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救ってくれてありがとう
スイさんのお話です。
心温まる「ありがとう」。
僕は受験生なので、勉強や塾に追われる毎日の繰り返し。
さらには古い考えに凝り固まった祖母に、「女の子は笑顔を大事にしろ」「女の子は家事ができなきゃいけない」と差別され続けられる。
そういうのが苦手な僕にとって、心がボロボロになっていった。
はっきり言って存在意義を見失いかけていた。
「僕ってなんで生きてるの?」
現実逃避しようと腐女子というものに手を出し、「小説をあげようかな」と、短編カフェを始めた。
そこである人と出会った。
ここではsさんとしよう。
sさんは僕の小説が大好きだと言ってくれて、初めて投稿した小説からずっと見てくれている。
それから、ネッ友として友達になってくれた。
その時やっと自分の存在意義のようなものを感じた。
そんなある時、sさんは病み系の日記を投稿していた。
いつもの明るい日記とは違う内容に驚き、妄想しがちな僕は何かあったのだろうかと不安でたまらなくなった。
そこで、「ああ、本当にsは僕の心の支えになっていたんだ」と気づき、自分の思いを込めてファンレターを送った。
「ありがとう」という言葉を添えて。
すると、いつもの明るいファンレターが返ってきた。
その時は心の底からホッとした。
また、心の中にあった「ありがとう」を伝えられて、何か温かいものを感じた。
たとえ、ネット上であっても心の支えとなる人はいる。そう思いながら毎日を過ごせるようになった。
僕の支えになってくれてありがとう…
スイ様。この度は参加していただき、ありがとうございます。
スイ様の代表作はないらしいですが、投稿を見させてもらうと、どれも内容が豊富で読みやすかったです。とても素晴らしい発想力、突発力でした。皆さんも、この機会に是非読んでください。
スイ様、素敵な「ありがとう」をありがとうございました。