公開中
其処に御座すは神々たるや
饕餮がペットのスケスケフリルウミウシ ᵔᢦᵔ
合図のように花火が上がり、街中に騒音が広がっていく。
その中2人の男達はコツコツと目的地へと足を進めた。
その道中、ふと足を止めた。
目の前には痛みで動けない哀れな男達が、地面を舐めて、その少女を睨んでいた。
その炎を美しい以外になんと表そうか。否、それ以外に表す術など持ち合わせてなどいないのだ。
どんな神々をも魅力し、その炎に釘付けになり気が付けば地面に伏せている。
どんな栄華も偉大なファラオも霞んで見えるほどに、その黄金は眩く輝いていた。
その輝きは、とある満月の夜に見たものより一層輝いていた。
けれど、似ても似つかない
何かが違う
何が違う?
あぁ、そうだ。炎だ。
今までの無差別に燃やし尽くす炎ではない。ただ自分の身をも滅ぼす暴れ狂う野獣ではない。
目の前の炎は凛と佇み目的のために温度を上げ続けていた。ただ一つの約束を胸に、相手だけを燃やし尽くしその花園に自分だけが立っていられるように。
黄金に輝く細められた女神の瞳は、しっかりと男達を射抜いていた。