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歪んだ愛〜推しに溶けるまで監禁されました〜
あなたの推しに監禁される夢小説です、
あなたの推しに当てはめて読み進めていってください。
ヤンデレ濃いめ、一部の人にとってはホラー要素になるかもしれません。
「怖い」
そう思うのが精一杯だった。
・・・私は・・・・
普通の愛が欲しかっただけだったのに
私は、あの日もいつもの日課であるカフェ巡り兼推し活を嬉々としてやっていた。
「え〜このパンケーキおいしそう・・・!!推しぴのアクスタ背景に写真撮ろうっと、」
いつものように、
いつものように、そうして平和に時が過ぎていく・・・
・・・・はずだった。
『 ねえ 』
そう、誰かに呼び止められた。
どこか懐かしいような愛おしいような、そんな、声だった。
推『 ・・・ねえそこの女の子、』
振り向くと、
「え」
推しがいた。
推『 ・・・あの・・・・突然で申し訳ないとは思うんだけど、僕と・・・・』
推『僕とっ、付き合って 』
「・・・・・は??????」
おいおいウソだろ、眼の前に私の夫・・・んん"っ間違えた
私の推しぴが立ってるだけでも気絶しそうなのに
何だよこの状況はなんなんだよ!?!?
あまりにも現実とは思えないきっと夢だ早く起きろ私ッッッッッ母に叩き起こされるッッッ
「・・・・・・は??????(二回目)」
何が起こっている考えろ、これは私の推しぴに扮した犯罪者って場合も・・
『・・・っごめ、急にこんな事言われても当然困るよね・・・//// 』
あっちげえなこのイケボはわいの夫・・・・あっ間違えた・・・・推しぴだあああ・・・・
くそッッッかわいいなおい直視できねえよもうちょい離れろくそっったれええええええうおあああああああああああああああああああああああああ(語彙力は捨てた)
『?どうしたの?』
「っっっっ///////」
むりほんとむりなんなのかっこよすぎるよ、助けて・・・・誰か私を救ってくれる心優しきお方いないの・・・?
『・・・・・・やっぱり・・・・ 』
「え?」
『やっぱり僕なんか駄目なんだ、』
・・・・ん?
「いやそんなことは」
『好きなんだよ、君のことが・・・殺しちゃしたい位に、ね』
「え」
『ずっと前から好きだった、この店によく通ってるのも知ってる、僕のアクスタは必ず持ってきてずっと一緒にいるのも、全部全部全部全部大好きで好きで見守っていたくて離したくなくてかわいくてどうしようもなくてもう抑えきれなくなってこうして告白しても、僕の愛は君に伝わりきらないんだね、』
・・・・・何、
言ってるの?
『・・・もう離さないよ、離すつもりもないから 』
・・・・ねえ・・・・・
『・・・少しだけ、眠っててね・・・♡』
・・・・これは・・・・・・・
「・・・・なに?」
「・・・・・・・・・・・ん・・・・・・・」
起きてすぐに目に入ったのは、誰の部屋かもわからない独房のような殺風景な部屋だった。
「え・・・」
・・・・・ここ・・・・・、
どこ?
私・・・確か・・・
「〜〜っっっっっ!!!!!!」
昨夜の、推しと会ったこと、そして何を言われてどうなったのかも全て、思い出した。
「推しと会えただけでも非現実的なのに・・・」
その推しが、私のことが好き?
あり得ない。
『あ、目が覚めたんだ・・・よかったあ・・・』
「っ!?」
『おはよう、何か食べる?ヨーグルトでもいい?』
「・・・・ここは・・・・どこ、なんですか」
推しに会えただのなんだのと舞い上がってた私が馬鹿だったよ、なんか後悔してきた
『・・・え?ああごめんごめん、ここは僕の家だよ?』
「・・・・私を家に返してください、お願いします」
『何いってんの一生逃がさないに決まってんじゃん♡』
「はっ・・・・?」
『・・・ここなら君の家よりも快適だと思うし、僕がずう〜〜〜っと一緒にいてあげるよ?』
「い、いやだ、やだっ、・・・・・こんなのっ、っやだやだあっ!!!」
『あ、ちなみに次ここから出たいなんて言ったら、ふとももから下切り落とすから♡』
急にそう、低い声のトーンでささやかれる。
「〜〜っ!?!?!?」
『・・・え、何、ここにいるの嫌?』
「・・・〜〜〜っ・・・ ガタガタガタ い、やじゃ、ないっ・・・! ガタガタ」
体が自然に震えだし、己の生存本能でひとまずしばらくは逆らわないことを判断した。
『だよねえ♡』
・・・・ああ・・・神様仏様、助けてください、
私は・・・・このヤンデレの推しぴから、
逃げられない。
ー1ヶ月後ー
私の精神は、もうすでに限界を迎えていた。
「・・・・・・・いえに、
・・・・かえりたい・・・・・・、」
『・・・は?今何つったよ』
「・・・・・・・・・・・・・・・」
『・・・もういい』
「っえ、?」
『・・・この1ヶ月間、君はとうとう僕に心を開くことはなかったね、・・・せっかく優しくしてあげたのに、溶ける程に愛してあげたのに』
『・・・だからもういいよ、』
「え、え、な、に、」
彼の手に、光の反射で光る刃物があった。
『・・・ああようやくだ、ようやく君は僕のモノになるんだね・・・♡』
「やだやだやだやだやだやだまってまってまってちょっとまってよやだやだやだやだやだやだああ”あ”ッッ!!!!!!」
『ー愛してる、永遠にね・・・♡』
お楽しみいただけたでしょうか〜ファンレターくれると嬉しいです!
この後あなたは推しとどうなったか、だって?
・・・永遠に彼のモノになってに愛された、とだけ言っておきましょうか。