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昼休み、屋上で。
--- キーンコーンカーンコーン… ---
「んー…!お昼だぁー!」
??「《《茉姫》》ちゃん、お疲れ様!」
「あ、《《海月》》ー…!」
この子は|水無 海月《みずなし くらげ》!
私…|綾乃 茉姫《あやの まき》の親友!
海月「お腹減ってた?」
「ペコペコだよー…海月!一緒に食べよ!」
海月「あ…ごめんね茉姫ちゃん、!私、吹奏楽部の集まりがあって…!」
「集まり…そっかぁ、それじゃしょうがないね!いってらっしゃい!」
海月「ごめんね、ありがとうっ!」
--- タッタッタッタッ… ---
「…お昼誰と食べよう。」
??「屋上行けばよくね。」
「確かにー…って誰!?」
??「誰とか失礼すぎる。」
「あ…《《羊》》くんかぁ、!」
烏夜「頭大丈夫かお前…?」
この人は|烏夜 羊《からすや よう》君!
私と同じクラスの何故か暴言が凄い男の子!
「頭大丈夫です!て言うか、何で屋上なの?」
烏夜「ん?…あぁ、なんか空いてそうだから。」
「なんかって…あ、そうだ!一緒にお昼食べない!?」
烏夜「…え、俺?海月さんは?」
「海月は吹部の集まりでいないの!だから一緒に食べよ!」
烏夜「強引だなぁ…」
「えっと…駄目?」
烏夜「…あぁもう!食えばいいんだろ食えば!!」
「やったぁー!」
---
--- ガチャ… ---
「ぅわっ!風強いな…」
屋上で食べるのやめよっかな…
烏夜「…なんだこれ、煙?」
「…煙草?」
??「誰か来ましたか?」
「ピッ⁉︎」
烏夜「何それ、鳴き声?笑うんだけど。…えーっと、ここ、喫煙ですよ。《《夜桜》》先生。」
夜桜「バレなきゃセーフですよ、セーフ。…もしも誰かに言ったら、君の秘密を全校放送してあげましょう。」
烏夜「やめてください。」
夜桜「冗談です。」
烏夜「冗談に聞こえないのでやめてください。」
夜桜「やめておいてあげます。…あ、お二人さん、私を見つけたので一つだけいい事教えてあげます。」
「?なんですか?」
夜桜「次の数学、抜き打ちテストやりますから、勉強した方がいいかと。」
「え!?」
烏夜「あぁ モグ 」
「羊くんなんでそんなに余裕なの!?」
烏夜「毎日復習予習してるから焦らないよ。ま、誰かさんは勉強しなきゃいけないみたいだけどー(棒) モグ」
「ぐ、ぐぬぬ…」
夜桜「勉強もいいですがあと20分で5時間目ですよ、ご飯食べなさい。」
「は、はい、!…って、夜桜先生が抜き打ちテストなんて言わなきゃ良かったんですけど!?」
夜桜「点数がもっと酷くなりたかったんですねなるほどなるほど。」
「違います!!」
烏夜「馬鹿すぎて困る。 モグモグ 」
「失礼だよそれ!!モグ」
夜桜「テストの話もした事だし私はこの辺で。遅刻しないでくださいね〜。」
--- ガチャ…ギギギ…バタン ---
「…ここのドア古いよね。」
烏夜「確かにな。…ご馳走様。」
「え、早くない!?」
烏夜「さっきから食べてた。早く食べろよ〜。」
「え、ちょ、待ってよー!!」
夜桜千鷺…高校の数学教師。
図書司書もやっている。
【ミルクティ様 提供キャラ】