・・・さんきゅー。」
ミコ「・・・いやー・・・食った食った~」
エイタ「・・・駅まで送ってやるよ。」
ミコ「ありがとな。」
エイタ「・・・・・・ミコ・・・今度、コラボしないか?」
ミコ「・・・急にどうした?」
エイタ「CPとやってもつまらないし・・・"友達"と、ゲームがしたい。」
ミコ「・・・いいよ。今度やろうぜ。」
エイタ「うん・・・ありがと。」
ミコ「じゃあ、もうここまでだな。」
エイタ「そうだね。・・・じゃあ詳しい日時はまた連絡するよ。」
ミコ「おう、よろしく。・・・じゃあな、エイタ。」
エイタ「またね・・・・・・ミコ。」
ミコ「ふー・・・ただいまー。」
舞由「おかえり~誰かにあってきたの?」
ミコ「うん。友達に。」
舞由「え~!?いいな~!ねえねえ、その人ってどんな人なの?」
ミコ「あ~・・・」
エイタは・・・
ミコ「強がりで、ツンデレで、根はいいやつだよ。」
舞由「へえ~・・・なんだかちょっとだけ・・・ミコと似てるね。」
ミコ「そうかぁ?」
舞由「そうだよ!」
ミコ「ははっ・・・」
まあ・・・ある意味似た者同士ではあるか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。テストの息抜きとエイミコへの欲の発散に書かせていただきました。ずっと勉強ってきついんすよ・・・ああ・・・エイミコてえてえ。コラボ編も書きたいな・・・って思ってます
エロはなぁ・・・もしこれを見てくれる人がいて・・・解釈違い!ってなったら嫌だし・・・(もうすでに解釈違いかもしれないが)どーしてもエロ書きたい!ってなった時は・・・その時はすまん・・・オレっ娘。
ある程度投稿したら書きたいなあ・・・