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後輩くんに告白される?
全校レクが、あった数日後。佑奈と雄大は一緒に帰ることになった。たまたま、玄関で会ったからだ。だが、沈黙があり、2人とも、気まずかった。中学校を出て、数メートル。ようやく、雄大が口を開いた。
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雄大「お前、好きな人いるの?」
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佑奈は戸惑った。なぜ、雄大が、そんな事を言い出したのか、疑問だったからだ。実は、前に雄大に言われたことがあった。それは、
「お前、次から次へと男子を移り変わるな。」と。ようやく、その言葉を、理解したのだ。
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佑奈「いるよ。でも、お前に言う権利ないし。」
雄大「俺も、いるけど、お前が教えないなら教えん。」
佑奈「どんな子?」
雄大「先輩。お前は?」
佑奈「後輩。」
雄大「1歳か、2歳年下?」
佑奈「2歳年下。雄大は、1歳か、2歳年上?」
雄大「2歳年上。何組?」
佑奈「6組。お前は?」
雄大「5組。」
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2人とも、気づかないまま、家に帰宅した。