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陸話 伊黒様と空風様と
🌃「はぁ、合同任務か、
伊黒様と空風様に追いつけるかな...」
🌫️「かなた、今日伊黒さんと空風さんと合同任務だよね」
🌃「あっ、無一郎師範
そうなんです」
🌫️「なんか、元気なさそうだけど大丈夫?」
🌃「はい、体調は大丈夫なんですけど...」
伊黒様と空風様に追いつけるかなって思って、
足手纏いになったらどうしようとか思っちゃって...」
🌫️「大丈夫だと思うよ
だってかなた脚速いし身のこなし軽いし
全然追いつけると思うよ
何にせよ、かなたは僕の継子だから!」
🌃「えへへ、ありがとうございます」
🌫️「うん、合同任務頑張ってね!」
🌃「はいっ!」
--- 任務場所到着 ---
後ろから気配がしたので刀を持って構えると空風様と伊黒様だった。
🌃「あ、。」
🌠「良いと思うよ
気配がしたらすぐ構えられるの」
🐍「時透の事だ。そういう訓練をしてるのだろう」
🌠「確かに時透ならやりそう」
二人が話していると南の方から悲鳴が聞こえた。
私はすぐに駆け出した。
空風様、伊黒様も後に続いて駆け出した。
現場に着くと、親子と見られる方々が襲われていた。
髪は鼠色で毛先が角ばっており、目は藍色。
片目には文字が刻んであるように見える
🌃「__下弦かな__」
私は咄嗟に親子の前へ出て逃げるように言った
鬼は伊黒様と空風様にお願いするか
🌃「伊黒様、空風様、鬼の方はお願いします」
🌠「うん」
🐍「承知」
タッタッ
🌃「大丈夫ですか?」
👩🏻「はい、あの、どうか、この子だけでも、助けられないですか...?」
👧🏻「お母さん、怖いよ!離れないで!」
🌃「お母さん、娘さんは離れてほしくないみたいです
どうかこの子だけでも、と言わず二人で逃げてください」
👩🏻「で、でも、私まで助かる方法あるのですか、?」
🌃「町は近いですか?」
👩🏻「はい、すぐそこです」
🌃「ではこれを持ってなるべく静かに素早く町へ向かって下さい」
私はそう言って藤の花の線香と藤の香りの御守りを渡した。
👧🏻「お姉ちゃん、ありがとう」
🌃「うん、気をつけてね」
空風様と伊黒様の元に戻ると、別の鬼は倒せたようだ。
🐍「かなた、無事か」
🌃「あ、はい」
🌠「あの鬼には逃げられた」
🌃「じゃあ待ってれば良いじゃないですか
私たちが探したところで相手は一方的に逃げるんで」
🌠「それもそうだね」
🌃「あの鬼下弦かもしれません」
🐍「なぜそう思うんだ?」
🌃「片目には文字が刻んでありました
あと胡蝶様と冨岡様と炭治郎達と行った那田蜘蛛山と似たような
雰囲気がするんです」
**ダーンッ**
私たちが話していると突然さっきの鬼が来た
👹「ずいぶん風変わりな鬼狩りどもが三匹も!
わらわの名は夢黒だ」
🐍「来るぞ」
🌃「はい」
🌠「うん」
👹「血鬼術、黒幕」
ザッ
🌃「ふーん、そういうやつか~~~」
👹「お前、わらわを挑発しよって!」
🐍「おい空風、かなた鬼の扱いが上手くないか?」
🌠「確かに」
、他の柱にバレるかな
👹「血鬼術、黒道連」
ダンッ
🌃「それだけ?」
👹「何なんだお前は!黙ってろ!」
👹「血鬼術、黒影」
足元に黒い影が飛んできたので咄嗟に木に登った。
🌃「なかなかやるね~~~」
👹「何だ偉そうに!」
🌃「偉そうにって何だよ」
👹「偉そうだからだ!
血鬼術、黒道連」
🌃「__私じゃない...?__っ!?伊黒様!」
🐍「っ!?」ザッ
🌃「大丈夫ですか?」
🐍「ああ、」
👹「お前は私を挑発する何が楽しい?」
🌃「なーんも?」
👹「じゃあ何故挑発する?」
🌃「乗りそうだったから」
👹「お前!」
🌠「空の呼吸 壱ノ型 夢想神星」
ダダダダダダダッ
👹「何だ不意打ちだと!?」
🌃「不意打ちの何が悪い」
🐍「これは長くなりそうだな...」
🌃「夜の呼吸 弐ノ型」
🐍「蛇の呼吸 参ノ型」
🌠「空の呼吸 捌ノ型」
🌃「猫目魔宵!」
🐍「蟠締め」
🌠「天蚕糸」
👹「血鬼術 幻黒壁」
🌃「っ!?」
🐍「何だと?」
🌠「はっ、」
👹「上手く防げたようだなぁ、わらわの血鬼術、存分に味わえ!
今宵、お前らを一つ残らず刻んでやらあ!」
🌃「出来るならやってみろ
到底不可能だろ?分かるか?」
👹「お前にはわからない強さがわらわにはあるのだ!
馬鹿にするでない、損をするぞ?良いのか?」
🐍「損するのはお前だ」
🌠「こっちがお前を刻んでやるんだよ」
ダッ
--- 一時間後 ---
🌃「くっ、まだ、やれないかっ」
👹「お前らなかなか、やるなぁ!だが、わらわはここからだ!」
🌠「私らのことも舐めんじゃねえよ?」
腕に傷が出来てしまった。
利き手とは逆の左手だったから良かった。
しかし、あいつの血鬼術をまともに食らったわけでもないのに、
この腕の傷は相当痛んでいる。
少し当たっただけでもまともに痛むほどの血鬼術、まさに十二鬼月の強さだ。
🐍「かなた、大丈夫か」
🌃「私は平気です、それよりも伊黒様と空風様は大丈夫なのですか?」
🐍「平気だ」
🌠「私も大丈夫、今は戦いに専念することを考えよう」
🌃「はい」
🐍「そうだな」
また四半刻(30分)ほど経つと、身体に疲れが出始め、
柱の二人より遅れているような気がしてきた。
🌠「大丈夫?」
🌃「全然、平気です、私にはお構いなく、
戦いましょう」
👹「お前らやるじゃないか、ここまで耐えるとはなあ、
しかし後ろの奴はどうした?怠けているではないか」
🌃「挑発の何が楽しい?」
👹「なっ、何だその偉そうな口調は!」
🌃「いや、お前が同じことをさっき聞いてきたから
そっくりそのまま返しただけですー
自分で同じことを聞いておいて、文句でもあるんですかー?」
👹「お前!いつになったらその口は閉じるんだ!」
🌃「お前が死んだら!だから私はお前が死ぬまで刃をふるい続けるし、
挑発し続ける!分かった?」
🐍「かなた、ほどほどにしておけ」
🌃「うーん、
鬼ってさ、挑発に乗りやすいやつらばっかりだよね」
👹「なんだと!?」
🌃「ほら」
鬼というのはすぐに挑発に乗る生き物なんだろうか。
🌠「空の呼吸 弐ノ型 空の舞 桜花空想」
ヒラヒラヒラヒラヒラヒラ
フワリ ザッ
空風様はいかも簡単そうに鬼の両腕を斬った。
👹「ぐぬっ、しかしわらわもこんなに簡単に死んでたまるか!」
もう、夜明けまで四半刻ほど。
この前では逃げられてしまう...!
もう、やるしかない!
🌃「私は、行きます」
🐍「やるか」
🌠「うん」
👹「血鬼術、黒道連」
ズーッ
サッ
もう、絶対に逃がさない
🌃「夜の呼吸 陸ノ型」
🐍「蛇の呼吸 伍ノ型」
🌠「空の呼吸 玖ノ型」
🌃「常闇一斬!」
🐍「蜿蜿長蛇」
🌠「散晴雨」
👹「こうなったら、!
血鬼術、闇爆弾」
🌃「っ!」
伊黒様が危ない!敵の攻撃範囲...!
🌃「伊黒様っ!」ドンッ
**ドカーン**
🌃「うわぁぁぁ!!」
🐍「っ!!」
🌠「はっ!!」
🐍「かなた!」
🌠「かなたさん!」
私は血鬼術に巻き込まれた。
黒い物に包まれている
でも、技は...出せる!
🌃「夜の呼吸、弐ノ型 猫目魔宵!」
ダッ
👹「!?」
ズシャッ
🌃「斬、った...」
👹「嘘だ...」
サァー
鬼は灰になってすぐに消えていった。
黒い何かが消えると、日が昇りかけていた。
あれ...?ない、どこにもない!
🐍「かなた!!」
🌠「かなたさん!!」
🐍「無事か!?」
🌠「大丈夫!?」
🌃「はい、何とか」
🐍「皆、重症だ。蝶屋敷に向かおう」
🌠「そうだな、そうしよう」
🌃「あ、お二人は先に行っていて下さい」
🐍「どうした?」
🌃「髪飾りがなくなってしまって
探してから向かうので、お先に行っていてください」
🌠「...分かった、伊黒、行こう」
🐍「ああ、先行ってるからな、気をつけて帰れよ」
🌃「はい」
探すこと十分
ないなぁ...
でも、諦めるわけにはいかない。
だって、唯一の、姉の形見だから。
姉の笑顔はいつだって明るかった。
「もぉ、気をつけてよねっ!ふふふっ!」
今、元気にしてるかなぁ
すると藪から狐が出てきた。
狐の頭には私の髪飾りが乗っている。
🌃「あっ、髪飾りが...」
狐は私の方に寄ってきて私の前に座った。
🌃「狐さん、ありがとう」
髪飾りを取ると狐は行ってしまった。
🌃「こういうことも、あるんだなぁ」
ふと後ろを見上げると太陽が登っていた。
🌃「帰るか」
--- 霞柱邸到着 ---
🌃「ただいま帰りました、無一郎師範」
🌫️「おかえ...どうしたの...?その格好...!!」
🌃「鬼と戦って」
🌫️「蝶屋敷行こう」
🌃「はい」
そうして歩き出そうとすると左足に激痛が走った。
🌃「いっ...た」
🌫️「どうしたの?」
🌃「いや、左足が痛くて」
🌫️「分かった」
そう言って無一郎師範は私を背負った。
🌃「えっ、えっ、良いん、ですか、?」
🌫️「うん、かなた軽いし」
🌃「え、本当ですか?」
🌫️「うん、あんなにご飯食べてるのに本当にご飯食べたのかっていうくらい軽い」
🌃「えっそんなに!?」
--- 蝶屋敷到着 ---
🦋「あら時透くん、とかなたさん」
🌫️「怪我人は、こっちです」
🦋「かなたさん、伊黒さんと空風さんと任務行きましたよね」
🌃「はい、そうですけど...」
🦋「伊黒さんと空風さんも相当な怪我をしていましたし、
かなたさんもひどいとは思っていましたが、ここまでひどいとは...」
🦋「えー、脇腹と、腕と、左足捻挫と、...
まあ、それなりに怪我しているので...
治るには二週間から一ヶ月ほどかかりますかね...」
🌃「はい」
🦋「それまで無理はいけませんよ」
🌃「わかりました」
--- 縁側で ---
🌸「かなた」
🌃「カナヲ」
🌸「また、怪我したの?」
🌃「えへへ、うん」
🎴「おーい、カナヲ、かなた!」
🌃「炭治郎!」
🌸「...?」
🎴「俺たち、もう出発するんだ」
🌃「そっか」
🌸「...」 ピィン
🌸「師範の指示に従っただけだから
お礼を言われる筋合いはないの
さようなら」
🌃「またね、お互い、頑張ろう!」
🎴「今投げたのは何?」
🌸「さよなら」
🎴「お金?」
🌸「さよなら」
🎴「それ何?」
🌸「指示されていないことはこれを投げて決める
話さないが表。話すが裏だった。裏が出たから話した。」
🌸「さよなら」
🎴「なんで自分で決めないの?カナヲはどうしたかった?」
🌸「...どうでも良いの。どうでも良いことばかりなの」
🎴「この世にどうでも良いことなんてないと思うよ」
🌃「どうでも良いことだってあると思うけど...?」
🎴「きっと、カナヲは心の声が小さいんだろうな...
指示に従うのも大切なことだけど...」
すると炭治郎は突然何かを思いついたようにカナヲの銅貨を指差した。
🎴「それ、貸してくれる?」
🌸「えっ?うん...あっ...」
🌃「何に使うの?」
🎴「投げて決めよう!」
🌸「な、なにを?」
🌃「どう言うこと?」
🎴「カナヲがこれから、自分の心の声をよく聞くこと」
ピイン
🌃「高っ」
🎴「表!!表にしよう。表が出たら、カナヲは心のままに生きる!」
炭治郎が高く飛ばした銅貨は、くるくるとまわりながら落ちてくる
パン!
🎴「とれたとれた!カナヲ、かなた!」
🌃「どっち?」
🎴「表だーーーっ!!」
🎴「頑張れ!人は心が原動力だから!心はどこまでも強くなれる!!」
炭治郎は走るのが速く、もう走って行こうとした。
するとカナヲは炭治郎を呼び止めた。
🌸「なっ、なんで表を出せたの?」
確かに、炭治郎は小細工はしていなかったと思うが表が出た。
炭治郎は笑顔で振り返った。
🎴「偶然だよ。それに、もし裏が出ても、表が出るまで何度も投げ続けようと思ってたから」
🎴「じゃあ、またね!元気でね!」
🌃「う、うん、またね、!」
炭治郎は、去っていった。
カナヲを一人にさせてあげよう。
私も怪我の復活に専念しよう。
だけど、煉獄さんが向かってて、さらに炭治郎達も向かうってことは、
相当な鬼なのかな?
皆の、健闘を祈ろう。
次回予告、書けないのでごめんなさい
リクエストよろしく!
ではおつその!