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カゲロウデイズ
そらちゃん誕生日おめでとう!
ら=ラメリィ
そ=そらねこ
カゲロウ=か
ラメリィside
僕には大切な人がいる。
鈴を転がすように笑い、優しい声で名前を呼んでくる。
けどその人には好きな人がいる。
俺は一緒にいられるだけでも幸せだった。 どんなに片思いでも。
けどそんな幸せも一瞬に消すことがあるだなんて思いもしなかった_____
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8月14日の12時半
この日はすごいほどに天気が良かった。
日差しが病気になりそうほど強い。
大切な人…そらねこが突然会おうと言って公園に来たけどすることがなく、結局ベンチに座って話すことになった。
ら 「そらねこ話すことないんだろ?なんで公園まできたんだよw」
そ 「気分です!」
ら 「おい」
そ 「…僕、夏が一番嫌いです」
ら 「そらねこどうした?突然。しかもなんで嫌いなんだ?」
そ 「暑いってのもだし…”あの人”が特に出ないんですよ」
ら 「あの人って…そらねこが前言ってた好きな人、?」
そ 「はい。」
そ 「あの人…冬も外でないんですよね、、」
ら 「そらねこもそうだろ」
そ 「確かにですw」
俺が暑がりだったらどんなに嬉しかったんだろうか
無理なのはずっとわかってる。そらねこは俺以外の人が好きなんだから。
少しは期待させてほしかったけどな…
そ 「あ、!猫だ!」
ら 「ほんとだ、野良かな」
そ 「君~?どこからきたの~?」
ら 「ナンパかよw」
そ 「あ!!」
人間が苦手なのかそらねこの手が近づいた瞬間すぐ逃げて行った。
俺だったら絶対逃がさないのになぁ…
そ 「待って!そっち危ないよ!」
ら 「は、そらねこ?!」
そらねこは逃げた猫を追いかけた。俺も追いかけている。
ら (黒猫…なんか不吉だな…)
なんて考えながら猫は横断歩道を渡った。
そして今の信号は...赤だ。
そ 「危ないッ!」
そらねこは赤信号の横断歩道を突っ切った…はずだった。
その瞬間にトラックが突っ込んできたんだ。
そのトラックはそらねこを轢いた。
黒猫はそらねこが庇ったおかげで無傷だ。
猫を庇ったそらねこの真っ赤な血飛沫がこっちまで飛んできた。
それは…もちろんそらねこの血。
ら 「噓だよな…?そらねこ?!噓だよな?!」
? 「本当だ」
か 「噓なんかじゃない。そらねこはトラックに轢かれて死んだんだよ」
陽炎がにぃっと笑った。気味の悪い。
急に視界が歪んだ。現実を受け入れれなく気絶したのだろう。
最後に聞こえたのは陽炎と同じ気味の悪い笑い方をした猫の鳴き声だった__
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目を覚ました時、俺は自分の部屋のベッドにいた。
きっと次の日になったのでは、そう思いスマホで時間を確認する。
今は8月14日の12時半過ぎだ。
ら (今日…のは夢だったのか、?)
メールの送信音が鳴った。
そらねこからだ。
そ 『ラメリィさん、この後話せますか?』
ら 『いいけど…なにかあったか?』
そ 『気分です』
ら 『おい』
好きな人のお願いだ。断れるわけない。正夢にならないことを願うか
そ 『××公園に来てください!』
ら 『わかったよ』
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その後夢とは違う話をした。
そ 「あ、この後シエルとマオ(そらねこの飼い猫)にご飯あげなきゃ…」
ら 「俺もO-3と収録あるじゃん」
そ 「帰りますか」
ら 「だな」
そらねこの帰り道は横断歩道を通らないはず…
もうあのことはないだろう
あれは悪夢だったんだ。
周りの人がおかしい。
何故か周りの人みんな上を見て口を開けて止まっている。
俺も上を見上げた。その時…
「キャァーーーーーー!!」
誰かの悲鳴が上がった。
空から鉄柱が降ってきたんだ。
その鉄柱はそらねこにわざと当てるかのように。
その鉄柱はそらねこを突き刺した。
また、そらねこは死んでしまった。
そらねこは何故か笑っているように見える
ら 「これも悪夢だ…きっと…きっと、、、!!!」
か 「悪夢でも夢でもないぞ」
夢で見た陽炎がいた
そして見覚えのある不気味な笑みを浮かべた
そこでまた俺は記憶がなくなった。
また8月14日の12時半すぎに戻っていた。
夢じゃない、繰り返してるんだ。
このループを止める方法、それは
そらねこを死なせないことだ
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俺は何度も戻り、何度も失敗した。
猫を触らないように行ったり、座るベンチの場所すら変えたりした
でも、どんなに今までの死に方を避けても必ずそらねこは死ぬ。
一体どれくらい繰り返したんだ
俺は永遠に8月14日から逃れないのか…?
いや…こういうループを終わらせる方法はいくつか聞いたことある。
それなら…!
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□×○△回目。
最初に死んだあの時に戻っていた。
そ 「あ、!待って!」
そう…ここで2人が追いかける。
きた。横断歩道。
やっぱり信号は赤だ。
そ 「!?」
やっぱりそらねこは飛び出す。
それを俺は…
ドンッ
そ 「わッ⁈」
そらねこを勢い良く横断歩道から出した。
代わりに俺は…
トラックに轢かれた。
そ 「?!ラメリィさん!!」
すごく痛い。 そらねこは泣いている。
泣きながら俺を見ている。
ら 「そらねこ、?お前は…幸せになれよ…?」
か 「……」
ら 「どうした?不満そうだな」
か 「…くだらない」
ら 「そうか…」
ら 「ざまぁみろよ ニコ…」
と俺は少し笑った。
最初からどんなに変えてもそらねこは死ぬ運命。
それはどうやっても変わらない
どちらも生き残ることなんて最初から無理だったんだ
誰かが死ぬ運命を変えたければ別の誰かが犠牲にならなければならない。
それが俺だっただけ。
ここで俺は意識をなくした。
俺はここで8月14日は終わった。
まぁ明日も迎えることはできないが
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そらねこside
8月14日
僕は自分の部屋で目が覚めた。
そ 「またダメだったかぁ…」
と猫を撫でながら一人呟く。
そ 「助けれたら必ず言います。」
そ 「『好きです』って…」
2人はこの日を終えることはできない。
一生8月14日なのだ。
今回二日かけて書きましたw!
一応本編だけで2676文字いきました!
久しぶりすぎて時間かかったw
また今度!