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紙飛行機にのせて
宛先は無い
ただただ手紙を書きたかった
貴方に見てほしいものだけど、
直接渡すのは無理だから。
封筒に僕の名前を書いて、
紙飛行機で飛ばした
何処に行くかは風次第。
風の気分に選ばれて__。
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Nightmare
「まさかお前から手紙が来るとはなぁ」
あり得ないと思っていた。
|兄弟《本人》にこの手紙が届くなんて。
Nightmare
「まあでも、たまには…」
兄弟が、何処かから手紙を取り出す。
Nightmare
「ほら、これでおあいこだな」
「…実際、こんな物を書いた記憶はないのだがな…。」
手紙の内容は、Nightmareが書いたものじゃなくて、
…兄弟が書いたものと知るのは、まだ先の話。