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これでも太宰の相棒です
『さぁて芥川君。|規則《ルール》を決めよう。』「規則?」『うん。とっても簡単。
僕を捕まえて気絶させ、牢に入れることができたら君の勝利だよ。僕の勝利は…君を10秒以上気絶させられたら僕の勝利だ。』「了解です。では、僕から!!」
そういって龍は僕に向かって羅生門を発動する。『ちょっと上手になったかな?』
ただ、僕の動体視力を舐めないでもらいたい。大体が地面に向かって突っ込むが、
ひとつのかけらだけ僕の後ろに来る。すかさず避ける。_遠くで誰かの足音がしたな、
『誰だい?僕を見に来たのは』「私だよ、麗華君。」『お久しぶりです森先生。』
「突然姿を消した時は驚いたが探偵社にいるそうだね。」龍が攻撃をやめる。
そのすきに私は龍に一発当て、気絶させる。所詮|脳震盪《のうしんとう》だが。
『はい。』「太宰君にも伝えてほしいのだが、マフィアに戻る気はないかね?」
『…僕はないです。おそらく太宰も。』「そうかい。中也君。麗華をあそこへ。」
「了解です、ボス。」『あぁ、あの牢ね。それならそうと言えばいいのに。』
「ここにいるのは紅葉君から聞いていたのだよ。少し面白そうだったものでね。」
『エリスちゃんは元気ですか?ついでに|首領《ボス》も。』「おかげさまでね。」
『じゃあ僕はこれで。中也と牢に行ってきます。』「はいはい。」
そして僕は中也に気絶させられ、牢へと連れていかれた。『んん…、全く…中也のへたくそ』
「あ”?」『ごきげんよう中也。』「あぁ。んで手前はどうする気だ?」『どうするも何もないよ中也のばぁーっか』「ばかはてめえだばーか」『馬鹿っていたほうが馬鹿だし(ボソ』「あ”?」
『ねえ中也』「んだよそんな改まって」『僕はどうなると思う?』「知るかよ」『きっと明日ぐらいに決まるだろうね。さぁーて元幹部で首領補佐の僕は処刑かなぁ?』「勝手にしやがれ」
『ひどいじゃあないか、これでも君の元相棒だよ?』「今ここで殺してやろうか?」
『殺せば君は幹部をやめさせられるだろうね。もしくは…僕と同じ処刑だ☆』
「だから殺さねえよ。」『ちなみにこの後ここにお客さんは来るかい?笑』「何故にこにこしてやがる」『いーやなんでも。下級構成員たちでも来ないかなと思ってね。』「呼んでやろうじゃないか」『いやだよめんどくさい』「はぁ。ま、おとなしくここで殺されとけ。元首領補佐さん」
あ、行っちゃった。『ねえ中也ァ』「あぁ”?」『こーこーにー、太宰がいつか来るよぉー』
「…」え、ガン無視された。
麗華齢からぁなぁいちゃあう((