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カチカチ山:コンプライアンス遵守編
いちごりら
昔々、あるところに**意識高い系のウサギ**と、**不適切動画で炎上したタヌキ**がいました。
タヌキがおじいさんの畑で「農作物を勝手にASMRで食べる動画」を無断アップロードしたため、
ウサギはタヌキを更生させるための「マナー講座」を開くことにしました。
ウサギ「タヌキさん、その背負っている薪、
最新の『自己発火型キャンプギア』ですよ。ちょっと火をつけてテストしてみましょう」
タヌキ「おっ、案件か? 映えるならいいぜ」
ウサギが火打ち石で「カチカチ」と火をつけました。
タヌキ「おい、この『カチカチ』って音は何だ?」
ウサギ「これは環境省が推奨している**『ASMR・焚き火の環境音』**です。イヤホン推奨です」
タヌキ「アチチ! 背中が熱い! これ、リアル・ファイヤーじゃねーか!」
ウサギ「火傷のケアについては、概要欄に貼ってある
アフィリエイトリンクから軟膏を買ってください」
翌日、ウサギは懲りずにタヌキを「泥の船」で行くオフ会に誘いました。
ウサギ「タヌキさん、これからはメタバースの時代です。
この泥で作った船は、水に溶けることで自然に還る、究極のSDGs仕様ですよ」
タヌキ「さすがウサギさんだ。意識が高いぜ! 俺の木の船よりサステナブルだな!」
二人が海へ漕ぎ出すと、案の定タヌキの泥船が溶け始めました。
タヌキ「おい! 溶けてる! 物理エンジンがバグってるぞ! 運営に報告だ!」
二人が海へ漕ぎ出すと、案の定タヌキの泥船が溶け始めました。
タヌキ「おい! 溶けてる! 物理エンジンがバグってるぞ! 運営に報告だ!」
ウサギ「タヌキさん、それはバグではありません。 **サンクコスト**です。
それに台本にはそう書いてあったじゃないですか。諦めて沈んでください」
タヌキ「沈むのは俺の船だけじゃなくて、俺の株価もかよー!」
タヌキが沈んでいく様子を、ウサギは最新のドローンで空撮しながら冷静に実況しました。
ウサギ「はい、というわけで今回は『タヌキを泥船に乗せてみた』
という検証動画でした。チャンネル登録と高評価、お願いします」
その後、ウサギは動画の広告収入で高級タワーマンションを購入し、
タヌキは海底で魚たちと「反省文の書き方」を学ぶオンラインサロンを開講しましたとさ。
めでたし、めでたし。