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禁断の寵愛
エロとグロが混じった心臓フェチです。
心臓にぎにぎされるだけでそんなにグロくないです。ファンタジーっぽい。
若い主人と何人かの美しい使用人。
そこに新たな使用人がやってきた。
「あなたさまに心臓を捧げる気持ちで頑張ります」
ぎこちなくしゃべる幼い身体。まだ14歳くらいだろう。背は小さく、けれど美しい身体をしている。
美しく、業務をこなすできる使用人のもと、幼い少女は仕事を覚えていく。
そして、彼女をサポートする使用人はこういった。
「馴れてきましたか?」
少女は頷いた。
「では、そろそろこの屋敷の作法をお教えしてもいいでしょう」
「何を教えてくれるのですか?」
「そうですね、まずはご主人さまの|夜伽《よとぎ》の練習でもしましょうか」
その夜。館の一番奥の部屋、主人の寝室にて。毎晩、使用人は時間を設けて主人と性交渉をしている。使用人たちのほとんどが多様な肉体美を披露しているのはそれが主な理由になる。
裸になった美しい使用人は騎乗位をして行為に励んでいる。身体の動きに合わせてベッドは軋み、主人は使用人の胸を触る。
主人は若く、使用人との性交渉を心待ちにしている。それからとある能力を持っているがゆえ、特殊な性癖を持っていた。
主人の手は撫でるように胸の肌を触り、弾力性の富む乳房を堪能している。膨らみを押し、手のひらを沈み込ませ、そのままにした。鼓動を感じる。
主人は、谷間に挟んだ手を動かした。その手は透過して乳房のなかに、肌のなかにゆっくり沈み込ませていく。
手首辺りまできれいに入っていった。胸は、肋骨と胸骨によって守られているが、それらを無視してとある臓器にたどり着く。
心臓に到達した。表面を撫でる。それは停止を知らないように動いていた。心臓の動き、激しい動き、それを束縛するようにやさしく握った。
「……覚悟はいいかい?」
美しい使用人は苦しみをにじませる声で言う。
「……どうぞ、思いっきり握ってください。私の命を感じてください」
主人は使用人の心臓を握りながら、命の鼓動を掴み取る。心臓を痛めつけるたびに背骨が折れるようにもだえ苦しむ使用人。それでも美しい彼女は行為を続けなければならない。
気を失ってはいけない。それが夜の奉仕と呼ばれるもの、主人を喜ばせる健気さである。その表情に若い主人はとても満足し、さらに力を込める。
その様子をベッドから少し離れた場所で少女は見ていた。裸になって立っていて、手に持っているバスタオルの裾から幼い身体の線が見える。金色に染まった陰毛はまだ生えていない。
唖然としてしまう。だが、なぜかそれに魅了されてしまう。内|腿《もも》にとろりとした液体がひと筋流れ落ちる。
美しい使用人は一人で果てたようにぐったりとしていた。ゼイゼイと荒い呼吸をして、心臓はもう停まる寸前まで動いていた。ようやく彼女の胸から主人の手が離れる。
その手でポンとベッドを叩いた。少女は少しずつ主人に近づいた。
「安心して。君ははじめてだ。痛いことはしない。約束する」
少女は生唾を飲み込んでから、
「いいえ。覚悟はできています。さあ、私の命を感じてください」
少女はベッドに乗り、主人の身体の一部を触った。自分の手よりも大きな部位。それがますます大きくなっていく。
胸を張り、主人に捧げるポーズをする。
「別にいいんだよ」
「これは私のわがままです。お願いします」
「……いいんだね? では、お言葉に甘えて。直接握って寵愛したいと思っていたんだ」
主人の手が胸の中に伸び、少女の幼い心臓を握った。怯えているも力強く跳ね返す肉の塊。主人のもう片方の手は小さな小さな花びらを広げ、彼女の花蕾をもてあそぶ。
苦しむ様子と甘美の性に身をよじらせる姿を見ながら、一層慈しみを持って彼女たちを愛でていくことになるのだろう。
「早く君の心臓に電流を流して止めたいな。蘇生してあげるから」
「今はできませんが、覚悟ができれば、お願いします」
「ははは。安心してくれ。今まで蘇生に失敗したことはない。みんな生きている。頑丈な命だ」
「その代わり、たくさん握ってください」
「ああ、そうしよう」
主は耳元で囁く。「大好きだよ」
全然時間取れない。
すごい物理的なもの。
あげれるときにあげようと思う。