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3章 7話 雷と風

没にした200文字超の『相手の対応次第で本命にもフェイントにも削りの一手にもなり得る攻撃』についての説明と本人の所感……  こちらで紹介します。  500字はあるので飛ばして頂いても構いません。 Q.『相手の対応次第で本命にもフェイントにも削りの一手にもなり得る攻撃』についてお願いします。 A. トーマ「後出しジャンケン……我ながら良い例えをしたと思うよ。相手には三択を叩き付けておいて、相手が選択肢の内どれか一つを選択した瞬間に別の選択肢が答えになる攻撃なんて、後出しジャンケン以外の何者でもないからね。この攻撃の欠点は、格上相手にはほぼ通用しない事だ。僕がこの攻撃を編み出したのはアレンに勝つ為だから、本末転倒だ……なんで通用しないかというと、『相手が三択で悩み』、『相手の対処がどの選択肢を想定して対処したかを読み』、『状況に応じて攻撃の性質を三種類に変化させる』という三つの条件が揃っていなければ使えない戦術だからだよ。一つ目の時点でもうアウトだね、アレンは悩んでくれなかった。仮に全ての条件をクリア出来たとしても、『条件分岐』に加えて格上の攻撃を受け、出来るなら反撃しなければならないから、やっぱり使えない。百パーセントの思考を分割して五十パーセントと五十パーセント、更に分割して二十五パーセントが四つ、段々と一つの物事に対する思考のレベルが落ちてしまう。格上相手でそれは致命的だ。実際にこの戦術を使ってみた後は、さっきまで当たらなかった攻撃にも当たるようになったし、アレンの攻撃によるダメージを軽減する事も出来なくなった」