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君を傷つけたくない👍【五代雄介 × 一条薫】
占いツクールで投稿したものです!!
五代は毎回身を犠牲にしてまでみんなの笑顔を守る。誰かにやれとはいわれてない、自分が『守りたい』から守っている
だけど、毎回みんなの笑顔を守るたびに裏ではこっそり、自分が傷ついている
本当は巻き込むつもりはなかった。彼には、彼には
✳︎✳︎病院
「一条さん。来てくれたんですか」
「あぁ、体調はどうだ?」
「大丈夫です!椿さんもこの調子なら数日には完治するって言ってました!」
「……そうか」
一条は五代が頭に包帯を巻いた状態でもにっこり笑う様子を見て、呆れたようにふっと笑う
「そういえば、あの女の子無事でしたか?」
「あぁ、あの後ご両親にも会えたらしい」
「良かった、あの子お父さんやお母さんにも無事会えたんですね」
あの女の子とは、グロンギが襲っている人間と偶然条件が一致してしまい、襲われかけた5才ぐらいの子供のことだ
それを見つけた五代はすかさず変身して女の子を守った。彼はあの後どうなったかずっと気になっていたようだ
五代は他人の癖に身内のように安心し、笑顔を浮かべて安堵の言葉を言う
一条は毎回そんな様子を見ていて複雑な感情になる
「……」
一条は「この複雑な感情は一体なんだろうか、何故こんな感情になる?」と自覚はあるようでないような考えを浮かべる
一条は美形だし、学生の頃はモテていた。だが、一条自身は「自分なんかよりももっといい人がいる」と、言ってしまい、これと言って永く付き合った相手などもいなかった(小説版情報)
そういう馬鹿真面目なタイプなため、世の中では「ある意味残念なイケメン」でもあっただろうし、自分や相手の恋愛感情なんて全く分からない
「一条さん?どうしたんですか、そんな表情で」
一条が何か悩んでいるような表情を浮かべているに気付き、五代は首を傾げながら聞く
「……いや、なんでもない。……それより、ずっと聞きたいことがあった」
「なんですか?」
「……なんで、五代は。そんなに自分を犠牲にしてまで変身して、そして誰かの笑顔を守るんだ?」
「……」
一条がそう聞いた後、五代は一瞬考えて言った
「みんなから、笑顔が消えてほしくないんです。グロンギのせいで、みんなの笑顔が」
なんとも彼らしい答えだった。「みんなの笑顔を守るためなら犠牲になっても構わない」。ヒーローのような台詞だが、別に五代は自分のことをヒーロー、正義なんてこれっぽっちも思ってない
彼は人から笑顔を奪うのが許せなかった。それが理由で戦っていた
「……そうか。……五代らしいな」
一条はそのことを分かっていてそう言った。これを聞いたのも、こんな返しをされると分かった上で聞いた
だけど一条には人の笑顔を守るために自分の笑顔が無くなって欲しくなかった
今は目の前で笑っているけど、いつかその顔が無くなると思うと怖くなった
「……五代、本当は、お前にはただ笑って、色んな人の笑顔を増やして、そうやって生きて欲しかった」
「……」
「お前には本当に悪いと思っている、だから──」
「一条さん!」
一条が続けて言おうとした時、五代が大きな声でその言葉を遮る
「……俺は、後悔してません。辞めたければ辞めています。だけど、俺はこの力で、みんなの笑顔を守りたい。そう思ったから戦ってるんです」
「だから、一条さんたちは悪くありません」
五代が真面目な顔でそう言いながら最後はニコッと笑う
一条はそんな様子に「……全くお前は、……」と呆れたような、拍子抜けしたような声で言う
「……なら、お前が人々の笑顔を守るなら。……五代の笑顔を俺が守らせてくれ」
一条はそう言いながら五代の目を見つめる
ずっとそう宣言する前からそのつもりだった
一条は知らず知らずのうちに五代が笑顔のために戦って、笑って、そんな様子を見ていて、いつの間にか惚れていた
「……ありがとうございます。一条さん、……じゃあ、一条さんが俺の笑顔、守ってください!」
五代はそう言いながらニッコリ笑いながらサムズアップをする。一条はその様子を見てふっと笑いながら頷いた
クウガ26周年!!(多分遅い)