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捜査開始
奏「まずは…モノクマファイルをもう一度確認しよう…」
爆破による損傷が激しい為、死体の身元は不明
この爆破は、被害者の死後に行われている
腹部のナイフの傷は背中まで達している。このナイフによる刺し傷は1箇所のみ。
また、後頭部に殴られた形跡もある。鉄パイプ程度の太さの棒状で殴られた模様。
他にも、全身に数多くの傷跡があるが、ここ数日のものではなく、以前からあった傷のようだ
奏「正体不明の彼女を殺したのが黒幕…」
奏「えっと、それを捜査するためには…まずは鍵が掛かってた所と…」
奏「あ、あと寄宿舎の2階か…」
奏「あとは殺人に関係してる植物庭園と武道場…」
奏「…早速始めよう」
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奏「あ…寄宿舎の2階へのシャッターが開いてる…」
行かないと…謎の解明なんてできないよね…
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奏「こ、ここが2階…!?」
奏「なにこれ…まるで廃墟…」
奏「いや…戦場…?爆撃でも受けたみたい…」
奏「壁には血痕…不気味だな…」
奏「あ…扉がある…」
奏「…なんか…学生の部屋らしくないな…」
奏「大人っぽい雰囲気…」
瑞希「ここは学園長の個室だよ〜」
奏「わっ…!?」
瑞希「うわぁぁ!?」
瑞希「急に大きな声出さないでよ奏〜!びっくりしたぁ…」
奏「あ、ご、ごめん…でも…なんでここに…」
瑞希「この部屋は前にも調べたんだけど…心残りがあってさ…」
瑞希「だからもう1回捜査しに来たんだよ!」
奏「そうなんだ…」
奏「…パソコンがある…電源は入ってるみたい…」
瑞希「ボクのお姉ちゃんは、超高校級の絶望について色々調べてたみたいでね、」
瑞希「そのパソコンに、その時の調査結果が残ってたんだ」
奏「てことは…ここに何か手掛かりが…?」
瑞希「…たしかにいろんな情報が入ってたけど、そこまで大したものはなかった。ボクが前に教えたものと大体同じ…」
瑞希「超高校級の絶望って言葉は、個人じゃなくて、集団の事みたい」
瑞希「1年前の人類史上最大最悪の絶望的事件を引き起こした人達…」
瑞希「絶望だけを行動原理とする最低かつ最悪な人達…」
瑞希「…それだけが載ってたよ」
奏「そっか…」
奏「あれ…壁に隙間がある…?設計ミスかな…」
瑞希「多分、その向こうに空間があるんじゃないかな?」
瑞希「空気が流れてるし…」
奏「じゃあ…隠し部屋…?」
瑞希「開ける方法はなんとなくわかるよ!」
奏「え、本当?」
瑞希「うん、さっきのパソコンにプログラムがあったんだ」
瑞希「正しいパスワードを入れれば、開くはずなんだけど…」
瑞希「ただ、そのパスワードがわかんなくてさ…」
瑞希「お姉ちゃんに関するものは大体いれたけど…全部違って…」
奏「…瑞希の名前とか…」
瑞希「え?」
奏「瑞希の名前…フルネームで入れてみたらどうかな…?」
瑞希「う、うん…やってみる…」
--- 『AKIYAMA MIZUKI』 ---
奏「…!あ、開いた…!」
奏「瑞希っ…!開いたよ…!」
瑞希「あ……………」
奏「み、瑞希…?」
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瑞希「……………」
奏「ど、どうしたの…?」
奏「…プレゼント箱…?これ…開けていいのかな…?」
瑞希「…奏、気をつけて」
奏「や、やっぱり危険かな…」
瑞希「危険ではないと思うけど…多分、びっくりすると思う…」
奏「え…?」
瑞希「ボクの予想だと…中にあるものは…」
瑞希「見てて楽しいものじゃない…」
瑞希「…叫んだりしないでね…?」
奏「叫ぶほどのものなの…?」
奏「……なんだろう…」
奏「あ、開けるよ…!」
奏「………………」
奏「ひ…っな、なにこれ…っ!?骨…!?」
瑞希「人の骨…だろうね」
奏「なんでこんなもの…!」
瑞希「…やっぱり」
奏「どうして…瑞希は予想できたの…?」
瑞希「ボクが想像してたのは骨が入ってる事じゃなくて…」
瑞希「死体が入ってるって事だよ…」
奏「あんまり変わらない気がするけど…」
瑞希「…………ボクのお姉ちゃんだよ」
奏「…え?」
奏「な、なにが…?」
瑞希「その箱の中身…」
瑞希「その骨…」
瑞希「その死体…」
瑞希「それが…ボクのお姉ちゃん…」
奏「え、え…?」
奏「ちょっと待ってよ…なんでそんなこと…」
瑞希「今までの情報を合わせて考えたらわかるんだよ…」
瑞希「学園長はこの学園に居る可能性が高い。だけど…生きたままここに来たのは16人…」
瑞希「それを合わせれば…ボクの姉は死んだ状態でここに居る可能性が高い…」
瑞希「…そうなるはずだよ」