公開中
只、息ヲスルノモ苦シイ
世界は、どうしてできたのだろう?
私は、今日朝起きてそう感じた。
スマホを開き、とあるサイトに行けば…毎分毎秒更新される文章とそれを見て浮かれる、嬉しくなる、悲しくなる、怒る…。
感情豊かな人間達の溜まり場SNS。
感情豊かな、家畜の溜まり場地球。そんな世界に私は産まれた。
実際、産まれた事に一切不満は無い。
嫌、不満はある。
金を稼げる大人が正義。その子供たちは、大人にしたがって動かなければならない。
そんな世界、そんな社会に不満が無い方がおかしいだろう。
只、私の不満はそんな大きなものではない。
そう、ほとんどの人間が通る学業と負の感情の溜まり場こと学校だ。
確かに、社会の方にも不満はあるが…今は、私の通っている学業の方だ。
私は、学校に入って6~7年が経過した頃から人間との会話が出来なくなってきていた。
理由は、定かではないが…多分、歯車が合わなかったのだろう。
会話、友達、クラス、教室、教員、担任…
様々な圧が、私を苦しめていった。
右を見れば、親の圧力が…左を見れば、クラスの圧力が…。
下を見れば、人生と言う圧力が…上を見れば、友人、人間関係、性別という圧力が迫ってきた。
前も後ろも進むことのできない壁がはだかり…私を恐怖で染めって言った。
その恐怖は、初めは気のせいだと感じ…何にも感じなかった。
しかし、8年目に入った頃…。
その恐怖は、痛みとして身体に現れた。
息が出来ないほど、心の臓が痛み出したのだ。
親に言い、病院に行くが…原因は不明。
女友達に、心配されるが…笑い話として飛ばした。
それが、“正解”だと思ったから。
恐怖と、痛みが最高潮…いや、ほぼ最高潮までになった8年目を終え…。
9年目が始まった。
中学校最高学年と言う新しい圧が私を襲い…更に、心臓の痛みは強くなった。
そして、今年受験と言う圧が加わり目が覚めれば…痛みが初めに頭痛。そして、腹痛、その後…追い打ちの様に来る心臓痛。
こんな痛みを毎日受けていく度に…どんどん、どうでもよくなった。
楽しさも、苦しさも、嬉しさも、怒りさえも…。
何も残らない。
何も要らない。
人生なんてそんなもん。
生きてく上で、必要な事は?
涙を流してまで、従う理由は?
金を稼げる奴が正義なの?
子供は、生きている意味は無いの?
何が正義なの?
生まれて何が悪いの?
人生なんて…
こんな、苦しい人生なんて!!
いらない!全然ほしくない!
ただ、只…この世に生きるすべての生物には報われてほしい。
私の命だけで、世界が平和になるのなら何も思わず捧げよう。
私の命だけで、子供が幸せになるのなら難無く捧げよう。
私のこの想いだけで、誰かが生きようと思えるのならどれだけでも送ろう。
私のこの言葉だけで、自殺を止めようと考える人がいるのならその止めようと思った事をどれだけでも褒めてあげよう。
これを読む人間様は、どんな事を思いながら読んでいるのだろうか?
只、息ヲスルノモ苦シイコノセカイデ…。
私は、今日もそう思いながら心臓を痛めた。
担任と他の圧力によって。