錦秋の病と終焉の幻想郷　#38

本編 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 霊夢「てかあんたって……魔理沙？？」 ？？？「あぁ、そうだぜ」 霊夢「…それにしては全体的に黒いような。。？服も、帽子も……瞳の色も」 魔理沙「まぁな。お前の世界の私とは違うんだろう。」 霊夢「私の世界の魔理沙……？ってことはあんたは……」 魔理沙「…そう。別の世界の私だ。」 霊夢「………え？…あ、、、」 𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃 霊夢「……で、思ったんだけど。◯◯◯ってやつの口調、魔理沙に似てない？」 ​ ​ ​ ​ 魔理沙「え、う、うん？私か？」 ​ ​ ​ ​ えむ「あ、確かに。」 ​ ​ ​ ​ ​ 魔理沙「……てなると、◯◯◯が“魔理沙”、として。じゃあ◯◯は誰なんだよ」 ​ ​ ​ ​ えむ「魔理沙と仲がいい人……霊夢じゃない？」 ​ ​ ​ ​ 霊夢「え、は！？私！？」 ​ ​ ​ ​ ​ 魔理沙「でも霊夢は病気なんかじゃないぞ？」 ​ ​ ​ 霊夢「そ、そうよ。」 ​ ​ ​ ​ えむ「じゃあ別の霊夢と魔理沙、、？」 ​ ​ ​ ​ 魔理沙「なんかパラレルワールドみたいだな…。」 ​ ​ ​ ​ ​ 霊夢「、？どうゆうこと」 ​ ​ ​ ​ 魔理沙「これ、別の世界の私と霊夢なんじゃないのか？」 ​ ​ ​ ​ えむ「あ、確かにその考えはあるかも」 ​ ​ ​ ​ ​ 霊夢「え、！？嘘、嘘でしょ…」 ​ ​ ​ ​ ​ 魔理沙「ん、どした霊夢」 ​ ​ ​ 霊夢「…もう1人の◯◯って、もう1人の、、私ってこと？」 𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃 霊夢「…なぁるほど。」 霊夢「………あんたが私をこの世界に連れ去った、魔理沙ってこと。よね？」 魔理沙「お、なんか知らんけどよくわかったな。さすが博麗の巫女だ。もう状況を把握していたなんてな。」 霊夢「……そりゃそうよ、、、。でもそんなに早く捕まるわけ…ねぇ」 魔理沙「いや、私には能力があってな。その能力で一瞬であんたをここに連れ戻したってわけさ。」 霊夢「…なるほど。、、でさ、こっちの世界の霊夢って病気なんでしょ？」 魔理沙「…ほぉ。そんなにこっちの世界の情報を知っているとは。さすがだぜ。」 魔理沙「…で、そうだな。霊夢はもちろん病気だ。…“錦秋”という病気を知っているか？」 霊夢「は？錦秋？そんなの知らないわよ」 魔理沙「ま、だよな。こっちの世界だけのやつだし。その“錦秋”ってのにかかると辛い症状が出て、最終的にはしなしなの葉のようになって死ぬのさ。」 霊夢「……なんか秋の葉っぱみたいな？だから錦秋っていうのね」 魔理沙「はは。物知りだなぁ。…ま、そうゆうわけでうちの霊夢は…錦秋にかかっちまってな。」 霊夢「え、え！？それって……大変じゃない」 魔理沙「そりゃな。…………霊夢は動けなくなった。だからお前を代わりに連れてきた。ってわけ」 霊夢「でも私なんか連れてきたって無駄よ！意味ないでしょ？」 魔理沙「………。ここの世界は“反転の世界”と言ってな。ダークマターを大きくさせるのが目標だ。………だから、大きくさせるには霊夢の能力が必要。“陰陽玉”が必要なのさ。」 霊夢「…！！！！お、陰陽玉……！？」 魔理沙「そう、お前は陰陽玉を使えるだろう？だからお前にやってもらう。」 霊夢「は！？なわけ、やるわけないでしょ！くだらないあんたのためなんかに！」 魔理沙「………いや、お前に拒否限はないぜ？じゃあな」 霊夢「ちょ、ちょっと！待ちなs……」 ガチャ。 霊夢「……はぁ！？」