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自分がこの家の頂点にいると思っている猫。#2
2話来ました!!
とある応援によって、勇気が出たので2話です!
・・・よし!このまま頑張るぞ!!
さて、今日も私があなたより地位の高い存在ということを知らせるため、キャットタワーにのぼるわ。
―リン、朝はいつもそこにのぼるよね。
む、これはつまり・・・。
『たまには一番上までのぼったら?この家の頂点にいるんでしょ?だったら頂点にのぼりなさいよ~』
というゲス人間からの挑戦状ってワケ!?!?
悪いけど、私だって本気出せばあんたたちなんか一瞬で吹っ飛ぶんだからね?
いいわ!今日こそ頂点にのぼって、人間どもをあっと言わせて見せるんだから!
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ふう、やっと頂点にたどり着いたわ!(ちょっと怖かったけれど・・・。)
それにしても、頂点からの眺めっていいわね・・・。すべての世界を見渡せる・・・(実際は部屋です)。
普段は高くてのぼれない窓際も、頑張ればぴょんと飛び移れるわ!
・・・その挑戦はまた今度にしましょう!
―リン、ご飯の時間よー。
この前と同じ呼びかけ、つまりごはんね。
そして私は、完璧な飛ぶ姿勢に入った。
今から自慢の体のばねを使って華麗に飛び降りるわ。
3、2、1、降り・・・
・・・。
まっ、まあいいわ。この前給料日前って言ってたしどうせ安いごはんでしょう。
人間ってのは安いごはんってよく隠すもんね。
お腹はめっちゃすいてるけど。
―リン?3か月前くらいに食べたあのご飯よ?久しぶりに売ってたから買ってきたの!ほら、「猫が喜ぶ究極の猫缶」ってやつ!
あ・・・あれかよぉぉぉ!!!!
おいしすぎてシェフを今すぐ連れてきてほしかったレベルの超絶おいしい猫缶・・・。
確実に降りなくてはいけないわ!このまま逃すことなんて、この高貴な私にはできない!
頑張って飛び降りろ、私!
そうそう頑張るの頑張るの、私はやればできる高貴な猫よ。何ならやらなくてもできる(?)高貴な猫。
―もー、順番に降りてけば降りられるのに、なんで飛ぼうとするんだろ。
ん?順番だって?
とばなくても降りる方法があるの・・・!?
なんでその方法早く教えないのよ!
まあ教えられてもただの人間の知恵を生かすなんてことしないんだからね!
今日も私は高貴だわ。
あの頂点には、ちょっとほこりが溜まってたわ。きっと私が頂点にのぼるのを待ってたのね。
それにしても・・・順番かぁ・・・。
今回は筆が進んで長めになりました。
(その分内容が薄くなった気もするが、それは気のせいにしよう。)
そして、ちょっとリンちゃんの勘違い高貴女としての高貴度が下がったと思います。
わざとじゃないんです。ちょっと前回の書き方を忘れたような感じです。
飼い主さんの名前、いろいろな意見がありました。
結構いいの多かったんで、まだ選ぶの悩む・・・。
まだまだ名前は募集中です!時間がないのとかも重なるので5話くらいまでは大丈夫だと思います(笑)