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rd運営 SCPパロ 1話
注意⚠️【warning⚠️】
この小説は、〔らっだぁ運営〕様、および〔SCP財団〕様には全くの関係がない二次創作です。
その点を理解して読んでいただければと思います。
今回は物語となっております。
登場していただく実況者様(兼配信者様)
【らっだぁ運営】 一話には出てきません
らっだぁ様
緑色様
金豚きょー様
レウクラウド様
コンタミ様
近海の鯖(ナルミ)様
【日常組】
ぺいんと様 一話には出てきません
【ぴくとはうす様】今回はぴくとさん視点みたいな感じです。
[モブ]
クソ上司
モブ従業員(兼SCPの餌)
落ち葉を踏み分けて歩く。
ここは、日本の山奥。
、、、、場所は国家機密(らしい)ので一応教えないでおこうか。
というかなんで国家機密なんだよ。
俺の名前は|跳兎《ぴくと》。
高校一年です。
なんで高一がこんな山奥でほっつき歩いてるんだって?
俺が聞きたいよ。
俺の家庭は実質母子家庭。
まあ俺は元々孤児だったんだけどね。
クソ親父が金を酒で潰してるから、母さんと俺がアルバイトや仕事で稼がないといけない。
SNSでペットの面倒を見てくれたら一日5万っていうすごいアルバイト見つけたんだけど、、
アルバイトの場所が山奥なんだよな。
あれ?
もしかして、俺、騙された???????????
、、、、帰ろうかなぁ
---
ケータイの充電はもう3%。
やばい。帰れなくなる。
一応目的地は近い。
、、、どこにあるんだよ!!
周囲には建物どころか動物の気配さえもしない。
今何時だっけ?
【10:34】
おっそ
「ええ?こんな時間まで歩いてたの???????????」
思わず声が出る。
山の麓に着いたのは7:20。
3時間ぐらい歩いてることになる。
おかしいだろ。
立ち止まって帰り道を検索することにした。
ところが。
マップを開いて検索欄をタッチした瞬間、電池が切れた。
「うわぁ」
嘘だろ?と思って電源を入れ直そうとしたが、うんともすんとも言わない。
まいったなぁ、、、
山の中で一人っきりかよ。
せめてアルバイト場所、、、が本当にあるのかは知らないけど、この近くらしいから探すかぁ。
野宿には慣れてるけど、、、山の中だし寒いしね。
そのまま山の斜面をゆっくり上がった。
---
「なんすかこれ」
大きなマンホール。意味わからん。
山の頂上には、意味ありげな大穴が開いていた。
「おーーーーい アルバイトの場所ってここですかーーー」
返事が返って来ないだろうと思いながら穴に叫んだ。
「ああーーい そうですーーーー 降りて来てくださーーーーい」
、、、返事が返ってきた。
行くかぁ。(?)
俺は半分自暴自棄になりながら真っ暗な穴に飛び込んだ。
穴の下は滑り台みたいになっていて、螺旋状の滑り台がずっと続いてるみたいだ。
、、、うぇ、目が回ってくる。
---
このまま永遠に回されるんじゃないかと思っていたら、突然終わりが来た。
クッションみたいなところの上にボフッと放り出された。
「ああ、君がアルバイトの子か。よろしく。」
スーツを来たいかにも上司風のやつが俺に手を差し出した。
「あ、はい。アルバイト希望の跳兎って言います。よろしくお願いします、、。」
「ここにくるまで大変だっただろう。少しゆっくりしてくれ。」
「はい。」
「明日から働いてもらおう。そこのテーブルに座っててくれ。」
そう言い残すと、何か部下に命令を下して上司風のやつはどっかいった。
「、、、どこここ。」
、、、落ち着け。
情報を整理しよう。
どこここ。
、、、あ、、ダメだ。。
頭がこんがらがってる。
スゥーーーーーー
、、まず、絶対にペットを扱うアルバイトじゃないことは一目見てもわかった。
あんな場所に家作るバカいねぇもん。
しかも入り口が滑り台っていうね??????
下手すりゃこれは家に帰れないぞ。
ああああ。
なんでこんなことなったんだろ。
、、、自業自得、か。
---
ぼーーーっとしながらテーブルに座っていると、上司風のやつが命令を下した部下がやってきた。
「こんにちは。明日からここで働いてもらいますが、今日はもう遅いですから。寝室に案内しましょう。」
廊下を進む。
すでに廊下がすごいんだよな。
赤カーペット。
、、、というか寝室まであるのかよ。
これはもう家に帰れない確定演出だな。
気持ちを顔に出さないよう気をつけながら、部下についていった。
「ここが、あなたの部屋になります。」
「わぁ」
ホテルかここは??????
豪華なベット。
いかにもふかふかそうなクッション。
ひろーーいながーーいソファ。
テレビやパソコンまである。
「ここでこれから寝泊まりをしてもらいますね。今日は遅いので、ゆっくりなさってください。服などは、、どうしましょうか。あ、浴衣があるので、寝る時は浴衣にしてくださいね。今浴衣に着替えてもらっていいですか?今着ていた服を洗濯しますので。」
弾丸トークだな。
「わかりました。」
茶色いクローゼットを開けると、真っ白な浴衣がかかっていた。
きれい、、というか生地がふわふわ。
部下がいないのを確認して、一瞬で着替える。
元来ていた黒いズボンと白のワイシャツには、案の定木の葉などが付いていた。
浴衣の紐、、帯?を締める。
「これ、洗濯お願いします」
部屋の外で待機していた部下に、服を渡す。
「これが部屋の鍵です。お風呂とかはありますので。それでは、いい夜を。」
白いキーカードを渡された。
そういうと、部下はスタスタと廊下を歩いていった。
---
バタン
扉を閉める。
鍵をかける。
「ふわーーーぁ」
あくびが出た。
壁にかかっている時計は11:00を指している。
「、、、寝よ」
大きなベットに横になる。やっぱりふかふか。
一生ここにいてもいいなと思いながら、そう思った自分を責める。
「ああ、、、母さん、バカな息子を許してね。」
母さんは今頃ヘロヘロになりながら働いているのだろう。
涙がポロッと流れ落ちた。
首の傷をなぞる。
「、、、、ほんと、俺どうかしてるよ」
ぼそっとつぶやいて寝返りを打った。
---
ボーーーーン
ボーーーーーーーーーーン
7:00を告げる鐘が鳴った。
「あああ。」
おおあくび。
「、、、、服は、、、あ、玄関にある」
鍵を開けると、廊下にある服をそっと掴んでまた鍵を閉めた。
浴衣を脱いで、今までの服に着替える。
「なーーーにやるんだろな、ここ。」
浴衣を持って、部屋を出る。
「そう言えば俺、昨日風呂入ってないじゃん」
寝落ちしたんだ。
でも、体は臭くない。
ああよかった(のか?)
部屋の鍵を閉めると、廊下を歩いてみる。
昨日来た方向の反対にロビーがあるみたいだ。
いってみるか。
美味しそうなパンの匂いがする。
あ、朝ごはんか。
---
二話へ続く、、。
次回はらっだぁ運営様が出てきます。←重要📢
(らっだぁ運営様のイメージを傷つけられたくないっ!って方はブラウザバック🔙推奨です。)