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神様が、人間界で。 7ユアvs八神朔
上野 星華
「では、よーいスタート」
私と八神様は、スタートと同時に地面を蹴った。
あー。真剣勝負だった。頑張らないと。
って、八神様!物理~!!!!
私、物理は無理!!八神様の拳急接近!?
よよよよよよよ、よけ、る!
次は、右、上!下にパンチが!
私はなんとかよける。
って、ん?八神様の動きがとまt
ああああああああ!!!もしかして、私が恐れる八神様の技の一つ…
|「球を自由自在に操る強化」《サイウ・ア・イン ムイ》
うあ~!
私の視界には、有力で作られた球が1万個くらい浮いている。
ちなみに、この球、当たったら結構痛い!
鉄球が猛スピードで落ちてきてそれに当たるーみたいな感じ。
深呼吸して。
「2重前方シールド!からの、有力ドール!5体」
有力ドールは、有力で作った人形のことで、操れる!
そして、球を壊してくれる!
……………………よし!全部壊した!
|「人を風船みたいに割る」《ユ―チェア・バルア・イン》
私の手から、水色の光が一直線に八神様のところまで行く。
「シールド」
八神様の目の前に透明な壁が出来た。
目の前は。ですよね。
私と八神様は、10003年も一緒にいるのだ。
八神様の弱点は、油断!
スピード命の私は、一瞬で八神様の背後にまわり。
|「球を自由自在に操る」《サイウ・ア・イン》
私は球を一直線、じゃなくて、球を八神様の背後にまわし八神様にぶつけようと思ったが、
球が背後に来たことを、八神様は気づかれてしまったよう。
しかし、ここまでは想定内。
ここから、|人を風船みたいに割る《ユ―チェア・バルア・イン》で、球に気を取られている八神様に当てる!
|「人を風船みt」《ユーチェア・バr》
「有力のリンク」
「あ!」
手首に手錠のようなかたい輪が付いている。しかもキツイ。
ちなみに|有力《うりょく》とは、この私たちが使っている、魔法の力?みたいなものを差す。
こーいうときは、有力に有力をこめれば…
~ぱりん~
よし、割れた!!
って、もうすでに八神様、攻撃モードに入ってる!?
|人を風船みたいに割る《ユーチェア・バルア・イン》らしき、白い八神様の有力が三本急接近!!
しかも、有力の球も6個!そして、八神様も来ている!?
「ええええっと」
冷静に、冷静に。
「2重全面シールド!」
からの、
「有力のリンク!」
私は有力で輪を作り、それを、八神様の有力に当てて、有力で出来た物を消滅させる!
その他はシールドでなんとか。
私もそろそろ攻めないと!
私、ユアは深呼吸をする。
「やる気なら、全力でやり切れっっ!!!」
|球を自由自在に操る強化!!」《サイウ・ア・イン ムイ!!》
これで、10万個ぐらいの球を作る。
「……な!…やく!に…てえ!」
先生が何か言ってる?
まあ、いっか。今はそれどころじゃない!!
「3重シールド!そして、有力のドール!9体!」
|「人が当たると焼き焦げる」《ファイ・メア・イン》
私の手から、10本の一直線な水色の光が出ていく。
八神様も、2重全面と、球が10万、ドール20体!
2人がどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどん有力を使っていってー
~ばたっ~
倒れた。
「「あーあ、やらかした。有力の使いすぎか」」
「「って、八神様も倒れてるんですか!?」
ユアも倒れてるのか。」
声が合ったwwwwww
「あははは」
「ふふふっ」
笑い終わり、私たちは、先生や、みんながいないことに気付いた。
探そうと、動き始めるとー
~キーンコーンカーンコーン~
と、チャイムがなった。
休み時間になり、疲れた事もあり、教室に向かうことにした。
八神様が教室のドアを開ける。
「「すみません。試合に熱中しすぎて、みんながいないことnー」」
「すごかった!」「どうしたらそんなに強くなれんの!」
「試合のコツ教えてほしい!」「お疲れー!」
「すごかったー!」「お疲れさま!」
私たちがドアを開けた瞬間、みんなが言い出した。
私はサーっと血の気が引く。
神様が私たちと気付いたら、どーしよう。
先祖を助けてくれ、お願い神様!
とか、
なんで、母を助けてくれなかったの?
とか、
神様なんですか?えー?中二病?wwwwwww
とか、敬語になったり。とか。
人間は、神様はなんでも出来ると勘違いしている奴らが多い。
いくら私たち、神様でも、大層なものではない。
そんなことを考えていると、八神様にポンと、肩を叩かれた。
Σ(゚□゚;)ハッ!として、すぐさま自分の席に着いた。
その後、休み時間はクラスメイトとの交流会みたいな感じで終わってしまった。
~キーンコーンカーンコーン~
帰る時間になり、寮に戻る。
私が寮のドアを開けた。
「「お帰り」」
フランちゃんと、八神様が言ってくれる。
「ただいま! あ、妖夢はまだなの?」
「うん!そうだよー」
はー。疲れた…………
私はリビングのソファーに座る。
「八神様。今夜行けますか?」
「ああ」
リビングでくつろぎながら言った。