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番外編.)あれから10年後。
こんちゃ~おとろみです
久々の「3人の高校生が人○しになる話」です
それでは番外編、どぞ
**あれから十年後**
~めるやside~
俺の名前はめるや。
覚えているか?俺は十年前、人を殺した。
そう、ふゆりを殺した。
あのとき、周りには誰もいなかったので目撃者はいなかった。
だから俺は今もこうして普通に生活できている。
そして今は、26歳だ。
「おいめるや~ねぇお皿洗えって言ったわよね!」
こいつは俺の妻。1年半前、俺たちは結婚した。
高校生のとき、彼女を作ったことがあったが、長続きはしなかった。だからあのときとは別の相手だ。
「俺昨日の飲み会で二日酔い気味だって言っただろ?」
「はぁ?そんなん知ってるわよ!」
「知ってんなら普通頼まないだろ」
「知ってて頼んだんですぅ」
「だからなんだよ笑」
こいつはなかなかの頑固者でね。毎日困ってるんすよ。
でも、そういうところが好きなんだけどね。
「もう知らないっ!家事もしないやつは出ていけ!」
いつもこういうこと言うんだよね。
そっと彼女の背後に歩みより、
「ねぇ俺、ここにいちゃダメ?」
と呟く。
「…………」
無言か。どうしよう。
すると、
「ねぇめるや。いつもいつもへらへらして…本心が分からない。プロポーズしてくれたとき、あたし嬉しかったよ。でも…最近思うんだ…本当にあたしのこと好き?好きって思ったことはあるの?」
突然そんなこと言われるから驚いた。
「…なんだよいきなり」
「はぐらかさないで!あたし…怖いんだよ。めるやって何考えてるのか全然わかんないから…」
「俺のこと疑ってるっしょ。なんでいつもこうなっちゃうんだろうね。自分でも不思議だよ」
「え?何言って……っ」
彼女が途中で言葉を切ったのは俺が彼女を、抱き締めたからだ。
「よく聞いて。俺、お前に嘘ついたことなんかねえよ。お前と出会う前は自分の人格を操作してた。けど、なんでかお前といると、素でいれるんだ。お前は、俺の全てを受け止めてくれた…そんなお前が、俺は好きだ。」
まだ俺が人を殺したことがあるだなんてことは、言ってない。それも受け止めてくれる確信がないから。
「ちょ…なによいきなり…て、照れるじゃない」
「いきなりってなんだよお前に聞かれたから答えたんだし、それに、今言ったことはいきなりじゃない。ずっと前から思ってることだから。」
「もうやだぁ!素直なめるや嫌い!」
嫌いって言われちゃった((((((悲
そして俺たちは、唇を重ねた。
明日が来ないでほしい。ずっとこのままがいい。
だって明日は、あのときの友達と会う予定だから。
---
~同日。ゆおside~
今日はたおきと一緒にりょうとここね先輩のお墓参りにきてる。
月日とは早いもので、もうあれから十年もたってしまった。
りょうとここね先輩の訃報を聞いたときは、ものすごく驚いた。しかも犯人が、りょうと幼馴染みのふゆりちゃんと同じクラスのみおちゃんだなんて、誰が想像できただろうか。
俺はあのあとすげえ落ち込んだ。たおきは魂が抜けたみたいな顔してるし、めるやは何も言わないし。
あのときは荒れてたなぁみんな。
りょうのお墓に花を飾り、ろうそくと線香に火をつけ、手を合わせる。
「元気?家族とは幸せにやってる?ここね先輩をゲットできてる?明日はな、高校の時つるんでた奴らで集まるんだ。お前も来いよな、りょう。」
そう告げて、ここね先輩のお墓に向かおうとすると、たおきの声が聞こえたので、その声をたどる。
「ゆお!蜂がいるんだ!どうにかしてくれ!」
「なんだよ情けないなぁいい大人がよ~笑」
「だってだって俺が虫苦手なこと知ってるだろ!?」
「フッたしかにな」
たおき、こいつはわりと寂しいやつ。高校の時もここね先輩に告って断られたし、年齢イコール彼女いない歴らしいしよ。
まあただこいつはなかなか頑張ってるんだけど、報われないんだよね。なんでなんだろうな。
「ゆおお前ムカつく~まさか俺を見捨てたりなんかしねぇよな?お前の奥さんと子供に俺の立場取られたら悲しいぜ」
「フフッ誰がお前を見捨てるかよ」
「おっお前ぇ!俺、お前が好きだ!結婚しよう!」
「やだよお前みたいなむさ苦しいやつと浮気とか笑」
「んだよぉ相変わらずつれねぇなぁ…」
「そう気をおとすなって。もうすぐ運命の出会いがあるはずだから」
「その理論はいずこから?」
「ん~知らん!勘だよ」
「ふぅん。もうマッチングアプリでも使おうかな。お前もめるやも順調に結婚しやがってよ~お前に関しては子供までつくっちまってよ~」
「まぁまぁ落ち着けって。ほら、ここね先輩のお墓参りして早く帰ろうぜ。」
「…うん」
ここね先輩、たおきは今も、あなたのことを忘れられないみたい笑
りょうだけじゃなくてたおきのそばにもいてあげてくださいね。
「たおき~挨拶おわったか?」
「おう!好きですって言っといた!」
「ボソやっぱり未練があったのかボソ」
「あ?聞こえてんぞぉおらぁ」
「ごめんてwwwwwwwww」
「おい絶対ごめんなんて思ってねぇだろ!」
「うん、思ってない。よく分かったね」
「おいそこはお世辞でも"思ってる"って言うもんだろ!」
「ははっ!だぁれが言うかよ~~!」
「このやろぉっ!許さんからな!」
「いいよ~別に許してもらわなくても」
「も~ゆおのケチ!奥さんに言いつけてやる!」
「どうぞご勝手に~」
「まったく、隙のねえやつだ…」
とぼとぼと歩くたおきの背中は、小さくて、でも、頼りになるような、そんな感じがした。
どうか、たおきに春が訪れますように。
---
~翌日。ゆおside~
「あなた~今日は同窓会行くんだっけ?」
「おう。まあ同窓会というより"友達と再会しよう会"みたいな感じだけどな」
「あなたは酒癖悪いんだから飲みすぎないように気をつけてね」
この人は俺の女房。一緒に家庭を築く大切な家族だ。
「パパ!だるまさんがころんだしよ!」
こいつは俺たちの息子。
「ごめんなぁ今日はママに遊んでもらってな」
「なんで?パパ、きょうおしごとなの?」
「ううん。今日はな、お友達とお遊びしてくるんだ」
「パパのおともだち?」
「そうだ」
「そっか!いってらっしゃい!」
「ありがとな。いってきまーす!」
すると台所からパタパタと足音が近づいてきた。
「ゆおさん!いってらっしゃい!」
わが女房だ。
2人に送られて、俺は家をあとにした。
---
会場に着くと、すでにめるやがいた。
会場とは言ってもカラオケボックスなのだが。
今日、この予定を共有しているのは、
俺(ゆお)、たおき、めるや、それと同じクラスだった人たち5人(男2人、女3人)だ。合わせて8人。それと、りょうも。
「めるや、久しぶり。」
「おう。」
めるやの返事は素っ気なかった。
まあ、あのあと少し気まずい関係だったからな。
りょうたちが死んでから、めるやは俺たち(ゆお&たおき)を避けたから。
なんでか知らないけど、多分、俺たちといるのが嫌になったのだろう。
"あのゲーム"を一番面白がっていたのは、めるやだった。勝手に言い始めて、勝手に終わらせて、そんな俺が嫌になったのだろう。
他のメンバーが揃うまでこの空気はまずいが、話題がない。
すると、
「元気だったか?」
めるやがそういった。
あれ?口調が変わってる?
めるやだったら、「げんきだったぁ?」って言ってそうだけど…
「うん。元気だよ。めるやは?」
「ああ。俺も元気。」
やっぱり口調が違う…
「ゆおは、もう子供がいるんだっけ?」
「うん。なんで知ってるん?」
「…う~ん、秘密かな」
「なんだよそれ怖いって笑」
「はは。ただ人伝に聞いただけだよ」
「そっか。それならそういってくれればよかったのに笑」
「そうだね…………ごめんな、ゆお」
「?」
「俺、ずっとおかしな口調だったろ?」
話してくれるのか?聞かずして知れるとは。
「うん、」
「本当の俺はあれじゃなくて、これだから」
「え?」
「あの変な口調の俺は俺じゃない。」
「そ、そうなのか…?」
「ああ。ずっと騙してたみまいになっちまった。すまない。」
頭の処理が追い付かない。
「えっと…じゃあ、やっと本当のめるやと話せてるってこと?」
俺がそういうと、めるやは目を大きくした。
そんな驚くようなこと言ったっけ、?
「はは。そうか…そうだった。ゆおはそういうやつだったな」
俺の頭のなかには、はてながズラリと並んでいる。
すると、ガチャっと音がして、たおきと、|一男《かずお》と、|一美《かずみ》と、|ニ子《にこ》が入ってきた。
(同クラだった人たちの名前は決めてないので、仮で、
男1人目→|一男《かずお》
男2人目→|二郎《じろう》
女1人目→|一美《かずみ》
女2人目→|ニ子《にこ》
女3人目→|三花《みか》
っていうことにします!覚えなくても全然大丈夫です!)
一男「おっ!2人ともはえーな!おひさ!」
一男はわりと常識人だが、なかなかに面白いやつだ。
ゆお「久しぶり!みんな元気してた?」
一美「うんもう元気いっぱい!」
妊娠しているためか、お腹を大きくさせているが、とても元気そうだ。
ニ子「私も元気だよ~」
ニ子は、高校時代から変わらぬショートヘアーがよく似合う子だ。
たおき「あ!めるやだ!久しぶり!」
めるや「ああ。たぬきは相変わらず元気だな」
たおき「おう!もう元気いっぱいだよ!じゃなくて!俺はたぬきじゃねぇ!」
一男「なんて華麗なノリツッコミ!」
久々の再会に、みんな大盛り上がりだ。
すると、たおきがおれのとこに近づいてきて、
「おい、ゆお。めるやってなんか無愛想になった?」
と言った。
さすがたおき、お前も気がついたか。
「さっき少し話したんだけど、今のが本当のめるやらしいよ」
さっき聞いたことを伝えると、たおきは顔にはてなをはりつけた。
その間抜けな顔が面白くて、つい笑ってしまった。
だがその笑い声も、新たな|闖入者《ちんにゅうしゃ》によってかき消された。
その闖入者とは、|二郎《じろう》と|三花《みか》だった。
二郎「おらぁ!みんな歌うで!!」
約10年ぶりに会った旧友との第一声がこれだ。
二郎は、なかなか騒がしいやつだ。変わらないな。
三花「どうも」
三花ちゃんはおっとりしていて、当時、学級委員をつとめていた頼りになる子だ。
二郎「宴じゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
二郎のその一言で、みんなの士気が一気に上がった。
みんなで順番に歌い、ときには昔の思い出話なんかもした。
随分と酒の入ったたおきは、もうすでに昏睡状態にある。
二郎「おいゆお!おめぇ飲まへんの?酒余ってんねん!」
ゆお「俺さ、酒癖わるくてよ~」
二郎「さいでっか!初耳や!」
三花「ゆおさんが酒癖悪いとか、ちょっと意外」
一美「え~それなぁヒック…ゆおくん真面目ってイメージヒックあるからヒック」
ゆお「一美ちゃん飲みすぎ笑」
一美「え~そう?ヒックフツーらけどぉ?ヒック」
三花「お腹に赤ちゃんいるのに大丈夫なの?」
一美「ふぇ?ヒック……ヒック………バタッ」
二郎「おい一美が脱落したで!」
ニ子「みんな飲みすぎ笑。二郎が飲ますからでしょ?」
二郎「ほんま?俺のせいなん?」
ニ子「それ以外なにか理由あんの?」
二郎「う~ん。ねえな!俺のせいや!ほんまごめん!」
ちょっと乱闘がおきそうだったが、二郎の持ち前の素直さでそれはなかったのでよかった。
ふと俺はめるやの存在を思い出した。
あいつ、完璧に存在感消しやがって。
だが、カラオケボックス内には、脱落者が2人と、俺、一男、二郎、ニ子、三花の7人しかいない。
なんど数えても同じ結果だった。
ゆお「なぁ、誰かめるやがどこか知ってる?」
一男「僕はなんも知らない」
二郎「え?めるやおらへんの?」
一美「……………………………(昏睡)」
ニ子「えね。いつの間にか消えてた。」
三花「トイレでしょうかね…?」
ニ子「いや、結構前からいないよ」
二郎「あいつ逃げたんか!?許さへん!」
まじでどこに行ったんだろう。
---
~めるやside~
今からだいたい1時間くらい前。俺はトイレに行きたくなったので、カラオケボックスから退室した。
ところが戻ろうとすると、室内からばか騒ぎをする声が聞こえて、なんとなく入れなかった。
結局、ぐずぐずしていると、1時間がたっていた。
ゆおっていいやつだなぁ。さっき、改めてそう思った。
騙してるみたいになってたのに、「やっと本当のめるやと話せてる」なんて言ってくれちゃって。
本当は、すげえ嬉しい。罵られると思ってたから。
さて、どうしようか。戻ろうかな。
もう一度部屋に近づくと、中は静かだった。
どうしたんだろう…?
微かに声が聞こえる。
「あいつ……帰った……勝手に………………んだけど」
「ほんま……めるや……そういうやつ…………やけどな」
─────ほらね。
これがふつうの反応だよね。
そうだ。ゆおがおかしいんだ。
あいつの優しさになんか甘えちゃだめだ。
ガチャ
突然、扉が開いた。
俺はとっさに逃げた。
「あれ?めるやいるやん」
ゆおだった。
隠れるには時間が足りなかった。
ばれた。
「ごめん俺かえ………」
「よかった!体調崩したか帰ったのかと思ったよ!」
ゆおの声が俺の言葉をきった。
「もどろ~!」
「いや、俺帰るよ」
「えっなんで!?」
ゆおがあまりにもすっとんきょうな声を出したので思わず吹き出してしまった。
「おい笑うなよ!」
なんて言うけどゆおも笑っている。
「めるや………?なんで泣いてんの……?」
「え?」
頬に手を当てて初めて気がついた。
「…………なんで」
「いやそんなの俺が聞きたいわ笑」
すぐに分かった。涙の|理由《わけ》を。
温かいこの優しさで、今までの葛藤が溶けていっていたのだ。
「話きこうか?辛いことでもあった?」
今、ここで|あの事《事件》のことを話せば、きっと楽になれる。
俺は、決心した。
「ゆお。話さなければいけないことがある。」
「お、おう」
「俺の話をきいて通報するかしないかは任せる」
「え?通報?なんのこと?」
「十年前の、あの事件」
「え………?」
「ふゆりを殺したのは、俺だ」
「え?どういうこと?え?ふゆりちゃんは行方不明になったんじゃないの?」
「いいや。俺が橋から突き落とした。」
「なんで!?」
「………小学生のとき、ふゆりにいじめられてた。そのあと転校して、変な口調で話すようになった。高校で再会して、、。久しぶりに会話したなぁと思ったらりょうを殺したなんて言うから堪忍袋の緒が切れたんだよ」
「…………そんな……。」
「人殺しでごめんな」
「じゃああのあと俺たちを避けたのって………」
「ああ。善良なお前らと一緒にいる資格はない。ただそれだけだ。」
「そうなのか…………」
「だからもう俺とは………」
「よかったぁ…俺たちのことが突然嫌いになったのかと思ったじゃないか。なんだぁそうだったのか。」
まただ。
こいつは正直おかしい。
俺が人を殺したことよりも、俺がゆおたちを避けていたことにフォーカスを当てている。
過去は過去、今は今。と考えることのできる脳なんだろう。
「通報するか?」
一応きいておく。ゆおなら、通報しないだろう。
そう、確信したから。
「しないよ。親友を売るようなことはしたくないし、10年もたってるんだ。今さら警察も相手になんかしてくれないだろ。」
あ、と言ってゆおが言葉を繋ぐ。
「これ、たおきには言わない方がいいな。あいつは口が軽いから。だから俺とめるやだけの秘密な」
ちゃんと、黙っててくれるんだ。
そういうことを自然とできるゆおはやっぱりすごいな。
「ゆお、やっぱりお前いいやつすぎるわ」
「え?なにいきなり。」
「や、思ったこと言ってみただけ」
「過大評価はいけないよ。俺はめるやが思ってるほどいいやつじゃないから」
「じゃあ、お前はお前が思ってるよりいいやつだ。」
「なんだよそれ笑まさかお前も俺のこと好きになっちゃった?結婚したくなった?」
「お前《《も》》ってなんだよ笑」
「昨日たおきに告られたからさwwwwwww」
「なんだよそれ笑たおきみたいなやつと浮気できるかよ笑」
「いやそれな笑笑。たおきもいい出会いができるといいよな」
「ああ笑。あいつまだ結婚してないのか。寂しい野郎だな笑」
「だよね笑。そういやめるやの奥さんに会ったことないや。どんな人なの?」
どんな人………?
そう言われると難しいな。
「…………………短気だけど、どんな俺でも受け止めてくれる、優しい人。かな」
「え~いいね。高校んときの彼女は?どのくらいで別れたの?」
「3日」
そう言うと、ゆおは吹き出して大笑いし始めた。
「………おい。なに笑ってんの笑」
「だってだって笑思ったより短かったwwwwwwww」
なんで……ゆおといるとこんなに楽しいんだろう。
ふと、そう思った。
「今度奥さんに会わせてよ。会ってみたい」
「え。いきなりなんだよ。」
「気になるやん。親友がどんな人と結婚したのかな~って」
「………あいつ(妻)がよければ。」
「やったぁ。じゃあ奥さんに伝えといて。"俺の大大大大親友がどうしても君に会いたいって言うんだ。どう?"って」
「大大大大親友ね笑。了解。」
「いいんだ笑。俺の妻にも会わせてやるよ笑。ついでに子供も。」
なんで会わなきゃいけないのか、と一瞬思ったが悪くないなと、思ってしまった。
ほんと、この男はすごいやつだな。
「おう。サンキューな。」
十年ぶりに話した友達が、変わっててもこうやって前と同じように話してくれるんだ。
そこに、気まずくならないように。とか、そういう気遣いとかは感じなくて、ただただ、居心地がいい。
魔法でも使ってるのかな、と疑うほどに。
「いいってことよ!」
1つの約束を交わした俺たちは、部屋に戻り、みんなと深夜まで騒いだ。
たおきと久しぶりにたくさん話したりもした。
ずっと忘れたかった昔を思い出したりしたけど、そこには懐かしさが残るばかりだった。嫌だ、と思うことは不思議となかった。
今日、ここに来て本当によかった。
あんなに気が乗らなかったのに。
また1つ、居場所が見つかった気がして嬉かった。
どうか、みんなの幸せが続きますように。
どうか、たおきが運命に巡り会えますように。
俺が誰かの幸せを願う日がまた来るとはな笑
読んでくれてありがとうございます
うん、長いですね笑
気持ちの悪い終わり方でごめんです
リクエストあれば書きますんでぜひ
ではまたどこかで