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第12話[異変2]
題名思いつかなかったので前回とほぼ一緒です。()
前回までのあらすじ。
SCに来たルカ達8人は、男子グループと女子グループに分かれて色々(?)楽しんだ。
昼間になり男子グループと合流しようとした矢先、一発の銃声がSCに響き渡る。
その正体は、ここ数日強盗をしていたテロ組織だった。
子供を人質にとられ、公共の場だから下手に能力も使えない。
フレイは色々考えるが、何も案は出ない。
その隙に襲撃犯がフレイを狙撃するが、ルカが結界で守る。
そしていつの間にか、ルカはアド達の前から消えていた。
一体ルカは何処へ?そして男子グループは?皆は無事に帰れるのだろうか?
なんかあらすじ長くなっちゃった…()
本編どうぞ。
時は遡りノアside。
ノア「ちょ、真面目に選んでくれない?w」
ハド「いやだから真面目だっつの!!」
ノア達4人は時計売ってるエリアに行った。
…んだけど、カイルは何故かどこかへ遊びに行った笑
カイル「俺必要ねーし用もねーから適当にそこら辺ふらふらしてるわ」
…らしい笑
レイ「これアドも連れてきた方がよかったかもしれんな…」
ノア「いやそれはそれで…笑」
ハド「え、本当にこれとこれ何が違うん…?」
ノア「もうセンスどころの話じゃないんだけど…w」
レイ「あれ|本当《ガチめ》に色の違い分かってないな…」
ノア「ねー、まだー?笑」
ハド「…もうお前ら選んでくれん…?」
レイ「諦めた笑」
ノア「はいはーい笑」
結局分かんないんかい。(笑)
---
結局店着いてから18分くらいハドが熟考してたから出るまでに約20分経った…笑
ノア「さて、カイル探しの旅にする?ちょっと早めの昼食にする?」
レイ「後者選んだらカイル昼抜きにならね、?」
ノア「あー…まあいいでしょ笑」
レイ「いいのかそれで…」
ハド「とりま2人は他の用事ないん?」
ノア「別にノアはルカとハドを奢りに来ただけだし」
ハド「いや間違ってはないが…」
レイ「俺も別に用事ないから暇つぶしでついてきただけだし…」
ハド「んー…とりまアド達と合流するか」
ノア「ああ、ならカイルにも連絡しとこ」
レイ「いや連絡先繋がってるならカイルともすぐ合流できるじゃん…」
ノア「いやまあそうだけど?笑」
ハド「俺らを騙したのか…」
ノア「騙したんじゃなくて試しただけ、ほら1階行くよ〜」
因みに今いるのは最上階の3階。
レイ「それ結果的には騙したのと同じでは、、」
---
何故かレイがエスカレーターを嫌がるしエレベーターはハドが嫌がるので皆で階段を降りる。
レイ「昔エスカレーターに荷物が引き込まれてる人見たことあってさ、、」
レイ「人間も引き込まれるんじゃ…みたいな…恐怖心?がずっとあるからまじで無理…」
ノア「あー、小さい時の恐怖心って中々克服できないよねぇ…」
ノア「ノアは大人が怖かった…」
レイ「え、虐待でもされてたん?」
ハド「ド|直球《ストレート》すぎて草」
ノア「いや虐待はされてないけどw」
ノア「てかハドは何でエレベーター嫌なの?」
レイ(露骨に話題逸らした…)
ハド「え、酔うからだけど。あの微妙な揺れが嫌だ…」
ノア「あー、成程…」
そしてちょうど2階と1階の間くらいの時に、一階から銃声と悲鳴が聞こえた。
レイ「っ!?」
ノア「え、今のどう考えても銃声だよね?笑」
ハド「なんだなんだ…笑」
レイ「何で2人とも笑ってるのさ、早く行くよ!」
ハド「あ、おう」
ノア「ノアは隠れて様子見てるから」
ハド「え、何で?」
ノア「万一のことを考えてだよ」
ノア「レイ時々正義感に突っ走って暴走するからよろしくね〜」
ハド「え、あ、おう、、、え?」
ノア「わ、レイ行くの早wもうあんなとこまで…」
ノア「ほら、ハドも行きなよ、アド達探さないの?」
ハド「!!…行ってくる」
ノア「《《また後で》》ね〜」
ハド「…ああ、《《また後で》》」
---
ハドside
ハド「……」
《《また後で》》…か。生き残る気満々だな。
まあ、俺も死ぬ気は無いが。
襲撃犯「動くな!!」
ハド「!」
レイの向かった先に走っていくと、男の怒鳴り声が聞こえた。
ハド(…っはは、ノアの言う通りかよ)
確かにこれは隠れている方が色々都合がいいだろう。
ピンポンパンポーン。
間延びした音が騒がしいSCに響く。
だが、この状況では緊迫した音に聞こえた。
--- 「このSCは完全に乗っ取った」 ---
--- 「殺されたくなければ全員大人しく言うことを聞け」 ---
ハド(《《乗っ取った》》…集団の犯行なのか、面倒だな…)
ハド(とりあえずアド達がどこにいるか…)
襲撃犯「下手に動いたらこいつの首落とすぞ!」
近くにいた全身黒ずくめというなんとも怪しい格好の男が女性客を人質にして怒鳴る。
その声で悲鳴などでうるさかったSCが静まり返る。
ハド(えー…まあそりゃそうか…)
--- 「携帯は使えないぞ」 ---
携帯…?
…てかこの発言をすると言うことはこっちの動きが見えてるのか…?
ハド(…つか、レイの奴何処行ったんだよ…)
そもそもこの状況で何で見えなくなるところまで移動できるんだ。
|公共施設《下手に能力使えない場所》なのにおかしいだろ。
ハド(第一能力だとしてもあいつの能力電気系統っつってたよな、?)
…レイのことはノアに任されてる身だし、放っておく訳にもいかないが…
ハド(姿が見えないんじゃ放っておくおかない以前の問題なんだが…?)
ハド(……あ。)
アドに常備しとけって散々言われて仕方なく持ってた小型ナイフを思い出した。
…小型だが。
…いや、こんなんじゃどうにもなんねーよ、阿呆か俺は。
思い出しても仕方ないわ。
ハド(んー…どうしたもんか…)
カイル「…なんこれ」(小声)
ハド「!?」
いつの間に後ろにいたんだ。てか何で|1階《ここ》に…
カイル「やっと見つけたわ馬鹿が。なんで|1階《こっち》にいるんだよ…」(小声)
ハド「まあ、終わってアド達と合流しようって話になったからな…」(小声)
カイル「せめて連絡くらいしろ??」(小声)
ハド「それはまじですまん…」(小声)
カイル「で、他の奴らは?」(小声)
ハド「レイはこのフロアのどっかで、女子とは結局合流できてない」(小声)
ハド「ノアは身ィ潜めてる。万一のために、だとよ」(小声)
カイル「なるほどな…」(小声)
カイル「…んで、3階はどうだったん?」(小声)
ハド「1階に着く頃にあの銃声鳴ったからな、、知らん」(小声)
カイル「おう、そか…」(小声)
ハド「でも何で、?」(小声)
カイル「は、何が?」(小声)
ハド「いや、他の階を気にする理由は?」(小声)
カイル「あー…|入学順位2位《 お 前 》がそう言うなら俺の気のせいなのか…?」(小声)
ハド「は?なんの話だ、?」(小声)
カイル「こっちの話。」(小声)
は??
質問に答えろ、、?
カイル「それより|襲撃犯《あいつら》何なん?」(小声)
ハド「いや俺に聞くな、、」(小声)
カイル「お前入学順位2位だったよな、?」(小声)
ハド「…それと何が関係あるんだよ…」(小声)
カイル「頭の良さ」(小声)
ハド「俺アドに“知識はともかく回転力はほぼ皆無”って言われてるぞ…?」(小声)
カイル「えぇ…」(小声)
ハド「SC来たの今日が初めてだから構造が全然分っかんねぇ、くそ…」(小声)
カイル「んなもん勘だよ勘」(小声)
ハド「そんなんで分かるわけねーだろ」(小声)
カイル「いや俺もここくるのは初めてなんだが??」(小声)
カイル「他のSCなら行ったことあるけど…」…(小声)
ハド「…いや、流石に冗談だろ」(小声)
カイル「いや|本当《ガチ》だってw」(小声)
カイル「ってそんなことはどうでもいいんだって…」(小声)
カイル「まじであいつらのことなんも分からんの?」(小声)
カイル「どんなちっさい情報でも」(小声)
ハド「……黒ずくめの男がめっちゃいる」(小声)
カイル「んなもん見れば分かるわ」(小声)
カイル「ほら、凶器持ってるとか無線機持ってるとかなんかあるだろ」(小声)
ハド「はあ?…あ、無線機ってかイヤホンみたいなのは耳につけてるな」(小声)
ハド「多分あれで情報交換とかしてる」(小声)
カイル「ちゃんとあんじゃん情報…」(小声)
…そんなことを話していると__
パシンッッ
カイル「…うわ、ひでぇ…」(小声)
ハド「痛そー…」(小声)
母親が人質にされてその子供が泣き始めたことに|苛《いら》ついたのか、襲撃犯がその子供を引っ叩いたのだ。
…だが、問題はその後だった。
レイ「おい、やめろよッ」
_レイが子供を叩いた襲撃犯に向かって大声でそう言った。
一旦切ります。(文字数の関係)←今回はあらすじ含めて3500文字程度でした
最後の方に出てきた子供可哀想。。。
母親知らん人に持ってかれて(言い方)、不安で泣いたらその知らん人に思いっきり叩かれて…
…知らん人に思いっきり叩かれるとかいうパワーワード…((
ご閲覧ありがとうございました。