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ホンモノカクレンボオ2.鬼の作戦と__
ホンモノカクレンボオ2です!それだけsa☆
「…何にも起きない‥」
だんだん顔が青くなっっていく。自分でもわかる。
「やっぱり…アレ…」
冷夜さんの魔女帽子が風で小さく揺れる
「「…人なんだ…」」
声がピッタリ重なった。
まず、ここは、異世界。デスゲームをしている。これはかくれんぼ
ただ、鬼に見つかったら殺される。命をかけたゲーム。
それに、役所みたいなものがあり、彼女、冷夜さんは、魔法使い。
それにボクは…人らしい。何にもないただの人。1人しかいない人。運悪くそれに当たったらしい。
「…属性さがそ…」 ぽつんと漏れたこの言葉。属性、魔法は合わせて1個しか取れない、散らばった物。
でも、魔法使いは、2つ取れて、人は無限に取れるから。
「そうしよっか。逃げ人も探さないと。」
優しく声をかけてくれる。そんな彼女の姿が見える。 やっぱ…優しいなぁ…
普通に2人で宮殿らしきものに回ってると…
「…ぁ」
声が出た。向こうには、手にはナイフを持った、警戒もしていない子が歩いていたからだ。鬼だ。
目が合った。女の子で…ベレー帽をかぶっている。魔法のものではないらしい。
こんなボクに気づいて、冷夜さんは、杖を持った…が、
「大丈夫。殺さない。まず、殺したくないから」
透き通るような声が響く。ボクら2人の動きが止まる。
「殺されちゃうよ?夜中に。」
…本当に大丈夫なのか。
「うん。だって、人を殺すのは本当に嫌だし、ここで死んでも現実では死んでるとは限らない。夜中に徹夜したら生きてるかもしれない。だから、今日は徹夜してあいつが誰か探す。」
かっこいい…声は綺麗だけど、内容はガチのこと。
「…わかった。頑張ってね…!」
冷夜さんが言う。なんか…なんか…
女子しか会えなああいいいいいい!心の中で叫んだ
「これ。」
ボクにナイフを差し出してくる。ツヤツヤした、綺麗なナイフ。切れ味の良さそうだ。
「いいの?」
「うん。明日にはいないかもしてないから…」
「でも、あいつに会った時、どうするの?」
「思いっきり叫ぶ!」
声とは真逆の言葉。でも、彼女に間違いはなかった。
「あの…あ、ありがとうございます。あなたは…?」
2人とも忘れてた!といいそうな顔をする。
「私は、来氏 描会(らいし かえ)15歳。よろしく!」
ボクも軽い自己紹介をした。
が、ボクの目は違うところに行った。
「おーい路鶯くーんなんかあった?」
「あれ、光ってる。虹色に…」
「本当だ!行こっか」
3人はその場所会向かった___
さあ!きたぞ2話!
2日連続投稿!
光った虹色はなんなのか!
次回もお楽しみに〜!